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公開番号
2025095246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211139
出願日
2023-12-14
発明の名称
フード付き上衣
出願人
株式会社ジーユー
代理人
個人
,
個人
主分類
A41D
3/00 20060101AFI20250619BHJP(衣類)
要約
【課題】簡単に収容することができる上衣でかつ、収容部分に紐部材を用いず多用途の上衣を提供する。
【解決手段】上衣であって、フードと、前記フードの開口に沿って配置されている複数の係止部材とを有し、前記フードに当該フード以外の上衣を収容し、前記係止部材を篏合させることで前記開口を絞り、持ち運びに適した形状に態様を変えることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上衣であって、
フードと、
前記フードの開口に沿って配置されている複数の係止部材と、を有し、
前記フードに当該フード以外の上衣を収容し、前記係止部材を篏合させることで前記開口を絞り、持ち運びに適した形状にすることができることを特徴とする上衣。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記フードは少なくとも2枚以上の重ね合わされた生地で構成されており、前記係止部材は前記フードの内側に、且つ、前記フードの表側には露出しない様に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の上衣。
【請求項3】
前記係止部材は、篏合させる組み合わせが同色であり、隣り合う組み合わせは異なる色であり篏合させる組み合わせを視認し易くしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の上衣。
【請求項4】
前記係止部材は、樹脂製であり凹スナップと凸スナップとを篏合させることで係止させることを特徴とする請求項3に記載の上衣。
【請求項5】
前記係止部材は、少なくとも4セット以上配置され、各係止部材を篏合させることで前記フードの開口部の周の長さを半分以下に絞ることができることを特徴とする請求項3に記載の上衣。
【請求項6】
前記フードの後頭部領域に把持部材を有することを特徴とする請求項1に記載の上衣。
【請求項7】
前記フードに引き紐を用いていないことを特徴とする請求項1に記載の上衣。
【請求項8】
前記持ち運びに適した形状とした際に、略球形状または略半球形状の物品、動物、またはキャラクターを模した外観となることを特徴とする請求項1に記載の上衣。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、頭巾付き上衣に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている様に、袋に収納することで上衣を持ち運びし易い形状にするものが知られている。
しかし、頭巾(フード)付きの衣類であると畳みにくい上、衣類の内側に縫い付けられている様な小さい袋に収容する際には丁寧に折り畳まなくては収容が困難であった。一方で、袋の容量に余裕を持たせ開口を紐で縛ることも考えられるが、紐を衣類に備えると安全上の理由で汎用性が下がってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-176347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1に記載されている上衣裏面に逢着されている収納袋は、着心地が悪くなることを抑えるために小さい収納袋を採用しており、収納するに当たっては丁寧に折り畳む必要があり利便性が良くない。一方で、容量に余裕のある収納袋は衣類と別にすると収納時以外は持ち運ぶ手間が増えてしまうし、服の内側に取り付けるにしても着心地が悪い。また、収納袋の開口部を絞らないと収容した衣類が飛び出てしまう恐れもあるが、紐部材は衣類の用途が限定されてしまうし、袋の開口を閉じる蓋部材も着心地に影響してしまう。例えば、紐部材は子供向け衣料品では子供が遊具などに引っかけてしまい事故につながるので忌避されるし、作業用途の衣料品でも工具や装置に紐が巻き込まれてしまうおそれがあるので忌避される。
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明にかかる上衣は、上衣であって、フードと、前記フードの開口に沿って配置されている複数の係止部材とを有し、前記フードに当該フード以外の上衣を収容し、前記係止部材を篏合させることで前記開口を絞り、持ち運びに適した形状にすることができることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、紐部材を用いずに上衣の頭巾部分に収容し、持ち運びに適した形状にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
(A)本発明の一実施形態の上衣の正面図である。(B)本発明の一実施形態の上衣の背面図である。
(A)上衣のフード部分の拡大図である。(B)フードの開口部の周の長さを絞った状態を示す拡大図である。
(A)は、フード内に上衣本体を収容した状態を示す拡大図である。(B)上衣本体をフードに収容した状態を示す斜視図である。
上衣をフードから取り出した状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態の上衣のパターン図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による上衣について説明する。
図1(A)は、本発明の一実施形態の上衣100の正面図である。図1(B)は、上衣100の背面図である。上衣100は、頭巾(以降、フードと記載する)10と、フード10が付いている上衣本体11と、を有する。上衣100は、フード10が上衣本体11の首の根本に固定されており、パーカー(Parka)やフーディー(Hoody)と呼称されることもある。このフード10は着用者の頭を雨や風、寒さ、日差し等から保護する際に着用者が被り、必要が無い場合は首の後ろに垂らしておく使用方法が一般的である。フード10の開口部12の内側の縁に後述するスナップが配置されている(詳細は後述する)。
【0009】
図2(A)は、フード10の詳細を示す拡大図である。フード10は開口部12の縁に沿って、内側に複数の係止部材20(スナップボタン21a~26b)を有している。複数の係止部材20は凸形状のスナップボタン(スタッド、凸スナップ)21a、22a、23a、24a、25a、および26aと、凹形状のスナップボタン(ソケット、凹スナップ)21b、22b、23b、24b、25b、および26bが交互に配置されている。ここでは、同じ番号が付されたスタッドとソケットが一つのペアとなっている。全ての隣り合うスナップボタン同士、言い換えると、ペアとなっている全てのスナップボタンを篏合させることで、フード10の開口部12の周の長さを半分以下にすることができる。図2(B)は、フード10の開口部12の周の長さを絞った状態を示す拡大図である。また、篏合させるスナップボタンの組み合わせは同じ色にし、隣り合う組み合わせは異なる色にすることで、どのスナップボタン同士を嵌め合わせればよいか視認し易くしている。即ち、ここでは、同じ番号が付されたスタッドとソケットが同じ色となる。係止部材20は、少なくとも4セット以上配置されることが好ましい。
【0010】
なお、係止部材20としてボタンとボタンホールを採用しても良いが、スナップボタンは、幼い子供であっても留め外しがしやすいため好ましい。また、スナップボタンは、糸で生地に縫い付けて装着するタイプ、生地に穴をあけて装着するタイプ、および、打ちつけることで生地に装着するタイプのいずれを用いても良いが、打ち付けることで生地に装着するタイプを採用することが好ましい。プレス機やハンディプレスと呼ばれる専用の打ち具を用いて装着するスナップボタンは、ボタンと比較した場合に生地から外れにくく、誤飲等の事故の発生を低減できるためである。
(【0011】以降は省略されています)
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