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公開番号2025081994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195153
出願日2023-11-16
発明の名称玩具
出願人株式会社バンダイ
代理人
主分類A63H 33/22 20060101AFI20250521BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】興趣性を向上させた玩具を提供する。
【解決手段】複数色の光を発光可能な発光部30と、複数色の光の少なくとも何れかが透過可能な複数の光透過領域が設けられた光透過部40と、光透過部40の光出射方向側に配置されたハーフミラー50と、を備える、玩具1である。複数色の光を発光可能な発光部30に対して当該複数色の光の少なくとも何れか透過させる複数の透過領域を有する光透過部40を備えることで、光透過部40越しに見る光の色の演出を楽しむことができる。更に、光透過部40の光出射方向側にハーフミラー50が配置されていることで、ミラー越しに配色の演出を行うことができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数色の光を発光可能な発光部と、
前記複数色の光の少なくとも何れかが透過可能な複数の光透過領域が設けられた光透過部と、
前記光透過部の光出射方向側に配置されたハーフミラーと、を備える、玩具。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の玩具であって、
前記光透過領域の少なくとも一部は、前記発光部から出力される第1発光色に対して補色関係にある第1の色を用いて形成されている、玩具。
【請求項3】
請求項2に記載の玩具であって、
前記発光部から出力される光の発光色は複数色に変更可能であり、少なくとも前記第1の色に対して補色関係にある発光色と補色関係にない発光色とに変更可能である、玩具。
【請求項4】
請求項3に記載の玩具であって、
前記光透過部は、前記発光部からの複数の発光色に対してそれぞれ補色関係にある互いに異なる複数色を重畳して形成されている、玩具。
【請求項5】
請求項1から4の何れか1項に記載の玩具であって、
本体部と、
前記本体部に開閉可能な蓋部と、を備え、
前記蓋部に前記光透過部及び前記ハーフミラーが設けられ、
前記本体部に前記発光部が設けられている、玩具。
【請求項6】
請求項5に記載の玩具であって、
前記蓋部が開いた状態で前記発光部の光が前記蓋部に導入される、玩具。
【請求項7】
請求項6に記載の玩具であって、
前記発光部は、前記本体部と前記蓋部を連結するヒンジ部の近傍に設けられ、
前記蓋部には前記発光部の光を導入する導入口が設けられている、玩具。
【請求項8】
請求項7に記載の玩具であって、
前記蓋部が開いた状態において前記発光部が前記導入口に対して対面する、玩具。
【請求項9】
請求項8に記載の玩具であって、
前記蓋部には前記光透過部の背面側に前記発光部からの光を導光する導光部が設けられている、玩具。
【請求項10】
請求項9に記載の玩具であって、
前記発光部の上面と前記導入口の少なくとも一方には、前記発光部の光を前記導光部に向かって拡散させる導光部材が設けられている、玩具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、玩具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カラー表示が可能なカラー表示装置として、例えば特許文献1において、異なる発光色を有する複数個の光源と、各発光色に対して不透明なフィルター上に形成した文字や図形とを組み合わせたことを特徴とするカラー表示装置の構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭51-156787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、文字や図形を同一の位置に表示するべくカラーフィルターを用いた構成の表示装置が開示されている。しかしながら、この装置は本発明が対象とする玩具ではなく、装置自体に興趣性が必要ないものである。
【0005】
本発明は、興趣性を向上させた玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の玩具は、複数色の光を発光可能な発光部と、複数色の光の少なくとも何れかが透過可能な複数の光透過領域が設けられた光透過部と、光透過部の光出射方向側に配置されたハーフミラーと、を備えるものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、興趣性を向上させた玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一態様の玩具において蓋部が開かれた状態を示す斜視図である。
図1に示す玩具において、蓋部が閉じられた状態を示す斜視図である。
図1に示す蓋部が開かれた状態における玩具の断面図である。
図2に示す蓋部が閉じられた状態における玩具の断面斜視図である。
蓋部の閉じ状態におけるヒンジ部の拡大断面斜視図である。
蓋部の閉じ状態におけるヒンジ部を示す拡大斜視図である。
蓋部の開き状態におけるヒンジ部を示した拡大断面図である。
蓋部の分解斜視図である。
玩具を正面から見た拡大斜視図であって、全ての図柄が表示された場合の一例を示す説明図である。
玩具を正面から見た拡大斜視図であって、第1シートの図柄が見えない場合の一例を示す説明図である。
玩具を正面から見た拡大斜視図であって、第2シートの図柄が見えない場合の一例を示す説明図である。
玩具を正面から見た拡大斜視図であって、第3シートの図柄が見えない場合の一例を示す説明図である。
蓋部の構造の変形例を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一態様である玩具について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の一態様の玩具1において蓋部20が開かれた状態を示す斜視図である。図2は、玩具1において、蓋部20が閉じられた状態を示す斜視図である。
【0010】
玩具1は、図1、及び図2に示すように、女性が使用する化粧用のコンパクトケース(通称「コンパクト」)を模した玩具であって、例えば、女児向け変身(ヒーロー)アクションアニメ等において使用する変身グッズとして使用することができるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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