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公開番号2025076739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188544
出願日2023-11-02
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20250509BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技進行の好適化又は遊技の興趣向上の少なくともいずれかを図ることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】スロットマシン10では、スタートレバー41が操作されると、ゲームの抽選が行われ、各リール32L,32M,32Rにゲームの抽選結果に対応する図柄が停止していると、当該結果に対応する遊技価値が付与され、その遊技内容に応じた演出が補助表示部65等にて行われる。また、本スロットマシン10では、通常ボーナス状態の種別としてBIG状態とREG状態とがあり、通常ボーナス状態への移行条件が成立していない状況で通常ボーナス状態への移行を期待させる疑似第1前兆モードが行われる場合があり、疑似第1前兆モード中に通常ボーナス状態への移行条件が成立した場合、疑似第1前兆モード中にBIG状態用の演出が行われていた場合には、当選した通常ボーナス状態をBIG状態とする。
【選択図】図228
特許請求の範囲【請求項１】
遊技状態として、所定状態と、特定状態とを有し、
前記特定状態として、第１特定状態と、第２特定状態とを有し、
前記特定状態を、前記所定状態よりも遊技者にとって有利な状態とすることが可能な手段と、
前記第１特定状態を、前記第２特定状態よりも遊技者にとって有利な状態とすることが可能な手段と、
前記所定状態において前記特定状態へ移行させることの移行判定を実行可能な特定判定手段と、
前記特定判定手段による特定判定の結果が前記特定状態へ移行させることに対応する特定結果となった場合、前記特定状態へ移行させることが可能な特定移行手段と、
前記特定判定の結果が前記特定結果となるよりも前の状況で、前記特定状態に移行した場合の当該特定状態が前記第１特定状態であることに対応する第１特定演出を実行可能な第１特定演出手段と、
前記第１特定演出が実行された後で前記移行判定の結果が前記特定結果となった場合、当該特定結果に対応する前記特定状態が前記第１特定状態となるようにすることが可能な手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
所定の条件が成立している状況では、前記第１特定状態へ移行するよりも、前記第２特定状態へ移行するほうが遊技者にとって有利となることを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
【請求項３】
前記所定状態から移行可能な状態として、前記特定状態とは異なる特別状態が設定されており、
前記所定状態において前記特別状態へ移行させることの特別判定を実行可能な特別判定手段と、
前記特別判定手段による特別判定の結果が前記特別状態へ移行させることに対応する特別結果となった場合、前記特別状態へ移行させることが可能な特別移行手段と、
前記第１特定演出が実行された後、前記特別判定の結果が前記特別結果となった場合、前記特別状態への移行を遅らせることが可能な特別手段と、
を備えていることを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
【請求項４】
前記特定判定の結果が前記特定結果ではない状況で、前記特定判定の結果が前記特定結果であることを期待させる演出が実行される所定演出状態に設定することが可能な手段を備え、
前記第１特定演出は、前記所定演出状態にて実行可能とされており、
前記特別手段は、少なくとも前記所定演出状態の終了まで前記特別状態への移行を遅らせることが可能であることを特徴とする請求項３に記載の遊技機。
【請求項５】
前記特定判定の結果が前記特定結果である状況で、前記特定判定の結果が前記特定結果であることを期待させる演出が実行される特定演出状態に設定することが可能な手段と、
前記特定演出状態において前記特別判定の結果が前記特別結果となった場合、前記特定演出状態及び前記特定状態の後で、前記特別結果に対応する前記特別状態へ移行させることが可能な手段と、
を備えていることを特徴とする請求項４に記載の遊技機。
【請求項６】
前記特定判定の結果が前記特定結果ではない状況で、前記特定判定の結果が前記特定結果であることを期待させる演出が実行される所定演出状態に設定することが可能な手段を備え、
前記第１特定演出は、前記所定演出状態にて実行可能とされており、
前記所定演出状態に設定する場合、前記特定状態の種類を設定することが可能な手段を備えていることを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
【請求項７】
前記特定判定の結果が前記特定結果ではない状況で、前記特定判定の結果が前記特定結果であることを期待させる演出が実行される所定演出状態に設定することが可能な手段と、
前記特定判定の結果が前記特定結果である状況で、前記特定判定の結果が前記特定結果であることを期待させる演出が実行される特定演出状態に設定することが可能な手段と、
を備え、
前記第１特定演出は、前記所定演出状態にて実行可能とされており、
前記所定演出状態において前記特定判定の結果が前記特定結果となった場合、前記所定演出状態にて設定されている演出内容を用いて前記特定演出状態の演出内容が設定される構成であることを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
【請求項８】
前記特定判定の結果が前記特定結果ではない状況で、前記特定判定の結果が前記特定結果であることを期待させる演出が実行される所定演出状態に設定することが可能な手段と、
前記所定演出状態において、前記特定判定の結果が前記特定結果ではないことを示唆する所定演出を実行可能な手段と、
を備え、
前記第１特定演出は、前記所定演出状態にて実行可能とされていることを特徴とする請求項１に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示（約 4,300 文字）【背景技術】
【０００２】
遊技機の一種として、パチンコ機やスロットマシン等が知られている。これらの遊技機では、所定の抽選条件が成立したことに基づいて内部抽選が行われ、当該内部抽選の結果に応じて遊技者に特典が付与される構成が知られている。
【０００３】
スロットマシンについて具体的には、遊技媒体としてのメダルがベットされている状況でスタートレバーが操作されると、内部抽選が実施されるとともに、リールの回転が開始され、当該リールの回転中にストップスイッチが操作された場合には、リールの回転が停止する。そして、リールの停止結果が内部抽選の結果に対応したものである場合には、結果に応じた特典が付与される（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００８－２９５７０７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ここで、上記例示等した遊技機においては遊技進行の好適化や遊技の興趣向上を図る必要があり、この点について、未だ改良の余地がある。
【０００６】
なお、これらの事情は上記例示等した遊技機に限られず、他の遊技機においても該当する事情である。
【０００７】
本発明は上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、遊技進行の好適化又は遊技の興趣向上の少なくともいずれかを図ることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、
遊技状態として、所定状態と、特定状態とを有し、
前記特定状態として、第１特定状態と、第２特定状態とを有し、
前記特定状態を、前記所定状態よりも遊技者にとって有利な状態とすることが可能な手段と、
前記第１特定状態を、前記第２特定状態よりも遊技者にとって有利な状態とすることが可能な手段と、
前記所定状態において前記特定状態へ移行させることの移行判定を実行可能な特定判定手段と、
前記特定判定手段による特定判定の結果が前記特定状態へ移行させることに対応する特定結果となった場合、前記特定状態へ移行させることが可能な特定移行手段と、
前記特定判定の結果が前記特定結果となるよりも前の状況で、前記特定状態に移行した場合の当該特定状態が前記第１特定状態であることに対応する第１特定演出を実行可能な第１特定演出手段と、
前記第１特定演出が実行された後で前記移行判定の結果が前記特定結果となった場合、当該特定結果に対応する前記特定状態が前記第１特定状態となるようにすることが可能な手段と、
を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、遊技進行の好適化又は遊技の興趣向上の少なくともいずれかを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
第１ａの実施形態におけるスロットマシンの正面図である。
前面扉を閉じた状態を示すスロットマシンの斜視図である。
前面扉を開いた状態を示すスロットマシンの斜視図である。
前面扉の背面図である。
筐体の正面図である。
投入されたメダルを検出する装置を説明するための図である。
各リールの図柄配列を示す図である。
表示窓から視認可能となる図柄と有効ラインとの関係を示す説明図である。
入賞態様と付与される特典との関係を示す説明図である。
入賞態様と付与される特典との関係を示す説明図である。
入賞態様と付与される特典との関係を示す説明図である。
入賞態様の一例を説明するための図である。
入賞態様の一例を説明するための図である。
入賞態様の一例を説明するための図である。
入賞態様の一例を説明するための図である。
主制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
表示制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
主制御装置によるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
主制御装置によるメイン処理を示すフローチャートである。
通常処理を示すフローチャートである。
抽選処理を示すフローチャートである。
３ベット時の通常遊技状態用抽選テーブルの一例を示す図である。
２ベット時の通常遊技状態用抽選テーブルの一例を示す図である。
リール制御処理を示すフローチャートである。
ストップスイッチの操作順序と成立する入賞態様との関係を示す説明図である。
払出判定処理を示すフローチャートである。
メダル払出処理を示すフローチャートである。
ボーナス状態処理を示すフローチャートである。
ボーナス状態用抽選テーブルの一例を示す図である。
各状態の移行関係を示す説明図である。
抽選結果対応処理を示すフローチャートである。
有利区間移行抽選処理を示すフローチャートである。
各種移行抽選テーブルの一例を示す図である。
ＡＴ抽選用処理を示すフローチャートである。
ＡＴ上乗せ用処理を示すフローチャートである。
上乗せ抽選テーブルの一例を示す図である。
指示モニタ及び区間表示器の概要を説明するための図である。
補助表示部にて行われる押し順報知演出の概要を示す説明図である。
（ａ）は抽選結果コマンド処理を示すフローチャートであり、（ｂ）は抽選結果コマンドと押し順報知コマンドとの関係を説明するための説明図である。
入賞結果対応処理を示すフローチャートである。
前兆モード用処理を示すフローチャートである。
（ａ）は継続率設定処理を示すフローチャートであり、（ｂ）はＣＺモードの継続率の選択率の一例を示す図である。
ＣＺモード用処理を示すフローチャートである。
ＡＴモード用処理を示すフローチャートである。
区間表示第１処理を示すフローチャートである。
区間表示第２処理を示すフローチャートである。
サブ制御装置による表示メイン処理を示すフローチャートである。
演出設定処理を示すフローチャートである。
ベット時演出設定処理を示すフローチャートである。
開始操作時演出設定処理を示すフローチャートである。
回転開始時演出設定処理を示すフローチャートである。
停止可能時演出設定処理を示すフローチャートである。
停止時演出設定処理を示すフローチャートである。
入賞時演出設定処理を示すフローチャートである。
払出開始時演出設定処理を示すフローチャートである。
払出終了時演出設定処理を示すフローチャートである。
エラー報知設定処理を示すフローチャートである。
獲得表示更新第１処理を示すフローチャートである。
獲得表示更新第２処理を示すフローチャートである。
消化数更新処理を示すフローチャートである。
残数表示更新処理を示すフローチャートである。
補助表示部での表示演出の一例を示す図である。
補助表示部での表示演出の一例を示す図である。
補助表示部での表示演出の一例を示す図である。
補助表示部での表示演出の一例を示す図である。
補助表示部での表示演出の一例を示す図である。
補助表示部での表示演出の一例を示す図である。
補助表示部での表示演出の一例を示す図である。
補助表示部での表示演出の一例を示す図である。
コマンド判定処理を示すフローチャートである。
コマンドカウンタと遊技進行状態との関係等を説明するための図である。
ベット時判定処理を示すフローチャートである。
開始操作時判定処理を示すフローチャートである。
回転開始時判定処理を示すフローチャートである。
停止可能時判定処理を示すフローチャートである。
停止時判定処理を示すフローチャートである。
入賞時判定処理を示すフローチャートである。
払出開始時判定処理を示すフローチャートである。
払出終了時判定処理を示すフローチャートである。
エラー時判定処理を示すフローチャートである。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
遊技進行コマンドと演出内容の関係を示す図である。
立ち上げ時の接続異常用のエラー報知の概要を説明するための図である。
接続異常用のエラー報知が実施される状況を説明するためのタイミングチャートである。
遊技進行状態の同期を図るための構成や同期異常が特定される状況を説明するためのタイミングチャートである。
表示情報修正処理を示すフローチャートである。
獲得枚数や消化数、残数が更新される様子を説明するための図である。
押し順報知演出と同期異常との関係を説明するための図である。
押し順報知演出と同期異常との関係を説明するための図である。
押し順報知演出と同期異常との関係を説明するための図である。
押し順報知演出と同期異常との関係を説明するための図である。
押し順報知演出と同期異常との関係を説明するための図である。
変形例１において、（ａ）は表示メイン処理の一部を示すフローチャートであり、（ｂ）はタイマ管理処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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