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公開番号2025092786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025062855,2021023453
出願日2025-04-07,2021-02-17
発明の名称自動ドア装置、自動ドア装置の制御方法、自動ドア装置の制御プログラム
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人
主分類E05F 15/627 20150101AFI20250612BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】本発明の目的の一つは、ユーザが扉に触れた状態で、扉を開く操作をした場合に、ユーザへの影響を低減可能な自動ドア装置の技術を提供することにある。
【解決手段】本発明のある態様の自動ドア装置100は、扉20の開指示の操作により開指示が出力される開指示出力部の開指示に基づいて扉20を開動作させる扉駆動制御部50を備える。扉駆動制御部50は、開指示に基づいて行う扉20の開動作の初期に警告を発する警告動作を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
扉の開指示の操作により前記開指示が出力される開指示出力部の開指示に基づいて前記扉を開動作させる扉駆動制御部を備え、
前記扉駆動制御部は、前記開指示に基づいて行う前記扉の開動作の初期に警告を発する警告動作を実行する
自動ドア装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記警告動作は、前記扉の通常駆動速度より低速で前記扉を開駆動させる動作を含む
請求項1に記載の自動ドア装置。
【請求項3】
前記警告動作は、さらに警告用の音または警告用の光を出力することを含む
請求項2に記載の自動ドア装置。
【請求項4】
前記扉の移動抵抗を検知する抵抗検知部を備え、
前記扉駆動制御部は、前記警告動作中に前記抵抗検知部で検知された移動抵抗が閾値を超えたら前記開駆動を停止する
請求項2に記載の自動ドア装置。
【請求項5】
前記扉駆動制御部は、前記開駆動を停止した後に前記抵抗検知部で検知された移動抵抗が所定の基準値以下の場合に前記開駆動を再開する
請求項4に記載の自動ドア装置。
【請求項6】
前記扉の側面に物体が存在することを検知する側面検知部を備え、
前記扉駆動制御部は、前記警告動作中に前記側面検知部が物体を検知したら前記開駆動を停止する
請求項2に記載の自動ドア装置。
【請求項7】
前記扉駆動制御部は、前記開駆動を停止した後に前記側面検知部が非検知になった場合に前記開駆動を再開する
請求項6に記載の自動ドア装置。
【請求項8】
室内と室外とを隔てる扉と、
前記扉の開指示又は閉指示の操作により前記開指示又は前記閉指示が出力される指示出力部と、
前記指示出力部の指示に基づいて扉の開閉駆動を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記指示出力部から出力された開指示に基づいて行う前記扉の開駆動の初期に、前記扉の通常の駆動速度より低速で前記扉を駆動させる警告動作を行う
自動ドア装置。
【請求項9】
扉の開指示の操作により指示出力部から前記開指示を出力するステップと、
前記開指示を受けて前記扉を開駆動させる初期に警告を発する警告動作を行うステップと、
を含む自動ドア装置の制御方法。
【請求項10】
扉の開指示の操作により指示出力部から前記開指示を出力するステップと、
前記開指示を受けて前記扉を開駆動させる初期に警告を発する警告動作を行うステップと、
をコンピュータに実行させるための自動ドア装置の制御プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動ドア装置、自動ドア装置の制御方法および自動ドア装置の制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
モータ駆動によりドアを開閉動させる自動ドア装置が知られている。例えば、特許文献1には、公共トイレ、ショッピングセンター等の施設内トイレなどに設置されるトイレ用自動ドア装置が記載されている。この自動ドア装置は、便房の間口に開閉自在に配置される引き戸式のドアと、無目内に配設されたコントローラ及び駆動手段と、室外側に取り付けられた押ボタン式の外開スイッチ及び外閉スイッチからなる外側操作部とを備える。この自動ドア装置は、コントローラに制御された駆動手段のモータ駆動によってドアが開閉動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-179983号公報
特開2005-163408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、自動ドア装置について以下の認識を得た。自動ドア装置のドアにユーザの体の一部が接触した状態で、開スイッチを操作すると、開くドアの動きに応じてユーザに一定の影響を及ぼすことが考えられる。
【0005】
開動作時のユーザへの影響は小さいことが望ましい。特許文献1に記載の自動ドア装置は、ユーザが扉に触れた状態で扉を開く操作をした場合に、ユーザへの影響を低減する観点から、十分な対策が講じられているとはいえない。
【0006】
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが扉に触れた状態で扉を開く操作をした場合に、ユーザへの影響を低減可能な自動ドア装置の技術を提供することを目的の一つとしている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の自動ドア装置は、扉の開指示の操作により開指示が出力される開指示出力部の開指示に基づいて扉を開動作させる扉駆動制御部を備える。扉駆動制御部は、開指示に基づいて行う扉の開動作の初期に警告を発する警告動作を実行する。
【0008】
本発明の別の態様は、自動ドア装置である。この装置は、室内と室外とを隔てる扉と、扉の開指示又は閉指示の操作により開指示又は閉指示が出力される指示出力部と、指示出力部の指示に基づいて扉の開閉駆動を制御する制御部と、を備える。制御部は、指示出力部から出力された開指示に基づいて行う扉の開駆動の初期に、扉の通常の駆動速度より低速で扉を駆動させる警告動作を行う。
【0009】
本発明のさらに別の態様は、自動ドア装置の制御方法である。この方法は、扉の開指示の操作により指示出力部から開指示を出力するステップと、開指示を受けて扉を開駆動させる初期に警告を発する警告動作を行うステップと、を含む。
【0010】
本発明のさらに別の態様は、自動ドア装置の制御プログラムである。この制御プログラムは、扉の開指示の操作により指示出力部から開指示を出力するステップと、開指示を受けて扉を開駆動させる初期に警告を発する警告動作を行うステップと、をコンピュータに実行させる。
(【0011】以降は省略されています)

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