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公開番号
2025093508
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209200
出願日
2023-12-12
発明の名称
遊技用装置
出願人
株式会社SUNTAC
代理人
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250617BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】遊技客の来店動機を向上させ得る技術を開示する。
【解決手段】遊技用装置は、遊技内容に応じて遊技媒体を増減させる遊技機に対応するように設置される遊技用装置であって、遊技客が指示を入力するための入力部と、遊技機と通信するための通信部と、制御部と、を備える。制御部は、入力部に入力される遊技客の指示に従って、通常遊技用の有料遊技媒体を有料で貸し出し可能とする有料モードと、お試し遊技用のお試し遊技媒体を無料で貸し出し可能とするお試し遊技モードと、のうちの一方を実行可能であり、有料モードが実行される場合に、遊技客に対して有料で有料遊技媒体を貸し出し、有料遊技媒体を用いて遊技機で通常遊技を行うことを可能とし、お試し遊技モードが実行される場合に、遊技客に対して無料でお試し遊技媒体を貸し出し、お試し遊技媒体を用いて遊技機でお試し遊技を行うことを可能とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技内容に応じて遊技媒体を増減させる遊技機に対応するように設置される遊技用装置であって、
遊技客が指示を入力するための入力部と、
前記遊技機と通信するための通信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記入力部に入力される前記遊技客の指示に従って、通常遊技用の有料遊技媒体を有料で貸し出し可能とする有料モードと、お試し遊技用のお試し遊技媒体を無料で貸し出し可能とするお試し遊技モードと、のうちの一方を実行可能であり、
前記有料モードが実行される場合に、前記遊技客に対して有料で前記有料遊技媒体を貸し出し、前記有料遊技媒体を用いて前記遊技機で通常遊技を行うことを可能とし、
前記お試し遊技モードが実行される場合に、前記遊技客に対して無料で前記お試し遊技媒体を貸し出し、前記お試し遊技媒体を用いて前記遊技機でお試し遊技を行うことを可能とする、
遊技用装置。
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【請求項2】
報知部をさらに備えており、
前記制御部は、前記お試し遊技モードが実行されている間は、前記報知部に、前記有料モードが実行されている間とは異なる報知動作を行わせる、請求項1に記載の遊技用装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記お試し遊技モードが実行される場合において、前記お試し遊技モードが開始されてから所定時間が経過する場合に、前記お試し遊技媒体を用いる前記遊技機でのお試し遊技を終了させる、請求項1に記載の遊技用装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記お試し遊技モードが実行される場合において、所定数の前記お試し遊技媒体による遊技が終了する場合に、前記お試し遊技媒体を用いる前記遊技機でのお試し遊技を終了させる、請求項1に記載の遊技用装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記お試し遊技モードが実行されている間に、前記入力部に終了指示が入力される場合に、前記お試し遊技媒体を用いる前記遊技機でのお試し遊技を終了させる、請求項1に記載の遊技用装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記お試し遊技媒体を用いた前記遊技機でのお試し遊技が終了する場合に、有効に存在している前記お試し遊技媒体を消去する、請求項1に記載の遊技用装置。
【請求項7】
前記遊技機は、通常状態と、前記通常状態とは異なる状態であって前記遊技客にとって有利な状態と、を含む複数の遊技状態で動作可能であり、
前記制御部は、前記お試し遊技媒体を用いた前記遊技機でのお試し遊技が終了する場合において、前記遊技機の遊技状態が前記通常状態以外の遊技状態である場合に、前記遊技機の遊技状態を前記通常状態に移行させることに関係する処理を実行する、請求項1に記載の遊技用装置。
【請求項8】
前記遊技機が設置されている遊技店が発行し、前記遊技客が所有する遊技用価値を特定可能な記録媒体に関する処理を行う記録媒体処理部をさらに備えており、
前記制御部は、前記記録媒体処理部が前記記録媒体を読み取る場合に、前記お試し遊技モードの実行を可能とする、請求項1に記載の遊技用装置。
【請求項9】
前記記録媒体は、前記遊技店が前記遊技店に所定の会費を支払う有料会員に対して発行する特定の記録媒体を含む、請求項8に記載の遊技用装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、遊技機に対応して設置される遊技用装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
特許文献1は、遊技価値の提供を無料とする無料設定で遊技装置を運用し、無料設定で運用される遊技装置で遊技を行っている遊技客に関する情報を収集し、遊技客の動向を分析する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6342142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、無料設定で運用される遊技装置は、遊技装置を設置する設置者(遊技店等)によって予め指定及び設定されている。すなわち、遊技客は、予め指定されている無料設定の遊技装置に限り、無料設定の遊技を行うことができる。遊技客は、無料設定されていない遊技装置で無料設定の遊技を行うことができない。また、遊技客は、無料設定されている遊技装置で、通常の有料設定の遊技を行うこともできない。遊技客の来店動機に寄与しない可能性がある。
【0005】
本明細書では、遊技客の来店動機を向上させ得る技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書によって開示される遊技用装置は、遊技内容に応じて遊技媒体を増減させる遊技機に対応するように設置される遊技用装置であって、遊技客が指示を入力するための入力部と、前記遊技機と通信するための通信部と、制御部と、を備える。前記制御部は、前記入力部に入力される前記遊技客の指示に従って、通常遊技用の有料遊技媒体を有料で貸し出し可能とする有料モードと、お試し遊技用のお試し遊技媒体を無料で貸し出し可能とするお試し遊技モードと、のうちの一方を実行可能であり、前記有料モードが実行される場合に、前記遊技客に対して有料で前記有料遊技媒体を貸し出し、前記有料遊技媒体を用いて前記遊技機で通常遊技を行うことを可能とし、前記お試し遊技モードが実行される場合に、前記遊技客に対して無料で前記お試し遊技媒体を貸し出し、前記お試し遊技媒体を用いて前記遊技機でお試し遊技を行うことを可能とする。
【0007】
上記の「遊技用装置」は、遊技機に対応して設置される任意の装置を含む。例えば「遊技用装置」は、遊技機に対応して設けられるユニット(サンドユニット、カードユニット)、その他の情報収集装置(ホールコンボックス、台ユニット、島ユニット)、遊技機に対応して設けられる各台表示装置(台上ランプ、呼出ランプ、呼出装置、呼出用押しボタン等)、遊技店を管理する管理装置(ホールコンピュータ、会員サーバ等)、各種演出及び表示装置等、各種遊技場設備を含んでもよい。上記の「遊技機」は、主にパチンコ機であるが、スロットマシン等、任意の遊技機を含んでもよい。「遊技機」は、主にパチンコ玉やメダル等の遊技媒体の払い出しが行われないいわゆるスマート遊技機であってもよい。「遊技媒体」は、遊技機での遊技に使用可能な状態の媒体である。「遊技媒体」のことを遊技玉、遊技メダル、遊技点、遊技用価値のように呼び換えることもできる。「入力部」は、タッチパネル、操作ボタン、カード処理部、外部との通信部などを含む。即ち、遊技客による「指示」は、タッチパネルや操作ボタンにおいて遊技客によって入力される指示、カード処理部にカード(有料会員カード、会員カード(無料会員カード)、ビジターカード等)を読み取らせること、外部機器(例えばスマートフォン等)からの指示を通信部を介して入力すること、等が含まれてもよい。
【0008】
上記の遊技用装置によると、遊技客は、自身の指示によって、遊技機で有料の通常遊技を行うのか、無料のお試し遊技を行うのかを選ぶことができる。遊技客が能動的に通常遊技を行うのか無料遊技を行うのかを選ぶことができる。同じ遊技機で、試し打ちしたい遊技客と、通常の遊技を楽しみたい遊技客との両者の希望に対応することができる。従って、上記の遊技用装置によると、遊技客の来店動機を向上させ得る。
【0009】
報知部をさらに備えていてもよい。前記制御部は、前記お試し遊技モードが実行されている間は、前記報知部に、前記有料モードが実行されている間とは異なる報知動作を行わせてもよい。
【0010】
上記「報知部」は、ランプ、スピーカ、ディスプレイ等を含む。この構成によると、周囲の係員、遊技客等に、お試し遊技モードと有料モードのいずれが実行されているのかを報知することができる。係員等は、お試し遊技モードと有料モードのいずれが実行されているのかに応じて、遊技客に対応すること等ができる。また、1日のお試し遊技回数に制限を持たせても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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