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公開番号
2025093528
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209233
出願日
2023-12-12
発明の名称
有機化合物およびそれを用いた有機発光素子
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07F
5/02 20060101AFI20250617BHJP(有機化学)
要約
【課題】振動子強度の高い有機化合物を提供する。
【解決手段】一般式(1)乃至(3)で表されることを特徴とする有機化合物。
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一般式(1)乃至(3)において、A
1
、A
2
、X
1
、およびX
2
は、カルコゲン原子、NR
10
、およびCR
11
R
12
からなる群からそれぞれ独立して選択される。R
10
乃至R
12
は水素原子または置換基である。Zは、直接結合または2価の連結基である。a乃至dは、それぞれ0以上4以下の整数である。ただし、一般式(3)において、A
1
、A
2
、X
1
、およびX
2
が、硫黄原子である有機化合物を除く。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
一般式(1)乃至(3)で表されることを特徴とする有機化合物。
TIFF
2025093528000086.tif
52
164
一般式(1)乃至(3)において、R
1
乃至R
4
は、重水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換の複素環基、置換または無置換のアミノ基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリールオキシ基、置換または無置換のヘテロアリールオキシ基、置換または無置換のシリル基、およびシアノ基からなる群からそれぞれ独立して選択される。R
5
は水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換の複素環基、置換または無置換のアミノ基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリールオキシ基、置換または無置換のヘテロアリールオキシ基、置換または無置換のシリル基、またはシアノ基である。A
1
、A
2
、
X
1
、
およびX
2
は、カルコゲン原子、NR
10
、およびCR
11
R
12
からなる群からそれぞれ独立して選択される。R
10
乃至R
12
は水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換の複素環基、置換または無置換のアミノ基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリールオキシ基、置換または無置換のヘテロアリールオキシ基、置換または無置換のシリル基、およびシアノ基からなる群からそれぞれ独立して選択される。Zは、直接結合、カルコゲン原子、置換または無置換のメチレン基、置換または無置換のシリレン基、アリール基が置換したイミノ基、または置換または無置換のアリール基である。a乃至dは、それぞれ0以上4以下の整数である。ただし、一般式(2)において、aおよびbは、それぞれ0以上3以下の整数である。複数のR
1
同士は、互いに同じであっても、異なっていてもよい。複数のR
2
同士は、互いに同じであっても、異なっていてもよい。複数のR
3
同士は、互いに同じであっても、異なっていてもよい。複数のR
4
同士は、互いに同じであっても、異なっていてもよい。ただし、一般式(3)において、A
1
、A
2
、X
1
、およびX
2
が、硫黄原子である有機化合物を除く。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記有機化合物が、一般式(1)または(3)で表されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項3】
前記有機化合物が、一般式(1)で表されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項4】
一般式(1)乃至(3)において、X
1
およびX
2
が、それぞれ酸素原子または硫黄原子であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項5】
一般式(1)乃至(3)において、A
1
およびA
2
が、それぞれ酸素原子、硫黄原子、およびNR
10
からそれぞれ独立して選択されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項6】
一般式(1)乃至(3)において、A
1
およびA
2
が、それぞれ酸素原子または硫黄原子であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項7】
一般式(1)または(3)において、X
1
およびX
2
が酸素原子であり、A
1
およびA
2
が硫黄原子であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項8】
一般式(1)乃至(3)において、R
1
乃至R
4
は、炭素原子数1以上10以下のアルキル基、炭素原子数6以上18以下のアリール基、炭素原子数4以上12以下の複素環基、炭素原子数6以上12以下のアリール基を有するアミノ基、およびシアノ基からなる群からそれぞれ独立して選択され、R
5
は水素原子、炭素原子数1以上10以下のアルキル基、炭素原子数6以上18以下のアリール基、炭素原子数4以上12以下の複素環基、炭素原子数6以上12以下のアリール基を有するアミノ基、またはシアノ基であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項9】
一般式(1)乃至(3)において、R
1
乃至R
4
は、炭素原子数1以上4以下のアルキル基、炭素原子数6以上12以下のアリール基、炭素原子数4以上12以下の複素環基、およびシアノ基からなる群からそれぞれ独立して選択され、R
5
は水素原子、炭素原子数1以上4以下のアルキル基、炭素原子数6以上12以下のアリール基、炭素原子数4以上12以下の複素環基、またはシアノ基であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項10】
第1電極と第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に配置される有機化合物層と、を有する有機発光素子において、
前記有機化合物層は、請求項1に記載の有機化合物を有することを特徴とする有機発光素子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は有機化合物およびそれを用いた有機発光素子に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
有機発光素子(以下、「有機エレクトロルミネッセンス素子」あるいは「有機EL素子」と呼ぶことがある)は、一対の電極とこれら電極間に配置される有機化合物層とを有する電子素子である。これら一対の電極から電子および正孔(ホール)を有機化合物層へ注入することで、有機化合物層中の発光性有機化合物の励起子を生成し、該励起子が基底状態に戻る際に、有機発光素子は光を出射する。
【0003】
ところで、現在まで有機発光素子に適した化合物の創出が盛んに行われている。特許文献1には化合物1-aが、特許文献2には化合物1-bが記載されている。
【0004】
TIFF
2025093528000001.tif
59
153
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-074041号公報
中国特許出願公開第114605455号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載の有機化合物は、振動子強度が発光材料としては低く、さらに高い振動子強度の有機化合物が望まれていた。
【0007】
本発明は、上記課題を鑑みてなされるものであり、その目的は、高い振動子強度を示す有機化合物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る有機化合物は、一般式(1)乃至(3)で表されることを特徴とする。
【0009】
TIFF
2025093528000002.tif
52
164
【0010】
一般式(1)乃至(3)において、R
1
乃至R
4
は、重水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換の複素環基、置換または無置換のアミノ基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリールオキシ基、置換または無置換のヘテロアリールオキシ基、置換または無置換のシリル基、およびシアノ基からなる群からそれぞれ独立して選択される。R
5
は水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換の複素環基、置換または無置換のアミノ基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリールオキシ基、置換または無置換のヘテロアリールオキシ基、置換または無置換のシリル基、またはシアノ基である。A
1
、A
2
、
X
1
、
およびX
2
は、カルコゲン原子、NR
10
、およびCR
11
R
12
からなる群からそれぞれ独立して選択される。R
10
乃至R
12
は水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換の複素環基、置換または無置換のアミノ基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリールオキシ基、置換または無置換のヘテロアリールオキシ基、置換または無置換のシリル基、およびシアノ基からなる群からそれぞれ独立して選択される。Zは、直接結合、カルコゲン原子、置換または無置換のメチレン基、置換または無置換のシリレン基、アリール基が置換したイミノ基、または置換または無置換のアリール基である。a乃至dは、それぞれ0以上4以下の整数である。ただし、一般式(2)において、aおよびbは、それぞれ0以上3以下の整数である。複数のR
1
同士は、互いに同じであっても、異なっていてもよい。複数のR
2
同士は、互いに同じであっても、異なっていてもよい。複数のR
3
同士は、互いに同じであっても、異なっていてもよい。複数のR
4
同士は、互いに同じであっても、異なっていてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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