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公開番号2025087133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201575
出願日2023-11-29
発明の名称マットレスカバー及び寝具
出願人株式会社ニトリホールディングス
代理人個人,個人
主分類A47G 9/02 20060101AFI20250603BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】手間をかけずに洗濯機で洗濯しやすい形態とする。
【解決手段】第1の方向に延びる2つの側面と前記第1の方向に直交する第2の方向に延びる2つの側面とを有するマットレスを被覆するマットレスカバーであって、前記マットレスを被覆するカバー本体と、前記カバー本体のうち前記マットレスの一方の主面を被覆する被覆部の少なくとも一部を覆うように取り付けられた押さえ部材とを有し、前記押さえ部材は、前記第1の方向における両端部が前記カバー本体に接合されておらず、前記第2の方向における両端部の少なくとも一部が前記カバー本体に接合されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の方向に延びる2つの側面と前記第1の方向に直交する第2の方向に延びる2つの側面とを有するマットレスを被覆するマットレスカバーであって、
前記マットレスを被覆するカバー本体と、
前記カバー本体のうち前記マットレスの一方の主面を被覆する被覆部の少なくとも一部を覆うように取り付けられた押さえ部材と、を有し、
前記押さえ部材は、前記第1の方向における両端部が前記カバー本体に接合されておらず、前記第2の方向における両端部の少なくとも一部が前記カバー本体に接合されている、マットレスカバー。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記押さえ部材は、前記被覆部の前記第1の方向における一方の端辺の少なくとも一部の近傍を覆うように取り付けられている、請求項1に記載のマットレスカバー。
【請求項3】
前記押さえ部材は、前記被覆部の前記第1の方向における両端辺の中間部を覆うように取り付けられている、請求項1に記載のマットレスカバー。
【請求項4】
前記押さえ部材は、伸縮自在な材料から構成されている、請求項1に記載のマットレスカバー。
【請求項5】
前記カバー本体は、
前記マットレスの一方の主面を被覆する第1被覆部と、
前記マットレスの他方の主面を被覆する第2被覆部と、
前記第1被覆部と前記第2被覆部とに連接し、前記マットレスの側面を被覆する4つのマチ部と、を有し、
前記押さえ部材は、前記第2被覆部と前記マチ部との連接部分にその両端部が接合され、前記第1被覆部を覆っている、請求項1に記載のマットレスカバー。
【請求項6】
前記第1被覆部と前記第2被覆部とのいずれか一方に、前記マットレスが通過可能な開口部を有する、請求項5に記載のマットレスカバー。
【請求項7】
前記4つのマチ部のうち前記マットレスの前記第2の方向に延びる2つの側面を被覆する2つのマチ部と前記第1被覆部と前記第2被覆部とは、連続した被覆材からなり、
前記被覆材は、前記連続する方向における両端部近傍の領域が互いに重なっており、当該両端部のうちの一方の端部と該端部に重なる領域との間に前記開口部が形成されている、請求項6に記載のマットレスカバー。
【請求項8】
内容物を被覆材で包み込み、第1の方向に延びる2つの端辺と前記第1の方向に直交する第2の方向に延びる2つの端辺とを有するパット状の寝具であって、
前記寝具の一方の面において前記被覆材に取り付けられた押さえ部材を有し、
前記押さえ部材は、前記第1の方向における両端部が前記被覆材に接合されておらず、前記第2の方向における両端部の少なくとも一部が前記被覆材に接合されている、寝具。
【請求項9】
前記押さえ部材は、前記被覆材の前記第1の方向における一方の端辺の少なくとも一部の近傍に取り付けられている、請求項8に記載の寝具。
【請求項10】
前記押さえ部材は、前記被覆材の前記第1の方向における両端辺の中間部に取り付けられている、請求項8に記載の寝具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マットレスカバー及び寝具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
マットレスやベッドパットのような大型の寝具においても、衣類等と同様に、汗や汚れを洗い落とすために洗濯可能であることが好ましい。しかしながら、このような大型の寝具は、洗濯機での洗濯時に水を吸収して重量が増加した状態で洗濯槽内にて片寄った場合、洗濯槽が激しく振動することで洗濯機の故障の原因になってしまう。ここで、大型の洗濯物は、折り畳んだ状態で洗濯ネットに収納することで、洗濯時に洗濯槽内で片寄りにくくすることができる。
【0003】
特許文献1には、閉じ紐を有し、閉じ紐を連結させることで変形可能な枕が開示されている。また、特許文献2には、タオル地に留め具を設け、タオル地を巻いたり折り畳んだりした状態で留め具とタオル地との間に紐を通すことで、タオル地を枕等の形態に変形可能なものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6067795号公報
特許第6644463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、マットレスやベッドパットのような大型の寝具を洗濯ネットに収納して洗濯する場合、大型の寝具を収納可能な大きさの洗濯ネットを別途用意しなければならない。また、大型であることから、洗濯ネットに収納するのに手間がかかってしまう場合がある。
【0006】
また、特許文献1,2に開示されたものにおいては、閉じ紐を連結することで枕を変形させたり、タオル地を巻いたり折り畳んだりした状態で留め具とタオル地との間に紐を通すことでタオル地を変形させたりすることになる。そのため、洗濯しやすい形態に変形させるとしても手間がかかってしまうという問題点がある。
【0007】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、手間をかけずに洗濯機で洗濯しやすい形態とすることができるマットレスカバー及び寝具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明のマットレスカバーは、
第1の方向に延びる2つの側面と前記第1の方向に直交する第2の方向に延びる2つの側面とを有するマットレスを被覆するマットレスカバーであって、
前記マットレスを被覆するカバー本体と、
前記カバー本体のうち前記マットレスの一方の主面を被覆する被覆部の少なくとも一部を覆うように取り付けられた押さえ部材と、を有し、
前記押さえ部材は、前記第1の方向における両端部が前記カバー本体に接合されておらず、前記第2の方向における両端部の少なくとも一部が前記カバー本体に接合されている。
【0009】
上記目的を達成するために本発明の寝具は、
内容物を被覆材で包み込み、第1の方向に延びる2つの端辺と前記第1の方向に直交する第2の方向に延びる2つの端辺とを有するパット状の寝具であって、
前記寝具の一方の面において前記被覆材に取り付けられた押さえ部材を有し、
前記押さえ部材は、前記第1の方向における両端部が前記被覆材に接合されておらず、前記第2の方向における両端部の少なくとも一部が前記被覆材に接合されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、手間をかけずに洗濯機で洗濯しやすい形態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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