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公開番号2025089991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2024099766,2023204790
出願日2024-06-20,2023-12-04
発明の名称回路基板
出願人株式会社サトーセン
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H05K 1/03 20060101AFI20250609BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】本発明の課題は、従来の伸縮性導電材料を用いたものに比べて、長期間の使用による繰り返し伸縮および/または屈曲に対しても安定した電気特性を維持することができる回路基板を得ることである。
【解決手段】本発明の回路基板1は、伸縮性および/または屈曲性を有する下地部材101と、下地部材101上に所定パターンをなすように形成された、液体金属110aを含む導電層110と、導電層110上に積層されたコーティング層120とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回路基板に関し、特に、伸縮性、屈曲性などを有するフレキシブルな回路基板に用いられる配線構造であって液体金属を含む構造に関するものである。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
近年、生体信号を検出するウェアラブルデバイス、ロボットの可動部に用いられるデバイスといった、伸縮性あるいは屈曲性のあるフレキシブルデバイスの開発が盛んになってきている。
【0003】
このようなデバイスでは、デバイスの伸縮時あるいは屈曲時に断線しないように高い伸縮性あるいは屈曲性を有する導電材料が求められており、例えば、導電性ポリマーといった有機導電材が知られているが、配線材料として用いるには抵抗が高い。
【0004】
そこで、伸縮性のある低抵抗な配線材料が求められ、現在のところ、金属粒子とポリマーを複合した伸縮導電材として金属ペーストが有力である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-183207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、金属ペーストなどの伸縮性導電材では、伸縮、屈曲などの変形の頻度が大きくなるにつれて抵抗値が加速的に増大するため長期間安定した精度および機能を維持することができないという問題があった。
【0007】
本発明は、従来の液体金属を有さない伸縮性導電材を用いた回路基板に比べて、長期間の使用による繰り返し伸縮および/または屈曲に対しても安定した電気特性を維持することができる回路基板を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は以下の項目を提供する。
【0009】
(項目1)
伸縮性および/または屈曲性を有する下地部材と、
前記下地部材上に所定パターンをなすように形成された、液体金属を含む導電層と、
前記導電層上に積層されたコーティング層と
を備えた、回路基板。
【0010】
(項目2)
前記導電層の周囲には空間を有するように構成されている、項目1に記載の回路基板。
(【0011】以降は省略されています)

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