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公開番号2025087449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023202110
出願日2023-11-29
発明の名称加工制御装置及び加工制御方法
出願人ローランドディー.ジー.株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数のジョブをグループ化して連続して実行する場合において、全体の処理時間が不要に長くなってしまうことを防ぎ、且つ、作業者の手間を軽減する。
【解決手段】メディアに加工を行う加工装置を制御する加工制御装置であって、複数のジョブが連続して実行されるようにグループ化するグループ化処理部と、グループ化された複数のジョブの実行を前記加工装置に指示するジョブ実行指示部と、グループ化された複数のジョブのジョブ間毎にジョブの実行を一時停止するか否かの設定を受け付け可能な一時停止受付部と、設定に基づいて、グループ化された複数のジョブのジョブ間に、ジョブの実行を一時停止することを加工装置に指示する一時停止指示部とを備える加工制御装置。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
メディアに加工を行う加工装置を制御する加工制御装置であって、
複数のジョブが連続して実行されるようにグループ化するグループ化処理部と、
グループ化された前記複数のジョブの実行を前記加工装置に指示するジョブ実行指示部と、
グループ化された前記複数のジョブのジョブ間毎にジョブの実行を一時停止するか否かの設定を受け付け可能な一時停止受付部と、
前記設定に基づいて、グループ化された前記複数のジョブのジョブ間に、ジョブの実行を一時停止することを前記加工装置に指示する一時停止指示部と、
を備える加工制御装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の加工制御装置であって、
一時停止期間に、前記加工装置のジョブ間の動作の実行を前記加工装置に指示するジョブ間動作実行指示部を備える加工制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の加工制御装置であって、
前記加工装置は、前記メディアにインクを吐出するヘッドを備え、
前記ジョブ間の動作は、前記ヘッドのクリーニング動作である、加工制御装置。
【請求項4】
請求項2に記載の加工制御装置であって、
前記加工装置は、前記メディアにインクを吐出するヘッドを備え、
前記ジョブ間の動作は、前記ヘッドによるテスト画像の印刷動作である、加工制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の加工制御装置であって、
前記加工装置は、前記ヘッドと前記メディアとを所定方向に相対移動させる移動機構を備え、
前記ジョブ間動作実行指示部は、
一時停止前のジョブで印刷された画像の前記所定方向の上流側の前記メディアの領域に前記テスト画像を印刷するように前記加工装置に指示するか、又は、
前記移動機構にて前記ヘッドと前記メディアとを前記所定方向に相対移動させ、前記複数のジョブの最後のジョブで画像を印刷する前記メディアの領域よりも前記所定方向の上流側に前記テスト画像を印刷するように前記加工装置に指示する、加工制御装置。
【請求項6】
請求項2に記載の加工制御装置であって、
前記加工装置は、前記メディアにインクを吐出するヘッドと、前記ヘッドと前記メディアとを所定方向に相対移動させる移動機構と、を備え、
前記ジョブ間の動作は、前記移動機構による前記ヘッドと前記メディアとの前記所定方向の相対移動動作である、加工制御装置。
【請求項7】
請求項5又は6に記載の加工制御装置であって、
前記ジョブ間動作実行指示部は、一時停止期間の前記ヘッドと前記メディアの前記所定方向の相対移動量を記憶し、ジョブの再開前に、前記所定方向における前記ヘッドと前記メディアの相対位置を所定位置に戻すように前記加工装置に指示する、加工制御装置。
【請求項8】
請求項2に記載の加工制御装置であって、
前記加工装置は、前記メディアにインクを吐出するヘッドと、インクを収容するタンクと、前記ヘッドと前記タンクの間のインク流路とを備え、
前記ジョブ間の動作は、前記インク流路内のインクの流れを制御する動作である、加工制御装置。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の加工制御装置であって、
前記加工装置は、前記メディアにインクを吐出するヘッドと、前記ヘッドと前記メディアとを所定方向に相対移動させる移動機構と、を備え、
一時停止前のジョブで印刷された画像の上に、一時停止後のジョブで画像が積層して印刷されるように、前記移動機構が前記ヘッドに対して前記メディアを前記所定方向の上流側に引き戻す動作、又は、前記移動機構が前記メディアに対して前記ヘッドを前記所定方向の下流側に引き戻す動作を行う場合には、前記一時停止指示部は、前記引き戻す動作が行われる前に一時停止することを前記加工装置に指示する、
加工制御装置。
【請求項10】
メディアに加工を行う加工装置の加工制御方法であって、
複数のジョブが連続して実行されるようにグループ化するグループ化処理工程と、
グループ化された前記複数のジョブの実行を前記加工装置に指示するジョブ実行指示工程と、
グループ化された前記複数のジョブのジョブ間毎にジョブの実行を一時停止するか否かの設定を受け付ける一時停止受付工程と、
前記設定に基づいて、グループ化された前記複数のジョブのジョブ間に、ジョブの実行を一時停止することを前記加工装置に指示する一時停止指示工程と、
を備える加工制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加工制御装置及び加工制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、同じ画像を繰り返し形成する重ね打ち印刷を行う場合に、1つのページデータの処理を行うごとに一時停止を行い、印刷ジョブを継続するか否かの指令を利用者から受け付けることが記載されている。画像データに基づいて重ね打ちの回数を設定しても、作業者にとって好適な画像が形成されないことがある。そのため、上記によれば、利用者は重ね打ち印刷を1回行うごとに仕上がり具合を確認できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許7238499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1では、一時停止設定がオンであると、1つのジョブが終了する毎に必ず一時停止してしまう。複数のジョブをグループ化して連続して実行する場合において、ジョブ間に必ず一時停止してしまうと、不要な一時停止が生じ、全体の処理時間が長くなってしまう。また、一時停止する度に作業者がジョブの再開を指示する必要が生じ、作業者の手間が増え、複数のジョブをグループ化した効果が軽減してしまう。
【0005】
本発明は、複数のジョブをグループ化して連続して実行する場合において、全体の処理時間が不要に長くなってしまうことを防ぎ、且つ、作業者の手間を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、
メディアに加工を行う加工装置を制御する加工制御装置であって、
複数のジョブが連続して実行されるようにグループ化するグループ化処理部と、
グループ化された前記複数のジョブの実行を前記加工装置に指示するジョブ実行指示部と、
グループ化された前記複数のジョブのジョブ間毎にジョブの実行を一時停止するか否かの設定を受け付け可能な一時停止受付部と、
前記設定に基づいて、グループ化された前記複数のジョブのジョブ間に、ジョブの実行を一時停止することを前記加工装置に指示する一時停止指示部と、
を備える加工制御装置である。
【0007】
本発明の他の特徴については、本明細書の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数のジョブをグループ化して連続して実行する場合において、全体の処理時間が不要に長くなってしまうことを防ぎ、且つ、作業者の手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷システム100の全体構成の説明図である。
印刷システム100のブロック図である。
グループジョブの制御方法の一例を示すシーケンス図である。
ジョブの管理画面80を示す。
ジョブの管理画面80を示す。
ジョブの設定画面81を示す。
図7A及び図7Bは一時停止中の設定画面82を示す。
図8A及び図8Bは機体カバー3が閉じている状態と開いている状態の説明図である。
図9A及び図9BはメディアMの送りについての説明図である。
図10A及び図10Bはテスト画像TPの印刷についての説明図である。
図11A及び図11Bはテスト画像TPの印刷についての説明図である。
クリーニング機構40とインク供給機構50についての説明図である。
図13A~図13Cは重ね合わせ印刷の様子の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
===実施形態===
<<全体構成>>
図1は、印刷システム100の全体構成の説明図である。図2は、印刷システム100のブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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