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公開番号
2025099909
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216901
出願日
2023-12-22
発明の名称
油中水型乳化化粧料
出願人
株式会社ノエビア
代理人
主分類
A61K
8/89 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
高い紫外線防御効果、安定性及び使用感に優れた油中水型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】
下記(A)~(C)を含有する油中水型乳化化粧料。
(A)油溶性アクリル酸エステル系ホモポリマー
(B)有機紫外線吸収剤
(C)フェニル変性シリコーン油
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記(A)~(C)を含有する油中水型乳化化粧料。
(A)油溶性アクリル酸エステル系ホモポリマー
(B)有機紫外線吸収剤
(C)フェニル変性シリコーン油
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油中水型乳化化粧料に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、紫外線による皮膚への悪影響を防御するため、種々の紫外線吸収剤を含有させた化粧料が開発されている。しかしながら、紫外線吸収剤を多く配合した場合には、紫外線吸収剤の析出、べたつきやきしみにより使用感を損なうという課題があった。
高いSPF値を発揮し、使用感に優れた油性液状皮膚化粧料が開発されている(特許文献1)。しかしながら、紫外線吸収剤の溶解安定性に課題があった。また、SPF値、使用感についても改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-121963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、高い紫外線防御効果、安定性及び使用感に優れた油中水型乳化化粧料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
下記(A)~(C)を含有する油中水型乳化化粧料を提供する。
(A)油溶性アクリル酸エステル系ホモポリマー
(B)有機紫外線吸収剤
(C)フェニル変性シリコーン油
【発明の効果】
【0006】
本発明の油中水型乳化化粧料は、高い紫外線防御効果、安定性及び使用感に優れるという効果を発揮する。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下本発明を実施するための形態を説明する。
【0008】
[油溶性アクリル酸エステル系ホモポリマー]
本発明で使用する(A)油溶性アクリル酸エステル系ホモポリマーは、アクリル酸エステル由来の構造単位の1種又は2種以上の繰り返しからなる油溶性のポリマーを意味する。
アクリル酸エステルにおける脂肪酸の残基としては、直鎖状又は分岐鎖状の飽和脂肪酸残基が好ましい。また、脂肪酸残基の炭素数は、紫外線防御効果、安定性の観点から、好ましくは8~32、より好ましくは10~30である。
アクリル酸エステルとしては、アクリル酸アルキルエステルが好ましい。例えば、アクリル酸デシル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸イソステアリル、アクリル酸ベヘニル等が挙げられる。
これらの中でも紫外線防御効果、安定性の観点から、アクリル酸ステアリル、アクリル酸ベヘニルを用いることが好ましい。
【0009】
油溶性アクリル酸エステル系ホモポリマーの市販品としては、「TEGO SP 13-1」(ステアリル変性アクリレートホモポリマー)、「TEGO SP 13-6」(ベヘニル変性アクリレートホモポリマー)、及び「TEGO SP 13 SUNUP」(ステアリル及びベヘニル両変性アクリレートホモポリマー)(以上、Evonik社製)等が挙げられる。
【0010】
なお、油溶性アクリル酸エステル系ホモポリマーは、1種のみを単独で使用しても2種以上を組み合わせて使用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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