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公開番号
2025096779
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212684
出願日
2023-12-18
発明の名称
加工装置及び被加工物の加工方法
出願人
株式会社ディスコ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/683 20060101AFI20250623BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】加工装置の大型化を抑制することが可能な加工装置を提供する。
【解決手段】第1の被加工物及び第2の被加工物を加工可能な加工装置であって、第1の被加工物を保持する第1のチャックテーブルと、第1の被加工物を加工する第1の加工機構と、第1の搬送位置と第1の加工領域との間で第1のチャックテーブルを移動させる第1の移動機構と、を含む第1の加工ユニットと、第2の被加工物を保持する第2のチャックテーブルと、第2の被加工物を加工する第2の加工機構と、第2の搬送位置と第2の加工領域との間で第2のチャックテーブルを移動させる第2の移動機構と、を含む第2の加工ユニットと、を備え、第1の搬送位置及び第2の搬送位置は、第1の加工領域と第2の加工領域との間に設定され、第1の搬送位置、第2の搬送位置、第1の加工領域及び第2の加工領域は、同一直線上に設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の被加工物を加工可能な加工装置であって、
第1の被加工物を保持する第1のチャックテーブルと、該第1のチャックテーブルによって保持された該第1の被加工物を加工する第1の加工機構と、該第1の被加工物の搬送が行われる第1の搬送位置と該第1の加工機構による該第1の被加工物の加工が行われる第1の加工領域との間で該第1のチャックテーブルを移動させる第1の移動機構と、を含む第1の加工ユニットと、
第2の被加工物を保持する第2のチャックテーブルと、該第2のチャックテーブルによって保持された該第2の被加工物を加工する第2の加工機構と、該第2の被加工物の搬送が行われる第2の搬送位置と該第2の加工機構による該第2の被加工物の加工が行われる第2の加工領域との間で該第2のチャックテーブルを移動させる第2の移動機構と、を含む第2の加工ユニットと、を備え、
該第1の搬送位置及び該第2の搬送位置は、該第1の加工領域と該第2の加工領域との間に設定され、
該第1の搬送位置、該第2の搬送位置、該第1の加工領域及び該第2の加工領域は、該第1のチャックテーブル及び該第2のチャックテーブルの移動方向に沿って同一直線上に設定されていることを特徴とする加工装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
該第1の搬送位置と該第2の搬送位置とは、互いに重なる領域を有することを特徴とする、請求項1に記載の加工装置。
【請求項3】
該第1の加工ユニットは、該第1のチャックテーブルの移動方向と交差する方向において互いに対向するように配置された一対の該第1の加工機構を備え、
該第2の加工ユニットは、該第2のチャックテーブルの移動方向と交差する方向において互いに対向するように配置された一対の該第2の加工機構を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の加工装置。
【請求項4】
該第1の加工ユニットと該第2の加工ユニットとは、互いに分離可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の加工装置。
【請求項5】
複数の被加工物を加工する被加工物の加工方法であって、
第1の搬送位置に位置付けられた第1のチャックテーブルに第1の被加工物を搬送する第1の搬送ステップと、
該第1の被加工物を保持した該第1のチャックテーブルを第1の加工領域に移動させ、第1の加工機構で該第1の被加工物を加工する第1の加工ステップと、
該第1のチャックテーブルが該第1の加工領域に位置付けられている間に、第2の搬送位置に位置付けられた第2のチャックテーブルに第2の被加工物を搬送する第2の搬送ステップと、
該第2の被加工物を保持した該第2のチャックテーブルを第2の加工領域に移動させ、第2の加工機構で該第2の被加工物を加工する第2の加工ステップと、を含み、
該第1の搬送位置及び該第2の搬送位置は、該第1の加工領域と該第2の加工領域との間に設定され、
該第1の搬送位置、該第2の搬送位置、該第1の加工領域及び該第2の加工領域は、該第1のチャックテーブル及び該第2のチャックテーブルの移動方向に沿って同一直線上に設定されていることを特徴とする被加工物の加工方法。
【請求項6】
該第1の搬送位置と該第2の搬送位置とは、互いに重なる領域を有することを特徴とする、請求項5に記載の被加工物の加工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の被加工物を加工可能な加工装置、及び、複数の被加工物を加工する被加工物の加工方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のデバイスが形成されたウェーハを分割して個片化することにより、デバイスを備えるデバイスチップが製造される。また、複数のデバイスチップを所定の基板上に実装し、実装されたデバイスチップを樹脂層(モールド樹脂)で被覆して封止することにより、パッケージ基板が得られる。このパッケージ基板を分割して個片化することにより、パッケージ化された複数のデバイスチップを備えるパッケージデバイスが製造される。デバイスチップやパッケージデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ等の様々な電子機器に組み込まれる。
【0003】
ウェーハ、パッケージ基板等の被加工物の分割には、被加工物を環状の切削ブレードで切削する切削装置、被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置等の加工装置が用いられる。例えば切削装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、切削ブレードが装着されるスピンドルとを備える。チャックテーブルで被加工物を保持し、切削ブレードを回転させつつ被加工物に切り込ませることにより、被加工物が切削、分割される(特許文献1参照)。
【0004】
上記の切削装置では、被加工物のチャックテーブルへの搬入、被加工物の加工、被加工物のチャックテーブルからの搬出が順に実施される。その後、同様の作業が繰り返され、複数の被加工物が1枚ずつ順番に加工される。しかしながら、このような切削装置の稼働方式では、加工後の被加工物がチャックテーブルから搬出されるまで次の被加工物の搬入作業を開始できない。その結果、搬送の待機期間が生じ、切削装置による被加工物の加工効率が低下してしまう。
【0005】
そこで、2個のチャックテーブルが並列して配置された切削装置が提案されている(特許文献2参照)。切削装置に2個のチャックテーブルを搭載することにより、一方のチャックテーブルによって保持された被加工物の加工中に、他方のチャックテーブルに他の被加工物を搬入し、又は、他方のチャックテーブルから他の被加工物を搬出することが可能になる。これにより、搬送の待機期間が短縮され、加工効率が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-26402号公報
特開2007-80897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のように複数のチャックテーブルを加工装置に搭載する場合には、各チャックテーブルを独立して移動可能とするために、複数の移動機構が並列して設置される。また、チャックテーブル同士の干渉(接触等)を回避するため、チャックテーブルの移動スペースをチャックテーブルごとに独立して確保する必要がある。その結果、加工装置が大型化してしまい、工場内における加工装置の設置台数が制限され、加工装置の配置レイアウトの自由度も低下する。
【0008】
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、加工装置の大型化を抑制することが可能な加工装置及び被加工物の加工方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様によれば、複数の被加工物を加工可能な加工装置であって、第1の被加工物を保持する第1のチャックテーブルと、該第1のチャックテーブルによって保持された該第1の被加工物を加工する第1の加工機構と、該第1の被加工物の搬送が行われる第1の搬送位置と該第1の加工機構による該第1の被加工物の加工が行われる第1の加工領域との間で該第1のチャックテーブルを移動させる第1の移動機構と、を含む第1の加工ユニットと、第2の被加工物を保持する第2のチャックテーブルと、該第2のチャックテーブルによって保持された該第2の被加工物を加工する第2の加工機構と、該第2の被加工物の搬送が行われる第2の搬送位置と該第2の加工機構による該第2の被加工物の加工が行われる第2の加工領域との間で該第2のチャックテーブルを移動させる第2の移動機構と、を含む第2の加工ユニットと、を備え、該第1の搬送位置及び該第2の搬送位置は、該第1の加工領域と該第2の加工領域との間に設定され、該第1の搬送位置、該第2の搬送位置、該第1の加工領域及び該第2の加工領域は、該第1のチャックテーブル及び該第2のチャックテーブルの移動方向に沿って同一直線上に設定されている加工装置が提供される。
【0010】
なお、好ましくは、該第1の搬送位置と該第2の搬送位置とは、互いに重なる領域を有する。また、好ましくは、該第1の加工ユニットは、該第1のチャックテーブルの移動方向と交差する方向において互いに対向するように配置された一対の該第1の加工機構を備え、該第2の加工ユニットは、該第2のチャックテーブルの移動方向と交差する方向において互いに対向するように配置された一対の該第2の加工機構を備える。さらに、好ましくは、該第1の加工ユニットと該第2の加工ユニットとは、互いに分離可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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