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公開番号2025095170
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211006
出願日2023-12-14
発明の名称交換治具及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類B41J 2/447 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】フレキシブルフラットケーブルの交換作業性を向上させる。
【解決手段】感光体と、コネクタを有し、感光体の軸線方向に長手の形状を成し、感光体を露光する露光ヘッドと、制御基板と、コネクタと制御基板とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブルと、画像形成装置の左右方向に延伸して設けられ、フレキシブルフラットケーブルを左右方向に沿って保持するガイド部材と、を備える画像形成装置におけるフレキシブルフラットケーブルの交換に用いる交換工具であって、交換工具は、長手の形状を成すシート部材を有し、シート部材は、長手方向の一端側に、フレキシブルフラットケーブルを保持するケーブル保持部を有し、ケーブル保持部から長手方向の他方の端部までの長さが、ガイド部材を介して、左右方向の一方の側に配された第1貫通口から他方の端部が露出し、左右方向の他方の側に配された第2貫通口からケーブル保持部が露出する長さを有する。
【選択図】 図48
特許請求の範囲【請求項1】
感光体と、
コネクタを有し、前記感光体の軸線方向に長手の形状を成し、前記感光体を露光する露光ヘッドと、
制御基板と、
前記コネクタと前記制御基板とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブルと、
前記軸線方向及び鉛直方向に直交する画像形成装置の左右方向に延伸して設けられ、前記フレキシブルフラットケーブルを前記左右方向に沿って保持するガイド部材と、
を備える画像形成装置における前記フレキシブルフラットケーブルの交換に用いる交換工具であって、
前記交換工具は、長手の形状を成すシート部材を有し、
前記シート部材は、
長手方向の一端側に、前記フレキシブルフラットケーブルを保持するケーブル保持部を有し、
前記ケーブル保持部から長手方向の他方の端部までの長さが、前記ガイド部材を介して、前記左右方向の一方の側に配された第1貫通口から前記他方の端部が露出し、前記左右方向の他方の側に配された第2貫通口から前記ケーブル保持部が露出する長さを有する、
ことを特徴とする交換工具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記シート部材の前記ケーブル保持部は、前記フレキシブルフラットケーブルの前記コネクタに電気的に接続される接点を保持する、
ことを特徴とする請求項1に記載の交換工具。
【請求項3】
前記フレキシブルフラットケーブルは、前記接点を補強する補強部を有し、
前記シート部材の前記ケーブル保持部は、前記補強部を保持する、
ことを特徴とする請求項2に記載の交換工具。
【請求項4】
前記シート部材の前記ケーブル保持部は、基部との間に前記フレキシブルフラットケーブルを挟持する複数の腕部から構成され、前記複数の腕部のうちの1つの腕部が前記補強部と前記フレキシブルフラットケーブルの間に侵入して前記基部との間に前記フレキシブルフラットケーブルを挟持する、
ことを特徴とする請求項3に記載の交換工具。
【請求項5】
前記シート部材は、前記第2貫通口よりも前記軸線方向の幅が広い第1の領域と前記幅が狭い第2の領域とを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の交換工具。
【請求項6】
前記画像形成装置は、複数の感光体を備え、
前記シート部材は、前記複数の感光体の間の距離の3倍よりも長い、
ことを特徴とする請求項1に記載の交換工具。
【請求項7】
前記シート部材は、前記フレキシブルフラットケーブルの接点と当接した状態で前記フレキシブルフラットケーブルを保持する、
ことを特徴とする請求項2に記載の交換工具。
【請求項8】
前記シート部材は、厚さが0.15~0.3[mm]であり、引っ張り弾性係数が3500~4500[MPa]であり、樹脂製である、
ことを特徴とする請求項1に記載の交換工具。
【請求項9】
前記交換工具は、前記フレキシブルフラットケーブルを保持するFFC保持部材を有し、
前記FFC保持部材は、露光位置に保持された露光ヘッドを介して、前記左右方向の一方の側または他方の側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の交換工具。
【請求項10】
前記交換工具は、前記露光ヘッドを保持する露光ヘッド保持部材を有し、
前記露光ヘッド保持部材は、露光位置に保持された露光ヘッドを介して、前記FFC保持部材とは反対側に配置される、
ことを特徴とする請求項9に記載の交換工具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、露光ヘッドに接続されたフレキシブルフラットケーブルの交換に用いる交換工具及び感光体を露光する露光ヘッドを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
レーザビームプリンタやデジタル複写機などの電子写真方式の画像形成装置においては、感光体を露光する露光部の一例としてLED露光ヘッドがある。LED露光ヘッドは、所定数量のLEDを略直線状に並べて画像幅を一括して露光するものである。これはポリゴンミラーを用いるレーザスキャナユニットに比べて体積が小さく駆動部もないことから、装置の小型化や低騒音化に有利である。
【0003】
LED露光ヘッドは、画像形成装置の内部に配置され、フレキシブルフラットケーブル(以下FFCと略す)が接続されており、画像形成装置の制御部からの信号がFFCを介してLED露光ヘッドに送られている。
【0004】
特許文献1には、FFCが接続されたLED露光ヘッドを画像形成装置の内部から取り外す際の作業方法について記載されている。まず始めに、作業者は中継基板と制御基板を接続するFFCを中継基板から外し、LED露光ヘッド及び中継基板を支持する支持部材を画像形成装置の手前側に引き出す。その後、作業者は、中継基板とLED露光ヘッドを接続するFFCをLED露光ヘッドから外し、LED露光ヘッドを支持部材から取り外す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-183047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、中継基板とLED露光ヘッドを接続するFFCが支持部材の下部に設けられている。そのため、FFCを交換する場合に、FFCをLED露光ヘッドから外して画像形成装置の内部から取り出し、さらに新たなFFCを画像形成装置の内部に配置し露光ヘッドに取り付ける作業が必要であり、その作業が困難である。
【0007】
そこで、本発明の目的は、FFCの交換作業性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の代表的な構成は、感光体と、コネクタを有し、前記感光体の軸線方向に長手の形状を成し、前記感光体を露光する露光ヘッドと、制御基板と、前記コネクタと前記制御基板とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブルと、前記軸線方向及び鉛直方向に直交する画像形成装置の左右方向に延伸して設けられ、前記フレキシブルフラットケーブルを前記左右方向に沿って保持するガイド部材と、を備える画像形成装置における前記フレキシブルフラットケーブルの交換に用いる交換工具であって、前記交換工具は、長手の形状を成すシート部材を有し、前記シート部材は、長手方向の一端側に、前記フレキシブルフラットケーブルを保持するケーブル保持部を有し、前記ケーブル保持部から長手方向の他方の端部までの長さが、前記ガイド部材を介して、前記左右方向の一方の側に配された第1貫通口から前記他方の端部が露出し、前記左右方向の他方の側に配された第2貫通口から前記ケーブル保持部が露出する長さを有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、露光ヘッドに接続されたFFCを簡単に交換することができ、FFCの交換作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の斜視図
図1における画像形成装置の概略断面図
図1における画像形成装置の概略断面図
画像形成装置の斜視図
画像形成装置の部分拡大斜視図
画像形成装置の部分拡大斜視図
画像形成装置の部分拡大斜視図
カートリッジトレイの斜視図
カートリッジトレイの斜視図
露光ヘッドの断面図
露光ヘッドの斜視図
露光ヘッドの斜視図
(a)、(b)、(c)露光ヘッドにおける基板を示す図、(d)、(e)レンズアレイを示す図
カートリッジトレイの斜視図
カートリッジトレイと昇降ダクトの下面図
図14におけるX-X矢視による断面図である。
図14におけるY-Y矢視による断面図
露光冷却エアフローの光軸と垂直方向の断面図
現像ステイの側面図
現像ステイの側面図
図14におけるX-X矢視による断面図
図2におけるA-A矢視による断面図
感光ドラム、露光ヘッドの正面側の位置決めを示す断面斜視図
感光ドラム、露光ヘッドの背面側の位置決めを示す断面斜視図
露光ヘッドを昇降ダクトに置いた状態の断面図
露光ヘッドを昇降ダクトに取り付けた状態の断面図
図26に示す係合部の拡大断面図
露光ヘッド、FFC、FFCガイドの左面斜視図
(a)露光ヘッド、FFC、FFCガイドの断面図、(b)付勢部材の拡大図
図29(a)に示すFFC接点の拡大図
(a)(b)(c)(d)露光ヘッド保持部材を示す図
(a)(b)(c)(d)FFC保持部材を示す図
シート部材を示す図
規制部の左面斜視図
(a)(b)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)(d)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
実施例2に係る露光ヘッド、FFC、FFCガイドの右面斜視図
(a)実施例2に係る露光ヘッド、FFC、FFCガイドの断面図、(b)付勢部材の拡大図
図51(a)に示すFFC接点の拡大図
(a)(b)(c)(d)実施例2に係る露光ヘッド保持部材を示す図
(a)(b)(c)(d)実施例2に係るFFC保持部材を示す図
実施例2に係る規制部の右面斜視図
(a)(b)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)(d)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
(a)(b)(c)実施例2に係る露光ヘッド、FFCの交換手順を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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