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公開番号
2025088676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2024021617
出願日
2024-02-16
発明の名称
レールランプ
出願人
ムー シン コアン ティエン クー フェン ユー シェン コン スー
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
F21V
21/34 20060101AFI20250604BHJP(照明)
要約
【課題】 小型化に適し、且つ、構造的強度が向上されたレールランプの提供。
【解決手段】 レールランプ200は制御モジュール302をコネクト手段3のランプ保持部31に配置する上、コネクト手段3をランプカバー2に固定することで一体のランプとして作成するため、別に接続のための手段を用意しなくてもそのままレールに取り付けて使用することができるので、小型化に適し、且つ、構造的強度が向上される効果が得られる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
レールに取り外し可能に装着できるレールランプであって、
前記レールは、所定のレール延伸方向を挟んで互いに間を開けて該レール延伸方向に沿って平行に延伸する1対の第1の導電材と、前記レール延伸方向を挟んで互いに間を開けて平行に延伸する1対の第1のガイド部とを備えており、
前記レールランプは、
発光空間を囲むと共に、前記発光空間に連通するカバー開口が形成されるランプカバーと、
前記ランプカバーに形成される前記カバー開口に固定されると共に、前記レール延伸方向に沿って移動可能に前記レールに取り付けられることができるコネクト手段と、
前記発光空間に向かって発光するように前記ランプカバーもしくは前記コネクト手段に配置される発光手段と、を備えており、
前記コネクト手段は、
一端に前記ランプカバーが固定されるランプ保持部及び前記ランプ保持部から前記ランプカバーの反対側へ延伸する台座本体部を有する台座ユニットと、
前記ランプ保持部に配置されて前記発光手段と電気的に接続して前記発光手段の稼動を制御できるように構成される制御モジュールと、
前記コネクト手段が前記レール延伸方向に沿って前記レールに対して相対移動できるよう、前記レールが有する前記1対の第1のガイド部に対応して嵌まり合う一対の係合部材と、
前記ランプ保持部の前記ランプカバーが固定される一端の反対側に位置し、いずれも前記制御モジュールに電気的に接続される一対の第1の接続端子と、を有するように構成されており、
前記一対の第1の接続端子は、前記レールが有する1対の前記第1の導電材にそれぞれ接触して前記第1の導電材と前記制御モジュールとを電気的に接続させることができることを特徴とするレールランプ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記ランプカバーは、前記制御モジュールの少なくとも一部を覆うと共に放熱及び電気絶縁性能を有する接着剤により前記コネクト手段に固定されている、請求項1に記載のレールランプ。
【請求項3】
前記発光手段は、前記制御モジュールに電気的に接続し且つ少なくとも1つの発光部を有するフィラメントアセンブリを複数有する、請求項1に記載のレールランプ。
【請求項4】
各前記フィラメントアセンブリはLEDであり、前記制御モジュールは、前記第1の接続端子に電気的に接続される2つの接続ポイントを有し、1つの前記フィラメントアセンブリの陽極は他の1つの前記フィラメントアセンブリの陰極に接続し、そして前記1つの前記フィラメントアセンブリの陰極と前記他の1つの前記フィラメントアセンブリの陽極は2つの前記接続ポイントに固定される、請求項3に記載のレールランプ。
【請求項5】
各前記フィラメントアセンブリはいずれも前記発光部を有すると共に互いに間を開けて配置されるフィラメントと、第1の接続板と、第2の接続板とを有し、前記第1の接続板は各前記フィラメントの一端に一体的に接続され、前記第2の接続板は各前記フィラメントの他端に一体的に接続される、請求項3に記載のレールランプ。
【請求項6】
前記制御モジュールは、各前記第1の接続端子が電気的に接続される制御基板と、前記制御基板に電気的に接続されるアダプタ基板とを有し、各前記フィラメントアセンブリの一端は前記アダプタ基板に電気的に接続される、請求項3に記載のレールランプ。
【請求項7】
前記レールは、前記レール延伸方向に沿って延伸するように前記1対の第1のガイド部の間に介在するレール溝が形成されるように構成されており、
前記コネクト手段は、前記一対の係合部材が並ぶ方向が前記レール延伸方向に略一致する第1の姿勢で前記レール溝内に挿入可能となり、且つ、前記コネクト手段が前記第1の姿勢で前記レール溝内に挿入された後、前記一対の係合部材が並ぶ方向が前記レール延伸方向に直交する第2の姿勢になるよう前記コネクト手段が回されると、前記一対の係合部材が前記レールが有する前記1対の第1のガイド部にそれぞれ対応して嵌まり合うよう構成される、請求項1に記載のレールランプ。
【請求項8】
前記一対の第1の接続端子は、前記一対の係合部材にそれぞれ配置される、請求項1に記載のレールランプ。
【請求項9】
各前記第1の接続端子と各前記係合部材とは、前記レール延伸方向に直交する高さ方向において間を開けて並んでいる、請求項1に記載のレールランプ。
【請求項10】
前記レールは、前記レール延伸方向に沿って延伸する第2の導電材を更に備え、
前記コネクト手段は、前記ランプ保持部の前記ランプカバーが固定される一端の反対側に位置し、前記第2の導電材に電気的に接続することができる第2の接続端子を更に有するように構成され、
また、前記台座本体部は、前記ランプ保持部から前記レール側へ延伸すると共に、各前記係合部材が突起するように形成される管状部材を更に有する、請求項1に記載のレールランプ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は照明装置に関し、特に、レールランプに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
図1に特許文献1に記載される従来のレールランプの一例が示されており、図示のように、この従来のレールランプ11はレールアセンブリ10に取り付けられる。レールアセンブリ10は、レール101とレール101内に取り付けられる2本の電気接続プレート102とを有する。レール101の内側にレール溝104と、レール溝104に連通する2つの係合溝103とが形成される。レールランプ11はコネクト手段111とランプ手段112とを有する。コネクト手段111は本体113と、本体113の上面から上方へ延伸する保持柱114と、保持柱114から両側へそれぞれ延伸する2本の接続端子115と、各接続端子115の隣にそれぞれ配置される2つの係合板116と、を有する(図示のアングルからでは、接続端子115と係合板116はそれぞれ1つしか示されておらず、もう1つは奥側に隠れている)。また、ランプ手段112とコネクト手段111の本体113とは、湾曲変形可能な材料により作成されたパイプ117により接続されている。
【0003】
このレールランプ11をレールアセンブリ10に装着する際は、まず保持柱114をレール溝104内に挿入してから、レールランプ11を水平に90°回転させることによって、各係合板116をレールアセンブリ10に形成される各係合溝103内に嵌め込ませることによって行われるが、レールランプ11の体積が大きいため、小型化の観点において改善の余地がある。
【0004】
この他、可動的なコネクト手段を有するアダプターに電球を装着することでレールランプとして利用する商品も存在するが、コネクト手段と電球との螺合が不安定になる可能性があるため、構造的強度が低い、あるいは接触不良が起きやすい問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
台湾実用新案登録第M258235U号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明は小型化に適し、且つ、構造的強度が向上されたレールランプの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成すべく、本発明は、レールに取り外し可能に装着できるレールランプであって、
前記レールは、所定のレール延伸方向を挟んで互いに間を開けて該レール延伸方向に沿って平行に延伸する1対の第1の導電材と、前記レール延伸方向を挟んで互いに間を開けて平行に延伸する1対の第1のガイド部とを備えており、
前記レールランプは、
発光空間を囲むと共に、前記発光空間に連通するカバー開口が形成されるランプカバーと、
前記ランプカバーに形成される前記カバー開口に固定されると共に、前記レール延伸方向に沿って移動可能に前記レールに取り付けられることができるコネクト手段と、
前記発光空間に向かって発光するように前記ランプカバーもしくは前記コネクト手段に配置される発光手段と、を備えており、
前記コネクト手段は、
一端に前記ランプカバーが固定されるランプ保持部及び前記ランプ保持部から前記ランプカバーの反対側へ延伸する台座本体部を有する台座ユニットと、
前記ランプ保持部に配置されて前記発光手段と電気的に接続して前記発光手段の稼動を制御できるように構成される制御モジュールと、
前記コネクト手段が前記レール延伸方向に沿って前記レールに対して相対移動できるよう、前記レールが有する前記1対の第1のガイド部に対応して嵌まり合う一対の係合部材と、
前記ランプ保持部の前記ランプカバーが固定される一端の反対側に位置し、いずれも前記制御モジュールに電気的に接続される一対の第1の接続端子と、を有するように構成されており、
前記一対の第1の接続端子は、前記レールが有する1対の前記第1の導電材にそれぞれ接触して前記第1の導電材と前記制御モジュールとを電気的に接続させることができることを特徴とするレールランプを提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明は制御モジュールをコネクト手段のランプ保持部に取り付け、且つ、コネクト手段をランプカバーに固定することにより、一体のランプとして作成することができるので、別に接続のための手段を用意しなくてもそのままレールに取り付けて使用することができるので、小型化に適し、且つ、構造的強度が向上される効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
特許文献1に記載されるレールランプの一部の構成が示される断面図である。
本発明のレールランプの第1の実施例がレールに装着される様子が示される一部分解斜視図である。
図2に対応する一部断面説明図である。
第1の実施例がレールに装着される様子が示される一部断面説明図である。
第1の実施例のレールランプとレールの一部断面図である。
第1の実施例の分解斜視図である。
図6と異なるアングルで第1の実施例における発光手段及び制御モジュールが示される分解斜視図である。
第1の実施例のレールランプがレールに装着される様子が示される説明図である。
本発明のレールランプの第2の実施例の断面図である。
本発明のレールランプの第3の実施例の断面図である。
本発明のレールランプの第4の実施例が別構成のレールに装着される様子が示される一部断面説明図である。
本発明のレールランプの第5の実施例が別構成のレールに装着される様子が示される一部断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下は図面を参照して本発明の各実施例について詳しく説明するが、異なる実施例において、同等する役割を発揮する構成要素に関しては、その構造が全く一致ではない場合においても、同じ符号が付けられる場合があることを理解すべきである。また、以下の説明では図面を基準として「上」「下」などの用語が用いられるが、これらは理解しやすいように説明する都合上に用いられるものであり、本発明の実施方法や権利の範囲を制限するものではないことも理解すべきである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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