TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025098722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215050
出願日2023-12-20
発明の名称記録装置およびその制御方法、プログラム、記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250625BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】USBバスパワーからの給電と蓄電デバイスの電力とを用いて動作制御を行う場合に、ユーザに適切な通知を行うことができる記録装置を提供する。
【解決手段】外部電源と、内蔵された充電可能な蓄電デバイスとにより駆動される記録装置であって、外部電源からの給電量に関する情報を取得する第1の取得部と、蓄電デバイスの残量に関する情報を取得する第2の取得部と、第1の取得部と第2の取得部により取得された情報に基づいて、記録装置に所定の動作を実行させる制御部と、所定の動作に関する情報をユーザに通知する通知部とを備える。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
外部電源と、内蔵された充電可能な蓄電デバイスとにより駆動される記録装置であって、
前記外部電源からの給電量に関する情報を取得する第1の取得手段と、
前記蓄電デバイスの残量に関する情報を取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段と前記第2の取得手段により取得された情報に基づいて、前記記録装置に所定の動作を実行させる制御手段と、
前記所定の動作に関する情報をユーザに通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記外部電源は、USB端子を介して前記記録装置と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第1の取得手段は、前記USB端子の規格を判定することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記第1の取得手段は、前記USB端子の規格に基づいて、前記外部電源からの給電量に関する情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記第2の取得手段は、前記蓄電デバイスの残量に関する情報として、前記蓄電デバイスの電圧を取得することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記第1の取得手段により取得された情報に基づいて、前記蓄電デバイスの電圧の閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記蓄電デバイスの電圧が前記閾値としての第1の閾値以下の場合、前記記録装置に前記蓄電デバイスの充電動作のみを行わせることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記蓄電デバイスの電圧が前記第1の閾値より大きい第2の閾値より小さい場合、速度を落として前記記録装置に動作を行わせることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記通知手段は、前記記録装置が速度を落として動作を行う場合に、速度を落として動作を行うことをユーザに通知することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記蓄電デバイスの電圧が前記第2の閾値以上の場合、前記記録装置に機能制限のない動作を行わせることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、USBバスパワーからの電力を用いて記録を行う記録装置及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、USB(Universal Serial Bus)インタフェースから供給された電力(以下、USBバスパワー)のみで動作する印刷装置が提案されている。
【0003】
特許文献1には、USBバスパワーによる給電を受け、給電した電力情報に基づいて、印刷が可能であるか否かを判断し、印刷が可能であれば電力情報に応じて印刷制御を実行する印刷装置が開示されている。さらに、印刷不可能と判断された場合に、電力が不足していることを、ディスプレイへの表示、LEDの発光、ブザー音等によりユーザに通知することが開示されている。
【0004】
特許文献1に記載の技術によれば、USBバスパワーにより給電した電力では印刷不可能であった場合に、ユーザがその状態を把握することできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-187045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の特許文献1に記載の技術では、USBバスパワーから給電される給電量だけで動作可能かを判断し、印刷不可能であった場合にユーザへ通知することができる。しかし、バスパワー給電からの給電量だけでなく、蓄電デバイスの残電力も用いて動作制御を行う場合に、ユーザへの適切な動作の通知ができないという問題がある。
【0007】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、USBバスパワーからの給電と蓄電デバイスの電力とを用いて動作制御を行う場合に、ユーザに適切な通知を行うことができる記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係わる記録装置は、外部電源と、内蔵された充電可能な蓄電デバイスとにより駆動される記録装置であって、前記外部電源からの給電量に関する情報を取得する第1の取得手段と、前記蓄電デバイスの残量に関する情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段により取得された情報に基づいて、前記記録装置に所定の動作を実行させる制御手段と、前記所定の動作に関する情報をユーザに通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、USBバスパワーからの給電と蓄電デバイスの電力とを用いて動作制御を行う場合に、ユーザに適切な通知を行うことができる記録装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係わるプリンタの電源供給系の構成を示すブロック図。
接続規格ごとの電力供給量を示す図。
USB給電量、蓄電デバイスの電圧、動作モードの関係を示す図。
プリンタの起動時における処理内容を示すフローチャート。
ジョブ開始から終了までの処理内容を示すフローチャート。
経過時間とEDLCの電圧変化、通知タイミングの関係を示した図。
機能制限時にユーザに表示される通知画面の例を示す図。
第2の実施形態における前回実行したジョブ動作モードと比較する処理を示すフローチャート。
第2の実施形態におけるユーザに表示される通知画面の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許