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公開番号2025080340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193436
出願日2023-11-14
発明の名称折り返し階段
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04F 11/025 20060101AFI20250519BHJP(建築物)
要約【課題】本発明の目的は、屋外の折り返し階段が開口部の設置箇所に与える制約を抑えることである。
【解決手段】折り返し階段(20)は、建物(1)の外側に隣接して設置される。折り返し階段(20)は、上から見て、第1短辺(91)、第2短辺(92)及び一対の長辺(93及び94)からなる矩形状の輪郭を有する。前記第1短辺(91)は、前記建物(1)の外壁(16)に沿っている。前記第2短辺(92)は、前記外壁(16)から離れている。前記長辺(93及び94)は、前記外壁(16)に対して垂直である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建物の外側に隣接して設置される折り返し階段であって、
上から見て、第1短辺、第2短辺及び一対の長辺からなる矩形状の輪郭を有し、
前記第1短辺が前記建物の外壁に沿っており、前記第2短辺が前記外壁から離れ、前記長辺が前記外壁に対して垂直である
ことを特徴とする折り返し階段。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の折り返し階段であって、
階段の上り及び下りの方向が前記長辺に沿っている
ことを特徴とする折り返し階段。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の折り返し階段であって、
鉄骨階段である
ことを特徴とする折り返し階段。
【請求項4】
請求項3に記載の折り返し階段であって、
前記第2短辺に沿って前記建物の前記外壁に対して平行に立設されたラーメン構造と、
前記建物の梁から前記ラーメン構造の方へ前記長辺に沿って延び出る複数対の支持梁と、
前記複数対の支持梁の先端の間にそれぞれ架設された複数の水平材と、
前記複数対の支持梁及び前記複数の水平材の上にそれぞれ設けられた踊り場と、
前記複数対の支持梁の先端又は前記複数の水平材のそれぞれから前記ラーメン構造まで斜め下へ架け渡され、前記長辺に対して平行であり、互いに平行な複数対の下部桁と、
前記複数対の支持梁の先端又は前記複数の水平材のそれぞれから前記ラーメン構造まで斜め上へ架け渡され、前記長辺に対して平行であり、互いに平行な複数対の上部桁と、
前記下部桁及び前記上部桁のうち前記ラーメン構造寄りの部分に設けられた中間踊り場と、
を備えることを特徴とする折り返し階段。
【請求項5】
請求項4に記載の折り返し階段であって、
前記複数対の支持梁の間にそれぞれ架設された複数のブレース
を備えることを特徴とする折り返し階段。
【請求項6】
請求項4に記載の折り返し階段であって、
前記上部桁及び前記下部桁の一端が前記ラーメン構造に固定され、前記上部桁及び前記下部桁の一端が前記支持梁又は前記水平材にそれぞれ固定されている
ことを特徴とする折り返し階段。
【請求項7】
請求項4に記載の折り返し階段であって、
前記建物の前記梁の設置高さが前記建物の各階の構造階高である
ことを特徴とする折り返し階段。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、折り返し階段に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、集合住宅の外壁に隣接した屋外の折り返し階段を開示する。この折り返し階段は鉄骨階段である。折り返し階段の側桁が集合住宅の外壁に沿って設けられ、折り返し階段の上り及び下りの方向が集合住宅の外壁に沿う方向である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-65685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、法令上、屋外階段は、その屋外階段に通ずる出入口以外の開口部から所定距離離して設置される必要がある。そのため、屋外階段は、出入口以外の開口部の設置箇所を制約してしまう。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、屋外の折り返し階段が開口部の設置箇所に与える制約を抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図9において参照される。
【0006】
請求項1に係る発明によれば、建物(1)の外側に隣接して設置される折り返し階段(20)であって、上から見て、第1短辺(91)、第2短辺(92)及び一対の長辺(93及び94)からなる矩形状の輪郭を有し、前記第1短辺(91)が前記建物(1)の外壁(16)に沿っており、前記第2短辺(92)が前記外壁(16)から離れ、前記長辺(93及び94)が前記外壁(16)に対して垂直であることを特徴とする折り返し階段(20)が提供される。
【0007】
以上のような請求項1に係る発明によれば、折り返し階段(20)が矩形状の輪郭を有し、矩形状の輪郭の第1短辺(91)が建物(1)の外壁(16)に沿って設けられ、その矩形状の輪郭の長辺(93及び94)が建物(1)の外壁(16)に対して垂直であるため、折り返し階段(20)が建物(1)の外壁(16)に対して占める領域は最小限に抑えられる。そのため、折り返し階段(20)が外壁(16)の開口部の設置箇所に与える制約を抑えることができる。
【0008】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の折り返し階段(20)であって、階段の上り及び下りの方向が前記長辺(93及び94)に沿っていることを特徴とする折り返し階段(20)が提供される。
【0009】
以上のような請求項2に係る発明によれば、折り返し階段(20)が外壁(16)の開口部の設置箇所に与える制約を抑えることができる。
【0010】
請求項3に係る発明によれば、請求項1又は2に記載の折り返し階段(20)であって、鉄骨階段であることを特徴とする折り返し階段(20)が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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