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公開番号
2025091860
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207379
出願日
2023-12-08
発明の名称
衛生マスク
出願人
株式会社サン・スマイル
代理人
個人
主分類
A41D
13/11 20060101AFI20250612BHJP(衣類)
要約
【課題】呼吸性に優れフィルタ効果が高いまま塵屑が鼻口側の面に付着しづらい衛生マスクを提供する。
【解決手段】本発明の衛生マスクは、帯電不織布層10と、冷感不織布層20とからなる。帯電不織布層10は、外気側生地であり、微粒子に対するフィルタ効果を高めるための帯電処理が施されるものである。冷感不織布層20は、帯電不織布層10に積層される内側生地であり、肌に触れると冷感効果を感じられるようにするための接触冷感処理が施される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
鼻口を覆う形状を有する衛生マスクであって、該衛生マスクは、
外気側生地であり、微粒子に対するフィルタ効果を高めるための帯電処理が施される帯電不織布層と、
前記帯電不織布層に積層される内側生地であり、肌に触れると冷感効果を感じられるようにするための接触冷感処理が施される冷感不織布層と、
を具備することを特徴とする衛生マスク。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の衛生マスクにおいて、前記帯電不織布層は、帯電処理が施されるメルトブローン不織布層と、その一面又は両面に積層されるスパンボンド不織布層とからなることを特徴とする衛生マスク。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の衛生マスクにおいて、前記冷感不織布層は、塵屑が鼻口側の面に付着しづらくする機能も有することを特徴とする衛生マスク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は衛生マスクに関し、特に、フィルタ効果も高い鼻口を覆う形状を有する衛生マスクに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鼻口を覆う形状を有する衛生マスクとして、不織布を用いたものが一般的に知られている。一般的な不織布を用いた衛生マスクは、フィルタ材の両面を不織布で挟んだ3層構造のものが知られている。フィルタ材としては、例えばポリプロピレンやポリエチレン等からなり微粒子に対して優れたフィルタ効果を有するメルトブローン不織布が用いられている。
【0003】
また、メルトブローン不織布層の片面又は両面に保護層としてスパンボンド不織布層を一体的に積層した複合不織布を用いた衛生マスクも知られている。このような多層構造の複合不織布は、メルトブローン不織布層(M)の両面をスパンボンド不織布層(S)で挟んだ構造のため、所謂SMS不織布と呼ばれている。SMS不織布をフィルタ材として用い、形状を保つ芯材となる不織布や肌触りの良い不織布でその両面を挟んだ3層構造の衛生マスクも知られている。
【0004】
また、メルトブローン不織布にさらに高いフィルタ効果を持たせるために、帯電処理が施されたメルトブローン不織布も知られている(例えば特許文献1-3)。この例では、SMS不織布のメルトブローン不織布層に帯電処理が施されている。帯電処理が施されたメルトブローン不織布層の静電気により微細埃を吸着可能なため、不織布を極々細繊維化する必要もなく、呼吸性の悪化を防ぎながら高いフィルタ効果を得られるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-518613号公報
特開2023-520357号公報
特開2023-521127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
衛生マスクの製造段階においては、原料となるシート状の不織布を衛生マスクの形状に合わせて裁断する際に、切り屑や粉塵等の塵屑が発生する。ここで、帯電処理が施されたメルトブローン不織布とスパンボンド不織布のSMS不織布を用いた場合、裁断時の塵屑が静電気によりSMS不織布に付着してしまう。塵屑が付着したままでは製品として出荷できないため、別途、塵屑除去工程を行う必要があった。
【0007】
ここで、塵屑除去工程では、例えばエアブローや除電器を用いることが可能である。しかしながら、エアブローでは飛ばした塵屑は単に浮遊して再度SMS不織布に付着してしまう。また、除電器により静電気を除去して塵屑を除去することは可能ではある。しかしながら、除電器により静電気を除去してしまうと、帯電処理が施されたメルトブローン不織布の静電気も除去され得るため、フィルタ効果が弱まってしまう。
【0008】
また、衛生マスクを使用する際でも、例えば一時的に衛生マスクを外して卓上等に置いた後に再度使用するといったように、衛生マスクを再使用する場合に、帯電処理が施されたSMS不織布の静電気により鼻口側の面に塵屑が付着してしまうおそれもあった。
【0009】
したがって、呼吸性に優れフィルタ効果が高いまま塵屑が鼻口側の面に付着しづらい衛生マスクの開発が望まれていた。
【0010】
本発明は、斯かる実情に鑑み、呼吸性に優れフィルタ効果が高いまま塵屑が鼻口側の面に付着しづらい衛生マスクを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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