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公開番号
2025089634
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204369
出願日
2023-12-04
発明の名称
後処理装置および画像形成装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
主分類
B65H
31/08 20060101AFI20250609BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 処理トレイ上にシートを正しく積載し正常に後処理を実行する後処理装置および画像形成装置を得る。
【解決手段】 支持ガイド7は、所定の突出位置と所定の退避位置との間で移動可能であって、排出口4aからはみ出るプリントシートを支持し、突出機構は、支持ガイド7を突出位置と退避位置との間で移動させる。コントローラーは、排出トレイ5上に既に載置されているプリントシート101および処理トレイ3に搬送されてくるプリントシート103の少なくとも一方の特性または状態に応じて、突出機構22を制御して支持ガイド7の突出量を調整する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
後処理の対象となるプリントシートが載置される処理トレイと、
前記プリントシートを前記処理トレイへ搬送する中間ローラーと、
前記後処理後のプリントシートが載置される排出トレイと、
所定の突出位置と所定の退避位置との間で移動可能であって、排出口からはみ出るプリントシートを支持する支持ガイドと、
前記支持ガイドを前記突出位置と前記退避位置との間で移動させる突出機構と、
前記突出機構を制御して前記支持ガイドの突出量を調整するコントローラーとを備え、
前記コントローラーは、前記排出トレイ上に既に載置されているプリントシートおよび前記処理トレイに搬送されてくるプリントシートの少なくとも一方の特性または状態に応じて、前記突出量を調整すること、
を特徴とする後処理装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記コントローラーは、さらに、前記排出トレイにおいて最も上に載置されているプリントシートおよび前記処理トレイに搬送されてくるプリントシートの両方または一方のサイズに応じて前記突出量を調整することを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
【請求項3】
前記コントローラーは、さらに、前記排出トレイにおいて最も上に載置されているプリントシートの上面の印字率および前記処理トレイに搬送されてくるプリントシートの下面の印字率の両方または一方に応じて前記突出量を調整することを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
【請求項4】
前記コントローラーは、前記処理トレイに載置されているプリントシートの全体の厚さに応じて前記突出量を調整することを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
【請求項5】
前記プリントシートは、インクジェット方式のプリントエンジンでプリントが実行された後、当該後処理装置に搬送され、
前記コントローラーは、前記プリントエンジンから当該後処理装置へのプリントシートの搬送速度およびプリントシート間の時間的な搬送間隔に応じて前記突出量を調整すること、
を特徴とする請求項1記載の後処理装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の後処理装置を備え、
プリントが実行された後のプリントシートを前記後処理装置へ供給すること、
を特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、後処理装置および画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、後処理装置は、処理トレイ上にシートを搬送し、処理トレイ上に積載されたシートに対して後処理を実行する。ある後処理装置は、支持ガイドを備えており、支持ガイドは、排出トレイにシートが排出されるときに突出位置に移動してシート先端をガイドし、シート通過後には退避位置に移動する(例えば特許文献1参照)。これにより、排出口からはみ出たシートの垂れ下がりが抑制され、シートが円滑に処理トレイへ搬送される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-117729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の後処理装置では、新たに処理トレイに搬送されてくるシートの垂れ下がりが抑制されるが、排出トレイに既に載置されているシートと新たに処理トレイに搬送されてくるシートとの接触面積が大きいと、両者間の摩擦に起因して新たに処理トレイに搬送されてくるシートが進行せずに撓んでしまい、新たに処理トレイに搬送されてくるシートが、処理トレイに既に載置されているシートの上に正しく(位置ズレせずに)積載されず、ステープル不良やジャムなどといった不具合が発生する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、処理トレイ上にシートを正しく積載し正常に後処理を実行する後処理装置および画像形成装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る後処理装置は、後処理の対象となるプリントシートが載置される処理トレイと、前記プリントシートを前記処理トレイへ搬送する中間ローラーと、前記後処理後のプリントシートが載置される排出トレイと、所定の突出位置と所定の退避位置との間で移動可能であって、排出口からはみ出るプリントシートを支持する支持ガイドと、前記支持ガイドを前記突出位置と前記退避位置との間で移動させる突出機構と、前記突出機構を制御して前記支持ガイドの突出量を調整するコントローラーとを備える。そして、前記コントローラーは、前記排出トレイ上に既に載置されているプリントシートおよび前記処理トレイに搬送されてくるプリントシートの少なくとも一方の特性または状態に応じて、前記突出量を調整する。
【0007】
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る画像形成装置は、上記の後処理装置を備え、プリントが実行された後のプリントシートを前記後処理装置へ供給する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、処理トレイ上にシートを正しく積載し正常に後処理を実行する後処理装置および画像形成装置が得られる。
【0009】
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る後処理装置の機械的な構成を示す側面図である。
図2は、突出位置に配置された支持ガイド7について説明する図である。
図3は、退避位置に配置された支持ガイド7について説明する図である。
図4は、本発明の実施の形態に係る後処理装置の電気的な構成を示すブロック図である。
図5は、図1および図4に示す後処理装置における突出量nの導出について説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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