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公開番号
2025083200
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196962
出願日
2023-11-20
発明の名称
作業機械
出願人
コベルコ建機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
11/04 20060101AFI20250523BHJP(車両一般)
要約
【課題】 冷却機能の急激な低下を回避できる作業機械を提供する。
【解決手段】 熱交換器と、熱交換器を通る気流を発生させるファンと、熱交換器及びファンを収容する第1機械室を形成する機械本体部と、内部が空洞の凸状の形態を有する第1フィルタとを備え、機械本体部は、第1機械室の第1外部開口を形成する第1外装パネル部を有し、第1フィルタは、第1外装パネル部から第1機械室へと突出しつつ、第1外部開口を塞ぐ。空洞は、第1外装パネル部の側が開口し、第1フィルタにおける空洞の開口を覆う第2フィルタを更に有してもよい。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
熱交換器と、
前記熱交換器を通る気流を発生させるファンと、
前記熱交換器及び前記ファンを収容する第1機械室を形成する機械本体部と、
内部が空洞の凸状の形態を有する第1フィルタとを備え、
前記機械本体部は、前記第1機械室の第1外部開口を形成する第1外装パネル部を有し、
前記第1フィルタは、前記第1外装パネル部から前記第1機械室へと突出しつつ、前記第1外部開口を塞ぐ、作業機械。
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【請求項2】
前記空洞は、前記第1外装パネル部の側が開口し、
前記第1フィルタにおける前記空洞の開口を覆う第2フィルタを更に有する、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記第2フィルタは、前記第1フィルタよりも粗目である、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記第1機械室に収容され、前記第1フィルタの下方に配置される電気機器と、
前記第1フィルタの下側側面部を覆う態様で設けられ、又は、前記第1フィルタの下側側面部に代わる態様で設けられ、液体を通さない板部材とを更に備え、
前記板部材は、上下方向で前記電気機器に対向する、請求項1に記載の作業機械。
【請求項5】
前記板部材は、前記第1外部開口に近い側が下方になる態様で傾斜する、請求項4に記載の作業機械。
【請求項6】
前記第1フィルタは、前記第1外装パネル部に固定され又は脱着可能に取り付けられ、
前記第1外装パネル部は、第1回転軸まわりに回転することで開閉可能である、請求項1に記載の作業機械。
【請求項7】
前記機械本体部は、前記第1機械室に隣接する第2機械室を更に形成し、かつ、前記第2機械室を開閉する第2外装パネル部を更に有し、
前記第2外装パネル部は、前記第1外装パネル部に隣接して配置され、第2回転軸まわりに回転することで開閉可能であり、
前記第1外装パネル部は、前記第2外装パネル部が閉位置にあるときに前記第2外装パネル部に係合することで閉位置に保持され、前記第2外装パネル部が開位置にあるときに開位置までの回転が可能となる、請求項6に記載の作業機械。
【請求項8】
前記第1外装パネル部は、前記第1外部開口まわりに外枠部を有し、
前記第1フィルタは、前記第1外部開口の全体を塞ぎ、
前記外枠部には、開閉用のキャッチ及び取手が設けられない、請求項7に記載の作業機械。
【請求項9】
前記第1外装パネル部は、前記第2外装パネル部に対して隣接する側とは逆に、前記第1回転軸を有し、
前記第2外装パネル部は、前記第1外装パネル部に対して隣接する側とは逆に、前記第2回転軸を有し、
前記第2外装パネル部は、開閉用のキャッチ及び取手が設けられる、請求項8に記載の作業機械。
【請求項10】
前記第1フィルタは、
上下方向に対して交差する方向で前記ファンに対向する対向面部と、
前記対向面部の外周から連続し、前記対向面部に対して傾斜又は直交する面に沿って1つ以上の側面部とを有する、請求項1に記載の作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
引用文献1には、建屋カバーの機器収容室に冷却風を吸込む吸気口と、吸気口を覆う防塵ネットとを設けた作業機械が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-183471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、防塵ネットに塵埃が付着して目詰まり状態となると、機器収容室内の高温部に対する冷却機能が急激に低下する。このため、例えば、吸気口と防塵ネットが地上から高い位置に設置される場合には、目詰まり状態を確認しにくくなり、冷却機能の大幅な低下を招きやすい。したがって、高温部のオーバーヒートの原因にもなりうる。
【0005】
そこで、1つの側面では、本発明は、冷却機能の急激な低下を回避できる作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、
熱交換器と、
前記熱交換器を通る気流を発生させるファンと、
前記熱交換器及び前記ファンを収容する第1機械室を形成する機械本体部と、
内部が空洞の凸状の形態を有する第1フィルタとを備え、
前記機械本体部は、前記第1機械室の第1外部開口を形成する第1外装パネル部を有し、
前記第1フィルタは、前記第1外装パネル部から前記第1機械室へと突出しつつ、前記第1外部開口を塞ぐ、作業機械が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、冷却機能の急激な低下を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の作業機械を示す斜視図である。
機械本体部を示す正面図である。
図1Aにおける左方から視た第1機械室内の配置を示す図である。
図1Aにおける上方から視た第1機械室および第2機械室の配置を示す図である。
第1機械室および第2機械室が開放された状態の機械本体部を示す斜視図である。
第1フィルタおよび第2フィルタが取り付けられた第1外装パネル部を示す斜視図である。
第1フィルタおよび第2フィルタが取り付けられた第1外装パネル部を示す斜視図である。
第1フィルタおよび第2フィルタが取り付けられた第1外装パネル部を示す斜視図である。
第1外装パネル部と第2外装パネル部の係合状態を示す図である。
第1フィルタの変形例を示す図である。
第1フィルタの変形例を示す図である。
第1フィルタの変形例を示す図である。
液体を通さない部材を第1フィルタの近傍に配置した例を示す図である。
隔壁にダクトを設けた例を示す図である。
ファンに設けられた羽根の向きを変える例を示す図である。
ファンに設けられた羽根の向きを変える例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について説明する。
【0010】
図1は、本実施例の作業機械を示す斜視図、図1Aは、機械本体部を示す正面図、図1Bは、図1Aにおける左方から視た第1機械室内の配置を示す図、図1Cは、図1Aにおける上方から視た第1機械室および第2機械室の配置を示す図、図1Dは、第1外装パネル部および第2外装パネル部が開放された状態を示す斜視図、図2、図2Aおよび図3は、第1フィルタおよび第2フィルタが取り付けられた第1外装パネル部を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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