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公開番号2025097143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023213261
出願日2023-12-18
発明の名称シュノーケル及びそれを用いた水泳トレーニング方法
出願人株式会社東京ドームスポーツ
代理人弁理士法人はなぶさ特許商標事務所
主分類B63C 11/16 20060101AFI20250623BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】マウスピースの位置ずれを防止できるシュノーケル及びそれを用いた水泳トレーニング方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 シュノーケル1Aは、一端部が装着者の口元に配置され顔の前面に沿って延びて、他端部が頭部の上方で開口する管状本体3と、管状本体3の一端部に設けられるマウスピース5と、管状本体3の中間部を装着者の額に保持するヘッドバンド7と、を備えている。管状本体3の、マウスピース5が取り付けられる一端部の領域にフレキシブル部8が形成され、管状本体3の中間部から他端部の領域に剛性部9が形成される。これにより、トレーニング時、管状本体3が水の抵抗等を受けて不用意に動いたとしても、管状本体3の蛇腹状のフレキシブル部8がその動きを吸収することができるため、マウスピース5が位置ずれにくくなり、口内にフィットした状態を維持することができるため、マウスピース5のずれによる痛みを防ぐことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一端部が装着者の口元に配置され顔の前面に沿って延びて、他端部が頭部の上方で開口する管状本体と、
該管状本体の一端部に設けられるマウスピースと、
前記管状本体の中間部を装着者の額に保持する保持部と、を備えるシュノーケルであって、
前記管状本体の中間部から他端部の領域は、剛性を有する剛性部で形成され、
前記管状本体の一端部は、柔軟性有し湾曲自在なフレキシブル部で形成されることを特徴とするシュノーケル。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記剛性部は、湾曲可能かつその形状を維持可能であることを特徴とする請求項1に記載のシュノーケル。
【請求項3】
前記管状本体は、一端部から他端部まで延びる柔軟性を有する湾曲自在な管状のフレキシブル部材と、該フレキシブル部材の中間部から他端部の領域に装着される湾曲可能かつその形状の維持可能な形状維持部材と、を備えることを特徴とする請求項2に記載のシュノーケル。
【請求項4】
前記フレキシブル部材は、蛇腹状であることを特徴とする請求項3に記載のシュノーケル。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシュノーケルを装着し、水中において常時呼吸可能な状態で行うことを特徴とする水泳トレーニング方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プール、河川、海等の水中で呼吸するためのシュノーケル及びそれを用いた水泳トレーニング方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、主管の一端側を水面に出して、主管の他端側に取付けられたマウスピースを口に加えて、水中で呼吸できるシュノーケルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平09-030491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、息継ぎを気にすることなく、体の軸がぶれにくくして、水泳の正しいフォームを取得するために、シュノーケルを使用することがある。このようなトレーニングにおいて、泳いでいる動作中に、主管が水の抵抗を受けて、マウスピースの位置がずれて歯茎に当たり、痛みを伴う場合があり、特に、乳歯から永久歯に生え変わり過程の児童の場合、痛みが感じやすいので改善する余地がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、マウスピースの位置ずれを防止できるシュノーケル及びそれを用いた水泳トレーニング方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、一端部が装着者の口元に配置され顔の前面に沿って延びて、他端部が頭部の上方で開口する管状本体と、該管状本体の一端部に設けられるマウスピースと、前記管状本体の中間部を装着者の額に保持する保持部と、を備えるシュノーケルであって、前記管状本体の中間部から他端部の領域は、剛性を有する剛性部で形成され、前記管状本体の一端部は、柔軟性有し湾曲自在なフレキシブル部で形成されることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、トレーニング時、管状本体が水の抵抗等を受けて不用意に動いたとしても、柔軟性有し湾曲自在なフレキシブル部がその動きを吸収することができるため、マウスピースの位置がずれにくくなり、口内にフィットした状態を維持することができるため、マウスピースのずれによる痛みを防ぐことができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1のシュノーケルにおいて、前記剛性部は、湾曲可能かつその形状を維持可能であることを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、剛性部は、湾曲可能かつその形状を維持可能であるため、児童の成長、頭部の大きさに応じて、剛性部の形態を調整することができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2のシュノーケルにおいて、前記管状本体は、一端部から他端部まで延びる柔軟性を有する湾曲自在な管状のフレキシブル部材と、該フレキシブル部材の中間部から他端部の領域に装着される湾曲可能かつその形状の維持可能な形状維持部材と、を備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、形状維持部材を塑性変形させることで、管状本体の剛性部の形状を自由に変えることができるため、フレキシブル部の柔軟性を高めることができる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3のシュノーケルにおいて、前記フレキシブル部材は、蛇腹状であることを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、フレキシブル部材が蛇腹状であるため、自由自在に動かすことができる。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシュノーケルを装着し、水中において常時呼吸可能な状態で行うことを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、水中において常時呼吸可能な状態で水泳トレーニングを行うことができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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