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公開番号
2025088574
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203356
出願日
2023-11-30
発明の名称
発光モジュール、およびスマートフォン
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H10H
20/85 20250101AFI20250604BHJP()
要約
【課題】白色光を照射可能であるとともに、生体情報を取得するために用いられる生体受光情報を出力可能な発光モジュールを提供する。
【解決手段】発光モジュールは、基板と、前記基板上に配置される少なくとも1つの光源と、前記基板上に配置される少なくとも1つの受光素子と、前記光源及び前記受光素子に対向して配置されるレンズと、を有し、前記少なくとも1つの光源は、赤色の光と緑色の光と青色の光との混色光で構成される白色光を出射可能であり、前記少なくとも1つの受光素子は、前記少なくとも1つの光源から出射された光の、生体による反射光及び散乱光の少なくとも一方を受光することで得られる生体受光情報を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板上に配置される少なくとも1つの光源と、
前記基板上に配置される少なくとも1つの受光素子と、
前記光源及び前記受光素子に対向して配置されるレンズと、を有し、
前記少なくとも1つの光源は、赤色の光と緑色の光と青色の光との混色光で構成される白色光を出射可能であり、
前記少なくとも1つの受光素子は、前記少なくとも1つの光源から出射された光の、生体による反射光及び散乱光の少なくとも一方を受光することで得られる生体受光情報を出力する、発光モジュール。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの光源は複数の光源を含み、
前記複数の光源は、赤色の光を出射する赤色光源と、緑色の光を出射する緑色光源と、青色の光を出射する青色光源と、赤外の光を出射する赤外光源と、を含み、
前記少なくとも1つの受光素子は、前記複数の光源から出射された光の、生体による反射光及び散乱光の少なくとも一方を受光することで得られる生体受光情報を出力する、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項3】
前記複数の光源は、白色の光を出射する白色光源をさらに含む、請求項2に記載の発光モジュール。
【請求項4】
前記赤色光源は、青色の光を出射する第1発光素子と、前記第1発光素子から出射される青色の光の少なくとも一部を波長変換して赤色の光を出射する第1蛍光体と、を含み、
前記緑色光源は、青色の光を出射する第2発光素子と、前記第2発光素子から出射される青色の光の少なくとも一部を波長変換して緑色の光を出射する第2蛍光体と、を含む、請求項2又は請求項3に記載の発光モジュール。
【請求項5】
前記受光素子から出力された前記生体受光情報に基づいて、前記生体に関する生体情報を出力可能なプロセッサをさらに有する、請求項2又は請求項3に記載の発光モジュール。
【請求項6】
前記複数の光源は、円形環状に配置される、請求項2又は請求項3に記載の発光モジュール。
【請求項7】
前記円形環状の中心軸を回転軸として、前記基板を回転可能な駆動部を有する、請求項6に記載の発光モジュール。
【請求項8】
前記駆動部による前記基板の回転軸は、前記レンズの光軸に一致する、請求項7に記載の発光モジュール。
【請求項9】
前記複数の光源からの光の出射を制御可能な制御部を有する、請求項2に記載の発光モジュール。
【請求項10】
前記少なくとも1つの受光素子は、分光応答度が異なる複数の受光部を有し、
複数の前記受光部は、環境光に関する受光情報をさらに出力可能である、請求項2に記載の発光モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発光モジュール、およびスマートフォンに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、フラッシュランプの光を照射する発光モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-533178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示に係る実施形態は、白色光を照射可能であるとともに、生体情報を取得するために用いられる生体受光情報を出力可能な発光モジュールを提供することを目的する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光モジュールは、基板と、前記基板上に配置される少なくとも1つの光源と、前記基板上に配置される少なくとも1つの受光素子と、前記光源及び前記受光素子に対向して配置されるレンズと、を有し、前記少なくとも1つの光源は、赤色の光と緑色の光と青色の光との混色光で構成される白色光を出射可能であり、前記少なくとも1つの受光素子は、前記少なくとも1つの光源から出射された光の、生体による反射光及び散乱光の少なくとも一方を受光することで得られる生体受光情報を出力する。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る実施形態によれば、白色光を照射可能であるとともに、生体情報を取得するために用いられる生体受光情報を出力可能な発光モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る発光モジュールの模式的上面図である。
図1におけるII-II線の模式的断面図である。
第1実施形態に係る発光モジュールの赤色光源、緑色光源及び青色光源の発光スペクトルの一例を示す図である。
金属の反射スペクトルの一例を示す図である。
第1実施形態に係る発光モジュールの白色光源の発光スペクトルの一例を示す図である。
第1実施形態に係る発光モジュールによる白色光の照射動作を示す発光モジュールの模式的断面図である。
第1実施形態に係る発光モジュールにより生体受光情報を出力するときの光の照射動作を示す発光モジュールの模式的断面図である。
第1変形例に係る発光モジュールの第1蛍光体を含む赤色光源の構成を示す模式的断面図である。
第1変形例に係る発光モジュールの第2蛍光体を含む緑色光源の構成を示す模式的断面図である。
第1蛍光体を含む赤色光源の発光スペクトルの一例を示す図である。
第2蛍光体を含む緑色光源の発光スペクトルの一例を示す図である。
第2変形例に係る発光モジュールにおける光源が配置された基板を示す模式的上面図である。
第3変形例に係る発光モジュールにおける光源が配置された基板を示す模式的上面図である。
第2実施形態に係る発光モジュールの模式的上面図である。
図13におけるXIV-XIV線の模式的断面図である。
第2実施形態に係る発光モジュールの第3蛍光体を含む赤外光源の構成を示す模式的断面図である。
第3実施形態に係るスマートフォンを表示面側とは反対側から視た模式図である。
第3実施形態に係るスマートフォンを表示面側から視た模式図である。
図16におけるXVIII-XVIII線の模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の実施形態に係る発光モジュール及びスマートフォンについて図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本開示の技術思想を具現化するための発光モジュール及びスマートフォンを例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。断面図として、切断面のみを示す端面図を用いる場合がある。
【0009】
また、以下では、説明をわかりやすくするために、XYZ直交座標系を用いて、各部分の配置および構成を説明する。X軸、Y軸、Z軸は、相互に直交している。またX軸が延びる方向を「X方向」とし、Y軸が延びる方向を「Y方向」とし、Z軸が延びる方向を「Z方向」とする。
【0010】
また、X方向のうち、矢印が向いている方向を「+X方向」または「+X側」といい、+X方向の逆方向を「-X方向」または「-X側」という。同様に、Y方向のうち、矢印が向いている方向を「+Y方向」または「+Y側」、+Y方向の逆方向を「-Y方向」または「-Y側」といい、Z方向のうち、矢印が向いている方向を「+Z方向」、「+Z側」または「上方」、+Z方向の逆方向を「-Z方向」、「-Z側」または「下方」ともいう。但し、これらは、相対的な位置、向き、方向等の関係を述べるに過ぎず、使用時における関係と一致していなくてもよい。また、これらの方向は重力方向とは無関係である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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