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公開番号2025098684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214997
出願日2023-12-20
発明の名称表示制御装置及び表示制御方法
出願人株式会社NTTコノキュー
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06F 3/04815 20220101AFI20250625BHJP(計算;計数)
要約【課題】二次元ディスプレイを備える装置を用いて三次元の仮想空間を共有するユーザであっても、共有コンテンツを当該仮想空間の意図した位置に配置することができる。
【解決手段】判定部313は、第1識別情報II1に基づいて、第1端末装置10が二次元画像を表示するか三次元画像を表示するかを判定する。判定部313により第1端末装置10が二次元画像を表示すると判定された場合、第1表示制御部314は、仮想空間VSの天球CSの一部が平面的に表現された平面天球画像PCIを第1端末装置10に表示させる。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
第1ユーザが所持する第1端末装置の種類を示す第1識別情報に基づいて、前記第1端末装置が二次元画像を表示するか三次元画像を表示するかを判定する判定部と、
前記判定部により前記第1端末装置が二次元画像を表示すると判定された場合、前記第1ユーザと第2ユーザとを含む複数のユーザが共有する仮想空間全体の範囲を示す天球の少なくとも一部の領域が平面的に表現された平面天球画像を前記第1端末装置に表示させる第1表示制御部と、
を備える表示制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記第2ユーザが所持する第2端末装置の種類を示す第2識別情報に基づいて、前記第2端末装置が二次元画像を表示するか三次元画像を表示するかを判定し、
前記第1ユーザが、共有の対象となるコンテンツを、前記平面天球画像上の第1位置に配置した場合、前記第1端末装置から前記第1位置を示す位置情報と前記コンテンツの画像を示す画像情報とを取得するコンテンツ情報取得部と、
前記判定部により前記第2端末装置が三次元画像を表示すると判定された場合、前記位置情報と前記画像情報とに基づいて、前記コンテンツが前記天球の面上に配置された三次元の空間画像を前記第2端末装置に表示させる第2表示制御部と、
を備える請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記第2表示制御部は、
前記位置情報の示す前記第1位置と、前記平面天球画像上に配置される他のコンテンツの位置との関係に基づいて、前記コンテンツを前記天球の面上に配置する位置を決定し、
前記画像情報の示す画像の大きさと、前記他のコンテンツの大きさとに基づいて、前記コンテンツの大きさを決定し、
前記決定された前記コンテンツを前記天球の面上に配置する位置及び前記決定された前記コンテンツの大きさに基づいて、前記コンテンツが前記天球の面上に配置された三次元の前記空間画像を前記第2端末装置に表示させる、
請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記第2表示制御部は、前記第2ユーザの姿勢に応じて前記仮想空間において前記コンテンツが配置される向きを決定し、
前記決定された前記コンテンツを前記天球の面上に配置する位置、前記決定された前記コンテンツの大きさ、及び前記決定された前記コンテンツが配置される向きに基づいて、前記空間画像を前記第2端末装置に表示させる、
請求項3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記平面天球画像は、前記天球を円筒及び円錐のいずれかに投影して展開した平面画像の少なくとも一部の領域の画像である、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記第1表示制御部は、前記判定部により前記第1端末装置が二次元画像を表示すると判定された場合、前記第1ユーザの特定の操作により前記第1端末装置に表示された前記平面天球画像をスクロールさせる、
請求項5に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記平面天球画像は、前記天球の全部を前記天球の上方及び下方のいずれか一方から俯瞰した円形の画像であり、
前記第1表示制御部は、前記平面天球画像に表示されるコンテンツが、前記天球の経度に対する位置関係は維持され、且つ前記天球の上方及び下方のいずれか一方に配置されたコンテンツであるほど前記平面天球画像の径方向外側に配置されるように、前記平面天球画像を前記第1端末装置に表示させる、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項8】
前記第1ユーザが、共有の対象となるコンテンツを、前記平面天球画像上の第1位置に配置する場合、前記第1表示制御部は、前記第1ユーザが前記コンテンツを前記平面天球画像の径方向外側に配置するほど前記コンテンツを大きくする、
請求項7に記載の表示制御装置。
【請求項9】
第1ユーザが所持する第1端末装置の種類を示す第1識別情報に基づいて、前記第1端末装置が二次元画像を表示するか三次元画像を表示するかを判定し、
前記第1端末装置が二次元画像を表示すると判定された場合、前記第1ユーザと第2ユーザとを含む複数のユーザが共有する仮想空間全体の範囲を示す天球の少なくとも一部の領域が平面的に表現された平面天球画像を前記第1端末装置に表示させる、
表示制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置及び表示制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等のグラスデバイスを装着した第1ユーザと、パーソナルコンピュータ(PC)等の二次元ディスプレイを備える装置を用いた第2ユーザとが、1つの仮想空間を共有することがある。特許文献1には、所定のオブジェクトに対する第1ユーザの注視位置を示す視線情報を取得し、第1ユーザ又は第2ユーザによる所定の入力情報に基づいて、第1ユーザの注視位置を第2ユーザに提示する情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再表2018/186031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の情報処理装置では、第2ユーザが、他のユーザと共有したいコンテンツを三次元の仮想空間内に配置しようとした場合、第2ユーザが意図した位置に当該コンテンツを配置することが難しいという課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するために為されたものであり、二次元ディスプレイを備える装置を用いて三次元の仮想空間を共有するユーザであっても、共有コンテンツを当該仮想空間の意図した位置に配置できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の好適な態様に係る表示制御装置は、第1ユーザが所持する第1端末装置の種類を示す第1識別情報に基づいて、前記第1端末装置が二次元画像を表示するか三次元画像を表示するかを判定する判定部と、前記判定部により前記第1端末装置が二次元画像を表示すると判定された場合、前記第1ユーザと第2ユーザとを含む複数のユーザが共有する仮想空間全体の範囲を示す天球の少なくとも一部の領域が平面的に表現された平面天球画像を前記第1端末装置に表示させる第1表示制御部と、を備える。
【0007】
本発明の好適な態様に係る表示制御方法は、第1ユーザが所持する第1端末装置の種類を示す第1識別情報に基づいて、前記第1端末装置が二次元画像を表示するか三次元画像を表示するかを判定し、前記第1端末装置が二次元画像を表示すると判定された場合、前記第1ユーザと第2ユーザとを含む複数のユーザが共有する仮想空間全体の範囲を示す天球の少なくとも一部の領域が平面的に表現された平面天球画像を前記第1端末装置に表示させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る表示制御装置によれば、二次元ディスプレイを備える装置を用いて三次元の仮想空間を共有するユーザであっても、共有コンテンツを当該仮想空間の意図した位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る表示制御装置を含む情報処理システムの全体構成を示す図である。
図1の第2端末装置が表示する仮想空間の模式図である。
図1の第1端末装置の構成例を示すブロック図である。
図1の第2端末装置の構成例を示すブロック図である。
図1のサーバの構成例を示すブロック図である。
第2ユーザがVR会議に参加している場合において、第2端末装置が表示する仮想空間の一例を示す模式図である。
第1ユーザがVR会議に参加している場合において、第1端末装置が表示する仮想空間の一例を示す模式図である。
平面天球画像の生成方法の概念を説明するための模式図である。
平面天球画像を含む平面画像全体の模式図である。
第1端末装置のディスプレイにおける操作画面の一例を示す図である。
第2端末装置のディスプレイに表示される仮想空間の一例を示す図である。
第2端末装置のディスプレイに表示される仮想空間の一例を示す図である。
図5の処理装置の第1の動作を示すフローチャートである。
図5の処理装置の第2の動作を示すフローチャートである。
図5の処理装置の第3の動作を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る表示制御装置を含む情報処理システムの全体構成を示す図である。
図16のサーバの構成例を示すブロック図である。
第2実施形態に係る平面天球画像の一例を示す図である。
第1ユーザが共有コンテンツを、平面天球画像上に配置する場合の一例を示す図である。
図17の処理装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.第1実施形態
以下、図1~図15を参照することにより、本発明の第1実施形態に係る表示制御装置の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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