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公開番号2025086333
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2024188290
出願日2024-10-25
発明の名称滑り止め剤及び滑り止め剤の製造方法
出願人丸住製紙株式会社
代理人個人
主分類C09K 3/14 20060101AFI20250530BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】短時間で水を吸収する機能を有する新規な滑り止め剤を提供する。
【解決手段】本発明の滑り止め剤は、主剤粉末と、セルロース繊維と、を含み、前記セルロース繊維の配合量が、50質量%以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
主剤粉末と、セルロース繊維と、を含み、
前記セルロース繊維の配合量が、５０質量％以下である、滑り止め剤。
続きを表示（約 290 文字）【請求項２】
前記セルロース繊維は、そのセルロースの水酸基の少なくとも一部が硫酸エステル基で置換されたものである、請求項１記載の滑り止め剤。
【請求項３】
前記セルロース繊維の配合量が、１０質量％以下である、請求項２記載の滑り止め剤。
【請求項４】
前記主剤粉末は、炭酸マグネシウム粉末及び炭酸カルシウム粉末の少なくとも一方を含む、請求項１～３のいずれか一項に記載の滑り止め剤。
【請求項５】
主剤粉末と、セルロース繊維と、を混合する工程を含む、前記セルロース繊維の配合量が５０質量％以下である滑り止め剤の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、滑り止め剤及び滑り止め剤の製造方法に関する。
続きを表示（約 990 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、スポーツクライミング（ボルダリング）、陸上、体操、野球、ソフトボール、ゴルフ等の競技において、滑り止め剤として、炭酸マグネシウム粉末、卵殻やカキ殻等を粉砕した炭酸カルシウム粉末等が用いられている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－２６１２１３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
これらの滑り止め剤に、短時間で水を吸収する機能を付与できれば、手汗等を素早く吸収できるようになり、望ましい。
【０００５】
そこで、本発明は、短時間で水を吸収する機能を有する新規な滑り止め剤及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記目的を達成するために、本発明の滑り止め剤は、
主剤粉末と、セルロース繊維と、を含み、
前記セルロース繊維の配合量が、５０質量％以下である。
【０００７】
本発明の製造方法は、主剤粉末と、セルロース繊維と、を混合する工程を含み、前記セルロース繊維の配合量が５０質量％以下である滑り止め剤の製造方法である。
【発明の効果】
【０００８】
前記課題に鑑み、本発明者らが一連の研究を重ねたところ、滑り止め剤に５０質量％以下のセルロース繊維を含ませることで、短時間で水を吸収可能となることを見出した。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の滑り止め剤は、主剤粉末と、セルロース繊維と、を含む。前記滑り止め剤は、前記主剤粉末及び前記セルロース繊維のみで構成されていてもよいし、さらに他の成分（例えば、松脂等）を含んでもよい。
【００１０】
前記主剤粉末としては、例えば、炭酸マグネシウム粉末、炭酸カルシウム粉末、それらの混合物等が挙げられるが、特に限定されない。前記主剤粉末としては、例えば、市販品を用いてもよい。前記炭酸マグネシウム粉末は、ナイカイ塩業（株）、（株）ニシ・スポーツ、ブラックダイヤモンド社等、多くの会社から市販されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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