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公開番号
2025091736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207166
出願日
2023-12-07
発明の名称
ビールテイスト飲料
出願人
サッポロビール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
2/52 20060101AFI20250612BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】カンナビジオールを含みながらもキレを充分に感じられるビールテイスト飲料を提供すること。
【解決手段】カンナビジオール及びリナロールを含有する、ビールテイスト飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
カンナビジオール及びリナロールを含有する、ビールテイスト飲料。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記リナロールの含有量が、10μg/L以上である、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
【請求項3】
前記リナロールの含有量が、100μg/L以上2000μg/L以下である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項4】
プリン体含有量が0.5mg/100mL未満である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項5】
コリアンダー抽出物を更に含有する、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項6】
ノンアルコール飲料である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビールテイスト飲料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ビールテイスト飲料に機能性を付与するために生理活性を有する成分を配合することが行われている。例えば、特許文献1には、γ-アミノ酪酸(GABA)および食物繊維を含有し、γ-アミノ酪酸の含有量が500ppm以下であり、食物繊維の含有量が0.1質量%以上である、ノンアルコールビールテイスト飲料が開示されている。GABAは、血圧降下作用、精神安定作用、腎・肝機能改善作用、アルコール代謝促進作用等を有することが知られている成分である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/090092号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
大麻に含まれる成分の一つであるカンナビジオール(CBD)は、リラックス作用(鎮静化作用)やストレス緩和作用等を有する成分として、近年注目を集めている。本発明者は、CBDを含む飲料の検討を行っていたところ、CBDを含むビールテイスト飲料は、キレが感じられにくいという課題があることを見出した。
【0005】
そこで、本発明は、カンナビジオール(CBD)を含みながらもキレを充分に感じられるビールテイスト飲料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、カンナビジオール(CBD)及びリナロールを含有する、ビールテイスト飲料に関する。
【0007】
上記ビールテイスト飲料は、リナロールを含有するため、CBDを含みながらもキレを充分に感じられる。また、リナロールを含有することにより、CBDの青臭さが低減されるという効果、ビールテイスト飲料としてのバランスに優れるという効果も得られる。更に、上記ビールテイスト飲料は、CBDを含むことから、CBDが有するリラックス作用(鎮静化作用)やストレス緩和作用等の機能性を発揮することが期待できる。
【0008】
上記ビールテイスト飲料は、リナロールの含有量が10μg/L以上であってよく、100μg/L以上2000μg/L以下であってもよい。リナロールの含有量がこの範囲内にあると、キレに優れるという効果、CBDの青臭さが低減されるという効果、ビールテイスト飲料としてのバランスに優れるという効果がより顕著に発揮される。
【0009】
上記ビールテイスト飲料は、プリン体含有量が0.5mg/100mL未満であってよい。プリン体含有量が0.5mg/100mL未満であっても、上述した効果が発揮される。
【0010】
上記ビールテイスト飲料は、コリアンダー抽出物を更に含有していてもよい。これにより、キレに優れるという効果が維持されつつ、CBDの青臭さが低減されるという効果、及びビールテイスト飲料としてのバランスが優れるという効果がより顕著に奏される。
(【0011】以降は省略されています)
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