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公開番号2025090931
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023205835
出願日2023-12-06
発明の名称退出支援システムおよびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07C 9/20 20200101AFI20250611BHJP(チェック装置)
要約【課題】客に手間をかけさせることなく、精算処理を行わないで商品を持ち逃げする不正を防止することができる退出支援システムおよびプログラムを提供する。
【解決手段】退出支援システムは、客が購入する商品を登録する登録処理と、登録された商品に係る精算を行う精算処理とを、客自身の操作によって行わせるセルフPOS端末と、セルフPOS端末で精算を終了した客が、セルフPOS端末が設置された精算領域から退出する際に通過する退出ゲートと、を有する。セルフPOS端末は、精算処理が完了した後で、客を識別する識別情報を読み取る識別情報読取部(第1の読取部)を備える。退出ゲートは、客を識別する識別情報を読み取る識別情報読取部(第2の読取部)と、第2の読取部が読み取った識別情報と、第1の読取部が読み取った識別情報とが一致したことを条件として、客を精算領域から退出させる扉開閉制御部(退出部)と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
客が購入する商品を登録する登録処理と、登録された商品に係る精算を行う精算処理とを、客自身の操作によって行わせるセルフPOS端末と、
前記セルフPOS端末で精算を終了した客が、前記セルフPOS端末が設置された精算領域から退出する際に通過する退出ゲートと、を有する退出支援システムであって、
前記セルフPOS端末は、
精算処理が完了した後で、前記客を識別する識別情報を読み取る第1の読取部を備えて、
前記退出ゲートは、
前記客を識別する識別情報を読み取る第2の読取部と、
前記第2の読取部が読み取った識別情報と、前記第1の読取部が読み取った識別情報とが一致したことを条件として、前記客を前記精算領域から退出させる退出部と、を備える
退出支援システム。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記識別情報は、前記客が購入するレジ袋に印刷または貼付されたコードシンボルに登録されている、
請求項1に記載の退出支援システム。
【請求項3】
前記識別情報は、前記客が使用する、店舗備え付けの買い物かごに貼付されたコードシンボルに登録されている、
請求項1に記載の退出支援システム。
【請求項4】
前記セルフPOS端末は、精算処理が終了した後で、客の指示を受けて、前記識別情報を含むコードシンボルが印字された、貼付可能なラベルを発行する発行部を更に備えて、
前記第1の読取部と前記第2の読取部は、前記ラベルに印字されたコードシンボルに登録された識別情報を読み取る、
請求項2に記載の退出支援システム。
【請求項5】
前記第1の読取部は、更に、前記識別情報を読み取った時刻を記憶して、
前記第2の読取部は、前記第1の読取部が前記識別情報を読み取った時刻から、所定時間以内に同じ識別情報を読み取ったことを条件として、前記退出ゲートから前記客を退出させる、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の退出支援システム。
【請求項6】
客が購入する商品を登録する登録処理と、登録された商品に係る精算を行う精算処理とを、客自身の操作によって行わせるセルフPOS端末と、前記セルフPOS端末で精算を終了した客が、前記セルフPOS端末が設置された精算領域から退出する際に通過する退出ゲートと、を備える退出支援システムを制御するコンピュータに対して、
前記セルフPOS端末を、
精算処理が完了した後で、前記客を識別する識別情報を読み取る第1の読取部として機能させて、
前記退出ゲートを、
前記客を識別する識別情報を読み取る第2の読取部と、
前記第2の読取部が読み取った識別情報と、前記第1の読取部が読み取った識別情報とが一致したことを条件として、前記客を前記精算領域から退出させる退出部として機能させる
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、退出支援システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、未精算商品の持ち逃げを防止するため、精算済であることを示すバーコードが印字されたレシートを発行して、当該バーコードを出口ゲートで読み取らせることによって、客を退出させるPOSシステムが導入されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
しかし、このような従来のシステムは、客は、精算を終了してから退出するまでの間、レシートを持ち歩く必要があるため、手間がかかっていた。また、レシートを紛失してしまうおそれがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、客に手間をかけさせることなく、精算処理を行わないで商品を持ち逃げする不正を防止することができる退出支援システムおよびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の退出支援システムは、客が購入する商品を登録する登録処理と、登録された商品に係る精算を行う精算処理とを、客自身の操作によって行わせるセルフPOS端末と、セルフPOS端末で精算を終了した客が、セルフPOS端末が設置された精算領域から退出する際に通過する退出ゲートと、を有する。セルフPOS端末は、精算処理が完了した後で、客を識別する識別情報を読み取る第1の読取部を備える。退出ゲートは、客を識別する識別情報を読み取る第2の読取部と、第2の読取部が読み取った識別情報と、第1の読取部が読み取った識別情報とが一致したことを条件として、客を精算領域から退出させる退出部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1の実施形態の退出支援システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図2は、セルフPOS端末の一例を示す外観図である。
図3は、退出ゲートの一例を示す外観図である。
図4は、レジ袋の一例を示す外観図である。
図5は、セルフPOS端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図6は、退出ゲートのハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図7は、セルフPOS端末と退出ゲートの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図8は、第1の実施形態の退出支援システムが備えるセルフPOS端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9は、第1の実施形態の退出支援システムが備える退出ゲートが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10は、第2の実施形態の退出支援システムで使用する買い物かごの一例を示す外観図である。
図11は、第3の実施形態の退出支援システムで使用する、識別情報が印字されたラベルの一例を示す外観図である。
図12は、第3の実施形態の退出支援システムが備えるセルフPOS端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図13は、第3の実施形態の退出支援システムが備えるセルフPOS端末の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図14は、第3の実施形態の退出支援システムが備えるセルフPOS端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0008】
(第1の実施形態)
以下、図面を用いて、本開示の第1の実施形態である退出支援システム1について説明する。
【0009】
(退出支援システムの概略構成)
図1を用いて、退出支援システム1の概略構成を説明する。図1は、第1の実施形態の退出支援システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
【0010】
退出支援システム1は、セルフPOS端末10と、退出ゲート40と、サーバ装置60とを備える。セルフPOS端末10と、退出ゲート40と、サーバ装置60とは、LAN等の店内ネットワーク2で互いに通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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