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公開番号2025089085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023204066
出願日2023-12-01
発明の名称給水装置工事の申請支援システム
出願人株式会社荏原製作所
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20250605BHJP(計算;計数)
要約【課題】
給水装置の工事等の申請における作業を、工事事業者及び担当部署の担当者の双方において低減させることができる給水装置工事等の申請支援システムを提供する。
【解決手段】
本発明の給水装置の工事に係る申請を支援する支援システムは、申請装置と審査装置とを備え、前記申請装置は、前記申請において記載すべき事項に関する記載情報を取得する記載情報取得部と、前記記載情報取得部によって取得された前記記載情報に基づいて、前記申請において審査装置に申請する申請情報を設定する申請情報設定部と、前記申請情報設定部によって設定された申請情報を出力する申請情報出力部、前記審査装置と通信を行う通信部とを備え、前記審査装置は、給水装置の工事等の審査に関する審査基準と前記申請情報出力部から出力された申請情報に基づいて審査を行う審査部と、前記審査部の審査結果を出力する審査結果出力部と、申請装置と通信を行う通信部とを備えた。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
給水装置の工事に係る申請を支援する支援システムであって、
該支援システムは、申請装置と審査装置とを備え、
前記申請装置は、
前記申請において記載すべき事項に関する記載情報を取得する記載情報取得部と、
前記記載情報取得部によって取得された前記記載情報に基づいて、前記申請において審査装置に申請する申請情報を設定する申請情報設定部と、
前記申請情報設定部によって設定された申請情報を出力する申請情報出力部、
前記審査装置と通信を行う通信部とを備え、
前記審査装置は、
給水装置の工事等の審査に関する審査基準と前記申請情報出力部から出力された申請情報に基づいて審査を行う審査部と、
前記審査部の審査結果を出力する審査結果出力部と、
申請装置と通信を行う通信部とを備えた、
支援システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記申請装置は、申請記憶部と申請入力部と事前審査部とを備え、
前記申請記憶部は、前記審査部の審査基準に関する情報を記憶し、
前記申請入力部は、給水装置の工事等に係る申請情報を入力可能とされており、
前記事前審査部は、前記申請記憶部に記憶されている審査基準に関する情報と前記申請入力部で入力された申請情報とにより事前審査を行う、
請求項1記載の支援システム。
【請求項3】
前記申請記憶部は、異なる複数の審査基準に関する情報を記憶し、
前記事前審査部は、前記申請入力部により入力された申請情報に基づいて前記異なる複数の審査基準の中から一つの審査基準に関する情報を選定し、当該選定された審査基準に関する情報により事前審査を行う、
請求項2記載の支援システム。
【請求項4】
前記事前審査部は事前審査を行う前に、前記審査部から審査基準に関する情報を取得して申請記憶部に記憶し、当該記憶した審査基準に関する情報に基づいて事前審査を行う、
請求項2記載の支援システム。
【請求項5】
前記事前審査部は、前記事前審査により前記審査装置の審査結果を予測し、
前記審査結果の予測に応じて前記申請装置が前記審査装置に給水装置の工事等に係る申請が可能となる、
請求項2記載の支援システム。
【請求項6】
前記申請装置は、前記審査部が出力した審査結果が入力される審査結果入力部を備え、
申請情報設定部は、前記審査部の審査結果に基づいて申請情報の内容を変更する、
請求項1記載の支援システム。
【請求項7】
前記申請情報はBIMデータである、
請求項1記載の支援システム。
【請求項8】
貯水槽水道方式、直圧直結給水方式、増圧直結給水方式の何れかの給水方式を選択する給水方式選択部と、
前記申請情報設定部は、給水方式選択部が選択した給水方式に基づいて水理計算を行う、
請求項1記載の支援システム。
【請求項9】
前記給水方式選択部は、給水方式を選択する前に、前記審査装置から給水装置を設置する場所の配水管の最小動水圧を取得し、該配水管の最小動水圧に基づいて給水方式を決定する、
請求項8記載の支援システム。
【請求項10】
給水装置の工事に係る申請を支援する支援方法であって、
前記申請において記載すべき事項に関する記載情報を取得し、
取得された前記記載情報に基づいて申請する申請情報を設定し、
前記申請情報により給水装置の工事に係る申請の審査を行い、
前記審査の結果を出力する、
支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給水装置工事の申請支援システム関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
給水装置の新設工事、改造工事、撤去工事、修繕工事、施工前の水道事業者との事前協議(以下「給水装置の工事等」ということもある。)を行うときには、自治体等の水道事業者の担当部署(以下「担当部署」ということもある。)に当該給水装置の工事等の申請をする必要があることがある。具体的には、指定給水装置工事事業者等(以下「工事事業者」ということもある。)が給水装置の工事等を行うときには、工事等を行う前に給水装置の工事等に係る申請に必要な書類を作成し、給水装置の工事等の許可を得るために申請に必要な書類を持参して担当部署に出向き工事等の申請をするものである。なお、申請に必要な書類には、事前協議のために必要な書類の場合がある。
【0003】
担当部署は、提出された給水装置の工事等の許可を得るために申請に必要な書類を目視により精査し、水道事業者の合格の基準に適合するかの審査を行い、審査の結果を工事事業者に通知する。
【0004】
工事事業者は、担当部署の審査の結果により工事の許可が得られた場合は、施工業者に工事を依頼することができるが、工事の許可を得ることができなかった場合は、給水装置の工事等に係る申請の書類を補正し、補正した書類を持参して担当部署に出向き、再度工事等の申請する必要が発生する。
申請に必要な書類は、例えば、給水装置新設工事申込書、給水装置新設工事施工申請書、給水装置工事設計審査申請書等がある。特許文献1には、給水配管の設計を支援するために給水配管の設計をBIM(Building Information Modeling)データを活用するシステム開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-138509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載されたシステムによれば、給水配管の設計をBIMデータにより行うことができる。しかしながら、工事事業者は給水装置工事等の申請には、設計図や計算が印刷された書面を担当部署に持参する必要がある。また、担当部署の担当者は、工事事業者が申請した書面に基づいて目視により審査を行う必要があった。そのため、担当部署では、例えば紙ベースで申請された水理計算書のチェックに時間がかかり非効率であるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、給水装置の工事等の申請における作業を、工事事業者及び担当部署の担当者の双方において低減させることができる給水装置工事等の申請支援システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するために本発明の一実施形態の給水装置工事等の申請支援システムは、申請装置と審査装置とを備え、前記申請装置は、水装置の工事等に係る申請において記載すべき事項に関する記載情報を取得する記載情報取得部と、前記記載情報取得部に
よって取得された前記記載情報に基づいて、給水装置の工事等に係る申請において審査装置に申請する申請情報を設定する申請情報設定部と、前記申請情報設定部によって設定された申請情報を出力する申請情報出力部、前記審査装置と通信を行う通信部とを備え、前記審査装置は、給水装置の工事等の審査に関する審査基準と前記申請情報出力部から出力された申請情報に基づいて審査を行う審査部と、前記審査部の審査結果を出力する審査結果出力部と、申請装置と通信を行う通信部とを備えた。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、給水装置の工事等に係る申請及び審査における手間を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る支援システム100の構成例を示す図である。
第1の実施形態に係る支援システム100と他の装置との構成例を示す図である。
第1の実施形態における動水勾配線図である。
第1の実施形態における流量を求めるための水理計算書の例である。
第1の実施形態における全揚程を求めるための水理計算書の例である。
第1の実施形態における一次側の給水管摩擦及び圧力損失を求めるための水理計算書の例である。
第1の実施形態における水道設備のアイソメ図である。
第1の実施形態における二次側の給水管摩擦及び圧力損失を求めるための水理計算書の例である。
増圧装置仕様書の例である。
第1の実施形態に係る支援システム100の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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