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公開番号
2025099138
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215564
出願日
2023-12-21
発明の名称
データ管理装置およびデータ管理方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G06Q
10/00 20230101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データの真正性を確保する。
【解決手段】仮想サーバ31Aは、監視対象ファイルに関するイベントの発生(アクセス)を示すログデータ(アクセス履歴71)と分散型台帳81とを格納するストレージ54と、分散型台帳81を更新するプロセッサ51とを備える。プロセッサ51は、ログデータから生成されるトランザクションデータを分散型台帳81に格納する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
監視対象ファイルに関するイベントの発生を示すログデータを格納する第1記憶装置と、
分散型台帳を格納する第2記憶装置と、
前記分散型台帳を更新するプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、前記ログデータから生成されるトランザクションデータを前記分散型台帳に格納する、データ管理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、前記ログデータのハッシュ化により得られるログハッシュ値を前記トランザクションデータに含める、請求項1に記載のデータ管理装置。
【請求項3】
前記分散型台帳は、第1台帳および第2台帳を含み、
前記プロセッサは、
前記監視対象ファイルのハッシュ化により得られるファイルハッシュ値を含む他のトランザクションデータを前記第1台帳に格納し、
前記他のトランザクションデータに含まれるデータのハッシュ化により得られるハッシュ値に前記ログハッシュ値が関連付けられるように前記トランザクションデータを生成し、生成された前記トランザクションデータを前記第2台帳に格納する、請求項2に記載のデータ管理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記他のトランザクションデータが前記第1台帳に格納されるたびに前記トランザクションデータを生成して前記第2台帳に格納する、請求項3に記載のデータ管理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記イベントの発生が検知されるたびに前記トランザクションデータを生成して前記第2台帳に格納する、請求項3に記載のデータ管理装置。
【請求項6】
前記イベントは、前記監視対象ファイルに対するアクセスであり、
前記ログデータは、前記監視対象ファイルに対するアクセス履歴を示すデータである、請求項1~5のいずれか1項に記載のデータ管理装置。
【請求項7】
前記アクセス履歴は、前記監視対象ファイルに対するアクセスしたユーザを示すユーザ情報と、前記監視対象ファイルへのアクセス時刻とを含む、請求項6に記載のデータ管理装置。
【請求項8】
前記アクセス履歴は、前記ユーザによる前記監視対象ファイルに対する操作の種別をさらに含む、請求項7に記載のデータ管理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記第1記憶装置における前記ログデータの格納領域のうちの特定領域へのアクセスを制限し、
前記ユーザ情報により区別されるユーザ別に前記特定領域へのアクセス権限を付与する、請求項7に記載のデータ管理装置。
【請求項10】
前記監視対象ファイルは、デバイスから収集されるデータであり、
前記ログデータは、前記監視対象ファイルの収集履歴を示すデータである、請求項1~5のいずれか1項に記載のデータ管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、データ管理装置およびデータ管理方法に関し、より特定的には、分散型台帳技術(DLT:Distributed Ledger Technology)が用いられるデータ管理装置およびデータ管理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2013-235408号公報(特許文献1)に開示されたログ管理システムは、アクセスログ登録手段を備える。アクセスログ登録手段は、ネットワークを介した利用者端末からのファイル記憶手段へのアクセスが行われた場合、利用者端末の識別情報と、アクセス日時と、操作種別とを含むアクセスログをアクセスログデータベースに登録する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-235408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
データの電子的管理においては、データの不正利用が防止されていること、言い換えると、データの真正性を確保することが常に要求されている。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的の1つは、分散型台帳技術を適用したデータ管理装置またはデータ管理方法において、データの真正性を確保することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面におけるデータ管理装置は、監視対象ファイルに関するイベントの発生を示すログデータを格納する第1記憶装置と、分散型台帳を格納する第2記憶装置と、分散型台帳を更新するプロセッサとを備える。プロセッサは、ログデータから生成されるトランザクションデータを分散型台帳に格納する。
【0007】
本開示の他の局面におけるデータ管理方法は分散型台帳技術を用いる。データ管理方法は、監視対象ファイルに関するイベントの発生を示すログデータをプロセッサにより取得するステップと、ログデータからトランザクションデータをプロセッサにより生成するステップと、トランザクションデータを分散型台帳にプロセッサにより格納するステップとを含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、データ(監視対象ファイル)の真正性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態1におけるデータ管理システムの全体構成の一例を示す図である。
実施の形態1におけるデータベースの構成の一例を示す図である。
実施の形態1における仮想サーバの構成の一例を示す図である。
アクセス履歴のデータ構造の一例を示す図である。
実施の形態1における分散型台帳のデータ構造の一例を示す図である。
証拠チェーンおよびアクセス履歴チェーンに格納されたレコード間の関係を説明するための概念図である。
実施の形態1における履歴チェーンの更新処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態2におけるデータ管理システムの全体構成の一例を示す図である。
実施の形態2におけるデータベースの構成の一例を示す図である。
実施の形態2における仮想サーバの構成の一例を示す図である。
検査ログのデータ構造の一例を示す図である。
実施の形態2における分散型台帳のデータ構造の一例を示す図である。
検査データチェーンおよび検査ログチェーンに格納されたレコード間の関係を説明するための概念図である。
実施の形態2における検査ログチェーンの更新処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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