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公開番号2025089543
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025055366,2024030041
出願日2025-03-28,2021-06-11
発明の名称圧力スイッチ
出願人株式会社鷺宮製作所
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 35/32 20060101AFI20250605BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】圧力応動部の破損を抑制して圧力媒体の漏洩を防止できる圧力スイッチを提供する。
【解決手段】圧力スイッチ1は、本体2内に圧力応動部であるベローズ3と、本体2に設けられる支点2aが回動可能に挿通される挿通孔が設けられベローズ3の伸縮により支点2aを中心に回転運動する作動板4と、作動板4の動きに対抗するスプリング5と、作動板4の動きに応動する作動軸6と、作動軸6の動作により可動接点13を固定接点12A,12Bに対して接離する可動接点板11と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体内に圧力応動部と、前記本体に設けられる支点が回動可能に挿通される挿通孔が設けられ前記圧力応動部の伸縮により前記支点を中心に回転運動する作動板と、前記作動板の動きに対抗するスプリングと、前記作動板の動きに応動する作動軸と、前記作動軸の動作により可動接点を固定接点に対して接離する可動接点板と、を有する圧力スイッチであって、
前記作動板は、前記圧力応動部が当接する当接部を備える第一辺部と、前記第一辺部の一端側に曲折部を介して連続する第二辺部と、を有し、
当該圧力スイッチの無加圧状態において、前記当接部は、前記圧力応動部の伸縮方向における前記挿通孔の開口の範囲内に位置することを特徴とする圧力スイッチ。
続きを表示(約 69 文字)【請求項2】
前記挿通孔は、前記圧力応動部の上面の外形よりも内側に位置することを特徴とする請求項1に記載の圧力スイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力スイッチに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、圧力スイッチとして、本体内に圧力応動部としてのベローズと、ベローズの伸縮により本体に設けられる支点を軸として回転運動するL字状の作動板と、作動板の縦辺部に接続されて当該作動板の動きに対抗するスプリングと、作動板の動きに応動する作動軸と、作動軸の動作によりマイクロスイッチを制御する可動接点板と、を備えているものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
かかる圧力スイッチにおいて、作動軸は、一端側が作動板の縦辺部に係合され、他端側がマイクロスイッチを構成する可動接点板に係合されている。また、マイクロスイッチは、例えば2つの固定接点と、それらの間に配置される可動接点と、を備えている。マイクロスイッチにおいて、固定接点に対する可動接点が可動接点板の自由端部に設けられている。可動接点板は、変形ばねを含む急速反転機構を有している。
【0004】
そして、このような従来の圧力スイッチでは、ベローズに加わる圧力が増減することで、作動板が支点を中心に回転運動すると、作動板の動きに応動する作動軸を介して可動接点板が動作する。これにより、可動接点板が可動接点を一つまたは二つの固定接点間で択一的に接続させ、マイクロスイッチが反転される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭50-9571号公報
実開昭61-193647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1、2に記載された従来の圧力スイッチにおいて、本体には、作動板の回転運動を規制する圧力上昇側ストッパと、圧力下降側ストッパと(特許文献1は後者のみ)、が作動板の横辺部における端部近傍に上下方向に所定間隔で設けられている。そして、ベローズに過大な圧力が加わった場合に、本体に設けられる支点と、本体内の側部上方に設けられる圧力上昇側ストッパと、で作動板を保持することにより、ベローズの伸びを防止している。
【0007】
しかしながら、このような従来の圧力スイッチでは、ベローズに加わる圧力が更に高くなった場合、ベローズが傾きながら伸びることで、本体の作動板が傾く虞がある。これにより、本体との支持関係が無くなった作動板が、横辺部の端部を下方に向けて傾いた状態で下方のベローズによって押し上げられるため、横辺部の端部が圧力下降側ストッパから外れて底板方向に脱落する虞があった。この場合、作動板の脱落によってベローズの破損を招くばかりか、冷媒などの圧力媒体の漏洩を招く虞があった。
【0008】
本発明の目的は、圧力応動部の破損を抑制して圧力媒体の漏洩を防止できる圧力スイッチを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の圧力スイッチは、本体内に圧力応動部と、前記本体に設けられる支点が回動可能に挿通される挿通孔が設けられ前記圧力応動部の伸縮により前記支点を中心に回転運動する作動板と、前記作動板の動きに対抗するスプリングと、前記作動板の動きに応動する作動軸と、前記作動軸の動作により可動接点を固定接点に対して接離する可動接点板と、を有する圧力スイッチであって、
前記作動板は、前記圧力応動部が当接する当接部を備える第一辺部と、前記第一辺部の一端側に曲折部を介して連続する第二辺部と、を有し、
当該圧力スイッチの無加圧状態において、前記当接部は、前記圧力応動部の伸縮方向における前記挿通孔の開口の範囲内に位置することを特徴とする。
【0010】
以上のような本発明によれば、圧力応動部の破損を抑制して圧力媒体の漏洩を防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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