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公開番号2025077841
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190336
出願日2023-11-07
発明の名称トラス架構
出願人株式会社竹中工務店
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類E04B 1/58 20060101AFI20250512BHJP(建築物)
要約【課題】鉄骨弦材の横座屈を抑制しつつ、鉄骨弦材と鉄骨柱との接合構造を単純化することを目的とする。
【解決手段】トラス架構10は、鉄骨柱20と、強軸方向を上下方向としたH形鋼によって形成された弦材端部44と、強軸方向を横方向としたH形鋼によって形成され、弦材端部44を介して鉄骨柱20に接合される弦材中間部42と、を有する鉄骨弦材40と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
鉄骨柱と、
強軸方向を上下方向としたH形鋼によって形成された弦材端部と、強軸方向を横方向としたH形鋼によって形成され、前記弦材端部を介して前記鉄骨柱に接合される弦材中間部と、を有する鉄骨弦材と、
を備えるトラス架構。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記鉄骨柱は、上下方向に対向する一対のダイアフラムを有し、
前記弦材端部の上下のフランジ部は、一対の前記ダイアフラムにそれぞれ溶接される、
請求項1に記載のトラス架構。
【請求項3】
前記弦材端部と前記弦材中間部とは、接合プレートを介して接合される、
請求項1又は請求項2に記載のトラス架構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラス架構に関する。
続きを表示(約 850 文字)【背景技術】
【0002】
強軸方向を横方向としたH形鋼で形成された鉄骨弦材を備えるトラス架構が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-239899号公報
特開平10-169008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1,2に開示されたトラス架構では、鉄骨弦材の強軸方向を横方向にすることにより、鉄骨弦材の横座屈が抑制される。
【0005】
しかしながら、H形鋼の鉄骨弦材の強軸方向を横方向にすると、鉄骨柱と鉄骨弦材との接合構造が複雑化する。
【0006】
この対策として、例えば、鉄骨弦材の端部をブラケット形式とし、工場等において、端部ブラケットを鉄骨柱に予め溶接することが考えられる。
【0007】
しかしながら、工場等において、鉄骨柱に端部ブラケットを予め溶接すると、鉄骨柱の運搬性が低下する。
【0008】
本発明は、上記の事実を考慮し、鉄骨弦材の横座屈を抑制しつつ、鉄骨弦材と鉄骨柱との接合構造を単純化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載のトラス架構は、鉄骨柱と、強軸方向を上下方向としたH形鋼によって形成された弦材端部と、強軸方向を横方向としたH形鋼によって形成され、前記弦材端部を介して前記鉄骨柱に接合される弦材中間部と、を有する鉄骨弦材と、を備える。
【0010】
請求項1に係るトラス架構によれば、鉄骨弦材は、弦材端部と、弦材中間部とを有する。弦材端部は、強軸方向を上下方向としたH形鋼によって形成される。また、弦材中間部は、強軸方向を横方向としたH形鋼によって形成され、弦材端部を介して鉄骨柱に接合される。
(【0011】以降は省略されています)

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