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公開番号2025085895
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199588
出願日2023-11-27
発明の名称価格推移予測装置、および価格推移予測方法
出願人株式会社日立製作所
代理人ポレール弁理士法人
主分類G06Q 30/0202 20230101AFI20250530BHJP(計算;計数)
要約【課題】
製品のグレードや世代の関係を踏まえ、所定のパラメータに基づいて発売後の価格の推移を予測するとともに、予測した価格の推移から所定期間の収益を予測し、収益が安定化・最大化するような予測パラメータを提示する
【解決手段】
製品の発売開始から所定の期間が経過するまでの販売価格の推移を予測する価格推移予測装置であって、価格の変動率曲線の候補から製品グレード毎の価格曲線を決定する価格曲線生成処理部と、旧製品から新製品への切替時期において両者の価格曲線を補正する価格曲線補正処理部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
製品の発売開始から所定の期間が経過するまでの販売価格の推移を予測する価格推移予測装置であって、
価格の変動率曲線の候補から製品グレード毎の価格曲線を決定する価格曲線生成処理部と、
旧製品から新製品への切替時期において両者の前記価格曲線を補正する価格曲線補正処理部と、
を有することを特徴とする価格推移予測装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の価格推移予測装置であって、
前記価格曲線生成処理部は、
発売開始時から所定の期間経過までの価格推移の割合を表現した数式へ複数の異なるパラメータの組み合わせを適用することによって、複数の価格の変動率曲線の候補を生成し、
前記変動率曲線の候補に対して製品グレード毎にそれぞれの発売開始時の参考価格を乗じることによって、製品グレード毎に複数の価格曲線の候補を取得し、前記価格曲線の候補から前記製品グレード毎に予め定めた第一の制約条件を満たす価格曲線を選定する、
ことを特徴とする価格推移予測装置。
【請求項3】
請求項2に記載の価格推移予測装置であって、
前記価格曲線補正処理部は、
旧製品から新製品への切替時期において両者の前記価格曲線における価格差が縮小するように両者の価格を補正する、
ことを特徴とする価格推移予測装置。
【請求項4】
請求項3に記載の価格推移予測装置であって、
前記第一の制約条件は、前記製品グレード間の価格の序列を維持させると共に、前記製品グレードが高いほど販売初期の段階で価格を大きく変化させるものである、
ことを特徴とする価格推移予測装置。
【請求項5】
請求項4に記載の価格推移予測装置であって、
前記価格曲線補正処理部は、前記新製品よりも前記旧製品に対しての補正処理を多く実施する、
ことを特徴とする価格推移予測装置。
【請求項6】
請求項5に記載の価格推移予測装置であって、
前記予測した販売価格の推移に対し、予測販売台数を乗じることによって所定期間における予測収益を算出する収益評価処理部を有する、
ことを特徴とする価格推移予測装置。
【請求項7】
請求項6に記載の価格推移予測装置であって、
前記収益評価処理部は、収益が最大化する前記パラメータの組み合わせ、もしくは、収益が最も安定化する前記パラメータの組み合わせを提示する、
ことを特徴とする価格推移予測装置。
【請求項8】
製品の発売開始から所定の期間が経過するまでの販売価格の推移を予測する価格推移予測方法であって、
価格の変動率曲線の候補から製品グレード毎の価格曲線を決定するステップと、
旧製品から新製品への切替時期において両者の前記価格曲線を補正するステップと、
を有することを特徴とする価格推移予測方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、製品のグレード間や世代間の関係を踏まえて製品の価格の推移を予測する価格推移予測装置、および価格推移予測方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
製品の比較サイトやSNSなどによって、製品に関するデザイン、機能、価格、口コミを消費者が自ら調べることによって比較し易くなり、消費者にとって製品の選択肢が多様化している。メーカーは消費者の多様な需要に応えるため、異なるグレード、異なる世代の製品を市場に投入する。
【0003】
このような状況下において、オープン価格制では、メーカーは製品の発売前に参考価格を示せるものの、発売後は製品の価格を直接的にコントロールすることは困難である。一方、収益を安定化・最大化するように製品を市場に投入するための販売戦略の立案には、メーカーは発売後の価格の推移を予測する必要がある。
【0004】
従来、この種の発明としては、国際公開第2017/135322号(特許文献1)に記載の発明があった。この公報には、複数の商品の売上げの予測に基づいて、複数の商品の売上高の総和を最大にするように、複数の商品の価格における最適解を算出する情報処理装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2017/135322号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、オープン価格制の小売での販売のように、メーカーが直接的に価格をコントロールできない場合が想定されていない。そのため、製品を自ら販売し価格を設定する場合の効果に留まる。
【0007】
本発明では、製品のグレードや世代の関係を踏まえ、所定のパラメータに基づいて発売後の価格の推移を予測するとともに、予測した価格の推移から所定期間の収益を予測し、収益が安定化・最大化するような予測パラメータを提示することによって、より効果的な販売戦略の立案を実現することを目的とする
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、代表的な本発明の価格推移予測装置は、製品の発売開始から所定の期間が経過するまでの販売価格の推移を予測する価格推移予測装置であって、価格の変動率曲線の候補から製品グレード毎の価格曲線を決定する価格曲線生成処理部と、旧製品から新製品への切替時期において両者の価格曲線を補正する価格曲線補正処理部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、オープン価格制のようにメーカーが直接的に価格をコントロールできない状況下において、製品のグレードや世代の関係を踏まえ、所定のパラメータに基づいて発売後の価格の推移を予測するとともに、予測した価格の推移から所定期間の収益を予測し、収益が安定化・最大化するような予測パラメータを提示することによって、より効率的な販売戦略の立案を可能とする。
【0010】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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