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公開番号
2025088165
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202686
出願日
2023-11-30
発明の名称
水噴射装置
出願人
株式会社カインズ
,
寧波大叶園林工業有限公司
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05B
1/30 20060101AFI20250604BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】水を噴射した状態から止水した状態に遷移した場合であっても内部の水を円滑に排出する。
【解決手段】水噴射装置は、噴射口4、噴射口4に繋がる内部流路31,32,33が設けられた本体部3と、給水弁座に当接することで給水口を閉状態とし、給水弁座から離隔することで給水口を開状態とする給水弁体が設けられた給水桿7と、給水桿7を動かして、給水口を開状態及び閉状態とする操作桿5と、操作桿5と本体部3との間に設けられ、噴射口4から離れた位置で内部流路と外部とを繋ぐ空気流路と、給水口が開状態となっている場合に空気流路を封止し、給水口が閉状態となっている場合に空気流路の少なくとも一部を開放するシール機構を構成するOリング12及び溝部51と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
外部に水を噴射する噴射口、前記噴射口に繋がる内部流路、及び前記内部流路に加圧された水を供給する外部水路が繋がる給水口が設けられた本体部と、
前記本体部に設けられた給水弁座に当接することで前記給水口を閉状態とし、前記給水弁座から離隔することで前記給水口を開状態とする給水弁体が設けられた給水桿と、
前記給水桿を動かして、前記給水口を開状態及び閉状態とする操作桿と、
前記操作桿と前記本体部との間に設けられ、前記噴射口から離れた位置で内部流路と外部とを繋ぐ空気流路と、
前記給水口が開状態となっている場合に前記空気流路を封止し、前記給水口が閉状態となっている場合に前記空気流路の少なくとも一部を開放するシール機構と、を備える水噴射装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記シール機構は、
前記本体部と前記操作桿との間に設けられ、前記本体部又は前記操作桿の一方に接触し且つ固定され他方にも接触する密接部と、
前記本体部又は前記操作桿の内、前記密接部が固定されていない他方に設けられ、前記密接部に接触しない部分を有する溝部と、を有し、
前記本体部と前記操作桿とが相対的な位置関係を変化させるのに応じて、前記密接部と前記溝部との相対的な位置関係が変化するように構成されている、請求項1に記載の水噴射装置。
【請求項3】
前記給水口が閉状態となっている場合に前記溝部に対応する位置に前記密接部が位置して前記空気流路の少なくとも一部を開放し、前記給水口が開状態となっている場合に前記溝部に対応しない位置に前記密接部が位置して前記空気流路を封止する、請求項2に記載の水噴射装置。
【請求項4】
前記内部流路が屈曲しており、その屈曲している部分に相当する本体部の外側に連通するように空気流路が設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の水噴射装置。
【請求項5】
前記密接部は前記本体部に固定され、前記溝部は前記操作桿に形成されている、請求項2又は3に記載の水噴射装置。
【請求項6】
前記操作桿は、前記操作桿の長手方向に沿って進退することで前記給水桿を動かすことが可能なように構成されると共に、円筒状の外表面が設けられた内筒部を有し、
前記本体部は、前記外表面に沿った形状の内表面が設けられた外筒部を有し、
前記外表面の外周径よりも前記内表面の内周径は大径であって、前記外表面と前記内表面との間に前記空気流路が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の水噴射装置。
【請求項7】
更に、前記操作桿を動かすための操作レバーを備え、
前記操作レバーは非操作状態で前記給水口を閉状態とし、前記操作レバーは操作されると前記給水口を開状態とするように構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の水噴射装置。
【請求項8】
前記給水桿は、前記給水桿の長手方向に沿って進退することで前記給水弁体を前記給水弁座に対して動かすことができるように構成されており、
前記操作桿及び前記給水桿には、前記操作桿が進退する動きを前記給水桿が進退する動きに変換する伝達機構が設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の水噴射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、水噴射装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
水噴射装置として下記特許文献1に記載されているものが知られている。下記特許文献1に記載されているスプレーガンは、ガンの下部に止水シールリング及び止水盤が設けられている。止水シールリングが止水盤と当接した状態では水が内部に流入せず、止水シールリングが止水盤から離れると水が内部に流入し、バリエーション盤に設けられた多数の小穴から水が噴射される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-29989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、止水シールリング及び止水盤をガンの最下部に設けているので、止水シールリングと止水盤が当接し水が内部に流入せず、例えば冬季などで外部に放置しても内部で水が凍結することがないとしている。
【0005】
しかしながら、水を噴射した状態から止水シールリングと止水盤とを当接させて水を供給しないようにしても、実際には水が内部に留まることになる。これは、バリエーション盤に設けられた小穴の開口面積が、噴射する水の勢いを増すために極めて小さく設定されるため、小穴の表面張力によって水が外部に流れ出るのが阻害されるためである。
【0006】
本開示は、水を噴射した状態から止水した状態に遷移した場合であっても内部の水を円滑に排出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は水噴射装置であって、外部に水を噴射する噴射口、噴射口に繋がる内部流路、及び内部流路に加圧された水を供給する外部水路が繋がる給水口が設けられた本体部と、本体部に設けられた給水弁座に当接することで給水口を閉状態とし、給水弁座から離隔することで給水口を開状態とする給水弁体が設けられた給水桿と、給水桿を動かして、給水口を開状態及び閉状態とする操作桿と、操作桿と本体部との間に設けられ、噴射口から離れた位置で内部流路と外部とを繋ぐ空気流路と、給水口が開状態となっている場合に空気流路を封止し、給水口が閉状態となっている場合に空気流路の少なくとも一部を開放するシール機構と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、水を噴射した状態から止水した状態に遷移した場合であっても内部の水を円滑に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る水噴射装置の断面図である。
図2は、本実施形態に係る水噴射装置の断面図である。
図3は、図1の一部を拡大した断面図である。
図4は、図2の一部を拡大した断面図である。
図5は、本実施形態のシール機構を説明するための概念図である。
図6は、変形例に係るシール機構を説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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