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公開番号
2025097083
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213154
出願日
2023-12-18
発明の名称
車両制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60W
50/12 20120101AFI20250623BHJP(車両一般)
要約
【課題】方向指示灯スイッチの誤操作による不要な予備加減速制御の実行を禁止することができる。
【解決手段】本開示にかかる車両制御装置は、第1及び第2の方向指示灯スイッチのいずれかの方向指示灯スイッチがオンされたことをトリガとして、車両の車線変更に備えた予備加減速制御を実行する機能を有し、第1及び第2の方向指示灯スイッチの一方の方向指示灯スイッチがオンされオフされてから所定時間が経過した後に、第1及び第2の方向指示灯スイッチの他方の方向指示灯スイッチがオンされた場合には、他方の方向指示灯スイッチのオンを少なくともトリガの1つとして予備加減速制御を実行し、一方の方向指示灯スイッチがオンされオフされてから所定時間が経過しない間に、他方の方向指示灯スイッチがオンされた場合には、他方の方向指示灯スイッチのオンをトリガとする予備加減速制御を実行しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の加減速を行って追従走行制御を実行する制御部を備え、
前記制御部は、
第1及び第2の方向指示灯スイッチのいずれかの方向指示灯スイッチがオンされたことをトリガとして、前記車両の車線変更に備えた予備加減速制御を実行する機能を有し、
前記第1及び第2の方向指示灯スイッチの一方の方向指示灯スイッチがオンされオフされてから所定時間が経過した後に、前記第1及び第2の方向指示灯スイッチの他方の方向指示灯スイッチがオンされた場合には、前記他方の方向指示灯スイッチのオンを少なくともトリガの1つとして前記予備加減速制御を実行し、
前記一方の方向指示灯スイッチがオンされオフされてから前記所定時間が経過しない間に、前記他方の方向指示灯スイッチがオンされた場合には、前記他方の方向指示灯スイッチのオンをトリガとする前記予備加減速制御を実行しない、
車両制御装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記第1及び第2の方向指示灯スイッチのいずれかがオンされた後にオフされると、前記所定時間、計時を行うカウンタをさらに備え、
前記制御部は、
前記一方の方向指示灯スイッチがオンされオフされた後に、前記他方の方向指示灯スイッチがオンされると、前記カウンタが計時中であるか否かを判定し、
前記カウンタが計時中であった場合には、前記他方の方向指示灯スイッチのオンをトリガとする前記予備加減速制御を実行しない、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記カウンタは、
前記第1及び第2の方向指示灯スイッチのうち、前記第1の方向指示灯スイッチがオンされた後にオフされると、前記所定時間、計時を行う第1のカウンタと、
前記第1及び第2の方向指示灯スイッチのうち、前記第2の方向指示灯スイッチがオンされた後にオフされると、前記所定時間、計時を行う第2のカウンタと、を含み、
前記制御部は、
前記第1の方向指示灯スイッチがオンされオフされた後に前記第2の方向指示灯スイッチがオンされたときに、前記第1のカウンタが計時中であった場合には、前記第2の方向指示灯スイッチのオンをトリガとする前記予備加減速制御を実行せず、
前記第2の方向指示灯スイッチがオンされオフされた後に前記第1の方向指示灯スイッチがオンされたときに、前記第2のカウンタが計時中であった場合には、前記第1の方向指示灯スイッチのオンをトリガとする前記予備加減速制御を実行しない、
請求項2に記載の車両制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両における制御の1つに、追従走行制御(ACC:Adaptive Cruise Control)がある。ACCにおいては、例えば方向指示灯を点滅させる動作をトリガとして、車線変更に備えた予備加減速制御が実行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-145087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一旦、点滅させた方向指示灯を消灯させようとした運転者が、操作を誤って反対側の方向指示灯を点滅させたような場合には、意図しない予備加減速制御が実行されてしまうことがある。
【0005】
本開示は、方向指示灯の誤操作による不要な予備加減速制御の実行を禁止することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる車両制御装置は、車両の加減速を行って追従走行制御を実行する制御部を備え、前記制御部は、第1及び第2の方向指示灯スイッチのいずれかの方向指示灯スイッチがオンされたことをトリガとして、前記車両の車線変更に備えた予備加減速制御を実行する機能を有し、前記第1及び第2の方向指示灯スイッチの一方の方向指示灯スイッチがオンされオフされてから所定時間が経過した後に、前記第1及び第2の方向指示灯スイッチの他方の方向指示灯スイッチがオンされた場合には、前記他方の方向指示灯スイッチのオンを少なくともトリガの1つとして前記予備加減速制御を実行し、前記一方の方向指示灯スイッチがオンされオフされてから前記所定時間が経過しない間に、前記他方の方向指示灯スイッチがオンされた場合には、前記他方の方向指示灯スイッチのオンをトリガとする前記予備加減速制御を実行しない。
【発明の効果】
【0007】
本開示にかかる車両制御装置によれば、方向指示灯スイッチの誤操作による不要な予備加減速制御の実行を禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかる車両制御システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2は、実施形態にかかる車両制御システムの動作の一例を示す模式図である。
図3は、実施形態にかかるACC-ECUが、車両の走行にACCが適用されている間にバックグラウンドで実行する計時処理の手順の一例を示すフロー図である。
図4は、実施形態にかかるACC-ECUが、ACC適用時に実行する予備加減速制御の処理の手順の一例を示すフロー図である。
図5は、モーメンタリ式のウィンカスイッチの操作レバーの一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本開示にかかる車両制御装置の実施形態について説明する。
【0010】
(車両制御システムの構成例)
図1は、実施形態にかかる車両制御システム1の構成の一例を示すブロック図である。実施形態の車両制御システム1は、車両に搭載されて、車両と先行車両との車間距離を一定に維持しながら自車両を走行させる追従走行制御(ACC)を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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