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公開番号2025093094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208618
出願日2023-12-11
発明の名称オンラインレッスンシステム
出願人株式会社レジリエンス
代理人弁理士法人プロウィン
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20250616BHJP(計算;計数)
要約【課題】動作範囲が大きい競技や大会場での多人数に対しても、適切な指導を実施することができるオンラインレッスンシステムを提供する。
【解決手段】複数の受講者を含む指導会場を会場画像として取得する会場画像取得部(11)と、会場画像から受講者を含む領域を抽出画像として抽出する受講者抽出部(12)と、抽出画像を複数配置して表示する指導者用表示部(13)とを備え、受講者抽出部(12)は、会場画像における受講者の開始動作を検出した場合に、抽出画像の抽出を開始するオンラインレッスンシステム(100)。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の受講者を含む指導会場を会場画像として取得する会場画像取得部と、
前記会場画像から前記受講者を含む領域を抽出画像として抽出する受講者抽出部と、
前記抽出画像を複数配置して表示する指導者用表示部とを備え、
前記受講者抽出部は、前記会場画像における前記受講者の開始動作を検出した場合に、前記抽出画像の抽出を開始することを特徴とするオンラインレッスンシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のオンラインレッスンシステムであって、
前記受講者抽出部は、前記抽出画像に含まれる前記受講者の終了動作を検出した場合に、前記抽出画像の抽出を終了することを特徴とするオンラインレッスンシステム。
【請求項3】
請求項1に記載のオンラインレッスンシステムであって、
前記開始動作は、二人の前記受講者の所定距離以下への接近、二人の前記受講者の正対、または前記受講者の挨拶の何れか一つを含むことを特徴とするオンラインレッスンシステム。
【請求項4】
請求項3に記載のオンラインレッスンシステムであって、
前記会場画像またはレッスンスケジュールに基づいてレッスン内容を判別し、
前記レッスン判別部での判別結果に基づいて前記開始動作を決定することを特徴とするオンラインレッスンシステム。
【請求項5】
請求項1に記載のオンラインレッスンシステムであって、
表示された前記抽出画像を選択する対象選択部を備え、
前記指導者用表示部は、選択された前記抽出画像を拡大して表示することを特徴とするオンラインレッスンシステム。
【請求項6】
請求項5に記載のオンラインレッスンシステムであって、
選択された前記抽出画像に関連付けられた前記指導会場と前記指導者用表示部との間で情報通信を行う指導通信部を備えることを特徴とするオンラインレッスンシステム。
【請求項7】
請求項1に記載のオンラインレッスンシステムであって、
前記指導者用表示部は、複数の前記抽出画像に含まれる前記受講者を特定し、前記受講者が複数の前記抽出画像に重複して含まれている場合には、何れか一つの前記抽出画像を選択して表示することを特徴とするオンラインレッスンシステム。
【請求項8】
請求項1から7の何れか一つに記載のオンラインレッスンシステムであって、
前記会場画像取得部は、複数の前記指導会場から前記会場画像を取得し、
前記指導者用表示部は、複数の前記会場画像から抽出された複数の前記抽出画像を混在させて表示することを特徴とするオンラインレッスンシステム。
【請求項9】
複数の受講者を含む指導会場を会場画像として取得する会場画像取得部と、
前記会場画像から前記受講者を含む領域を抽出画像として抽出する受講者抽出部と、
前記受講者と関連付けて前記抽出画像を記録する受講者データベースと
前記受講者データベースと情報通信可能に接続され、前記抽出画像を再生する受講者用端末とを備え、
前記受講者抽出部は、前記会場画像における前記受講者の開始動作を検出した場合に、前記抽出画像の抽出を開始することを特徴とするオンラインレッスンシステム。
【請求項10】
請求項9に記載のオンラインレッスンシステムであって、
前記抽出画像に含まれる、前記受講者以外の顔にモザイク処理を施して再生することを特徴とするオンラインレッスンシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オンラインレッスンシステムに関し、特に複数の受講者に対して同時に指導を行うオンラインレッスンシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、受講者のレッスン動作を動画撮影し、ネットワークを介して指導者側の端末にレッスン動画を表示することで、指導者側がリアルタイムで受講者に対して指導を行うオンラインレッスンシステムが提案されている(例えば特許文献1-3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-011132号公報
特開2022-039020号公報
特開2022-151590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし上述した従来技術では、カメラの撮像範囲に受講者が留まる必要があり、格闘技やダンス等の動作範囲の大きな競技に対応することは困難であった。また、動作範囲の全体を撮像範囲に収める場合には、画角に占める受講者の比率が小さくなり、細かな動作を指導者が視認し難くなり、指導の質を向上させることが困難であるという問題があった。さらに、上述した従来技術では、各受講者を個別のカメラで撮像する必要があり、大きな会場で行われる複数の受講者によるレッスンに対して、適切な指導を実施することが困難であった。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、動作範囲が大きい競技や大会場での多人数に対しても、適切な指導を実施することができるオンラインレッスンシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のオンラインレッスンシステムは、複数の受講者を含む指導会場を会場画像として取得する会場画像取得部と、前記会場画像から前記受講者を含む領域を抽出画像として抽出する受講者抽出部と、前記抽出画像を複数配置して表示する指導者用表示部とを備え、前記受講者抽出部は、前記会場画像における前記受講者の開始動作を検出した場合に、前記抽出画像の抽出を開始することを特徴とする。
【0007】
このような本発明のオンラインレッスンシステムでは、複数の受講者を含む指導会場を会場画像として取得し、会場画像における受講者の開始動作を検出した場合に受講者を含む領域を抽出画像として抽出を開始し、指導者用表示部が抽出画像を複数配置して表示することで、動作範囲が大きい競技や大会場での多人数に対しても、適切な指導を実施することができる。
【0008】
また、本発明の一態様では、前記受講者抽出部は、前記抽出画像に含まれる前記受講者の終了動作を検出した場合に、前記抽出画像の抽出を終了する。
【0009】
また、本発明の一態様では、前記開始動作は、二人の前記受講者の所定距離以下への接近、二人の前記受講者の正対、または前記受講者の挨拶の何れか一つを含む。
【0010】
また、本発明の一態様では、前記会場画像またはレッスンスケジュールに基づいてレッスン内容を判別し、前記レッスン判別部での判別結果に基づいて前記開始動作を決定する。
(【0011】以降は省略されています)

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