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公開番号2025076269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2024108683
出願日2024-07-05
発明の名称足場用連結金具、足場用搬送システム、足場、連結金具及び資材搬送システム
出願人株式会社三共
代理人個人,個人
主分類E04G 7/32 20060101AFI20250508BHJP(建築物)
要約【課題】足場の拡張作業の作業効率を向上可能な足場用搬送システムを提供する。
【解決手段】足場用連結金具2と、走行レール3と、搬送車4とを有する足場用搬送システム1の足場用連結金具2は、上側が開口する溝部231を有し、溝部231内に走行レール3を収容可能な少なくとも1つの走行レール受け部23と、下端部に、連結部材24によっておやご支柱81に対して着脱可能に連結される取付部が設けられ、少なくとも1つの走行レール受け部23を支持する本体部21と、を有する。走行レール受け部23は、溝部231の一部を構成するとともに、溝部231内に収容された走行レール3を挟み込むように位置する一対の側壁部235,236を有する。一対の側壁部235,236の上端235b,236bは、溝部231内に収容された走行レール3の上端より下方に位置する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
水平方向に延びる複数のおやご支柱と、
水平方向且つ前記おやご支柱が延びる方向と交差する方向に延びて、長手方向の端部が前記おやご支柱に連結された複数の柱状の連結支柱と、
前記複数の連結支柱によって支持された複数の足場板と、
を有する足場における前記足場板上を移動する搬送車の走行レールを前記足場に取り付けるための連結金具であって、
上側が開口する溝部を有し、前記溝部内に前記走行レールを収容可能な少なくとも1つの走行レール受け部と、
下端部に、連結部材によって前記おやご支柱に対して着脱可能に連結される取付部が設けられ、前記少なくとも1つの走行レール受け部を支持する本体部と、
を有し、
前記走行レール受け部は、
前記溝部の一部を構成するとともに、前記溝部内に収容された前記走行レールを挟み込むように位置する一対の側壁部を有し、
前記一対の側壁部の上端は、
前記溝部内に収容された前記走行レールの上端より下方に位置する、
足場用連結金具。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の足場用連結金具において、
前記取付部は、
前記本体部の下端部に設けられた、前記おやご支柱の長手方向に貫通する連結用貫通孔を含み、
前記本体部と前記おやご支柱とは、
前記おやご支柱の外周面から上方に突出する前記おやご支柱の被連結突出部に設けられた、前記長手方向に貫通する被連結用貫通孔と、前記本体部の前記連結用貫通孔とを貫通する水平方向に延びる前記連結部材によって連結される、
足場用連結金具。
【請求項3】
請求項1に記載の足場用連結金具において、
前記一対の側壁部の一方に、前記溝部内に収容された前記走行レールを、前記溝部内に固定する固定部材が設けられている、
足場用連結金具。
【請求項4】
請求項3に記載の足場用連結金具において、
前記固定部材は、
前記一対の側壁部の一方に設けられた止めネジであり、
前記止めネジは、
外周面にネジ部が形成された軸部と、
前記軸部の一端に一体に接続された頭部と、
を有し、
前記軸部の他端が、前記溝部内に収容された前記走行レールの上下方向中央よりも上側に接触するように前記一対の側壁部の一方に設けられている、
足場用連結金具。
【請求項5】
請求項4に記載の足場用連結金具において、
前記止めネジは、
前記軸部の前記他端が前記一端よりも下方に位置するように、前記一対の側壁部の一方に支持されている、
足場用連結金具。
【請求項6】
請求項4に記載の足場用連結金具において、
前記本体部は、
前記おやご支柱の外周面から上方に突出するとともに前記おやご支柱の長手方向に貫通する被連結用貫通孔が設けられた被連結突出部を、前記本体部の下端部に挿入可能な筒状であり、
上下方向に見て前記一対の側壁部の一方及び他方がそれぞれ前記本体部に対して外方に突出するように、1つの前記走行レール受け部を支持し、
前記取付部は、前記本体部の下端部において前記一対の側壁部の並び方向に対向する部分を、それぞれ前記並び方向に貫通する一対の連結用貫通孔を含み、
前記一対の連結用貫通孔は、
前記一対の側壁部のうち前記止めネジが設けられていない方の側壁部側に位置する第1の連結用貫通孔と、
前記一対の側壁部のうち前記止めネジが設けられている方の側壁部側に位置する第2の連結用貫通孔と、
を含み、
前記被連結用貫通孔、前記第1の連結用貫通孔及び前記第2の連結用貫通孔は、前記本体部の下端部に前記被連結突出部を挿入して前記第1の連結用貫通孔及び前記第2の連結用貫通孔が前記おやご支柱の長手方向に並んだ状態で、前記連結部材が貫通可能であり、
前記第1の連結用貫通孔の上端は、前記第2の連結用貫通孔の上端よりも上方に位置している、
足場用連結金具。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の足場用連結金具と、
前記走行レール受け部の溝部内に固定されて前記走行レールを構成する円柱状の管と、
前記管と接触しつつ前記管上を移動可能なように、前記管の軸方向に見て、前記管との接触面の中央部分が両側部分よりも凹んでいる車輪を有する搬送車と、
を有する、
足場用搬送システム。
【請求項8】
請求項7に記載の足場用搬送システムにおいて、
前記搬送車は、
円柱状の管を互いに連結することによって構成されたフレーム状の車体フレームと、
前記車体フレームの下部に接続された前記車輪と、を有する、
足場用搬送システム。
【請求項9】
水平方向に延びる複数のおやご支柱と、
水平方向且つ前記おやご支柱が延びる方向と交差する方向に延びて、長手方向の端部が前記おやご支柱に連結された複数の柱状の連結支柱と、
前記複数の連結支柱によって支持された複数の足場板と、
請求項7に記載の足場用搬送システムと、
を有する、足場。
【請求項10】
資材を搬送する搬送車が走行する走行レールを取付対象物に取り付けるための連結金具であって、
上側が開口する溝部を有し、前記溝部内に前記走行レールを収容可能な少なくとも1つの走行レール受け部と、
下端部に、連結部材によって前記取付対象物に対して着脱可能に連結される取付部が設けられ、前記少なくとも1つの走行レール受け部を支持する本体部と、
を有し、
前記走行レール受け部は、
前記溝部の一部を構成するとともに、前記溝部内に収容された前記走行レールを挟み込むように位置する一対の側壁部を有し、
前記一対の側壁部の上端は、
前記溝部内に収容された前記走行レールの上端より下方に位置する、
連結金具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、足場の足場板上を移動する搬送車の走行レールを前記足場に取り付けるための連結金具、及び、前記連結金具を有する足場用搬送システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
作業場所で使用する資材を、前記資材の搬入場所から前記作業場所まで、搬送車によって搬送する搬送システムが知られている。例えば、特許文献1には、吊り足場の床パネル材の上面である床面上に設けられた複数の鋼管固定部材と、前記鋼管固定部材に保持された一対の円形鋼管としての単管パイプと、前記単管パイプ上を走行可能な台車と、を備える資材運搬システムが開示されている。
【0003】
前記特許文献1の前記資材運搬システムでは、前記鋼管固定部材は、前記床面上に設けられた板状の基板と、前記単管パイプが嵌合する一対のガイド部と、を備える。前記基板は、前記基板の一端側に形成されたスリットに取り付けられた固定金物によって、前記床パネル材の端部に固定される。前記特許文献1には、資材を積載した前記台車を前記単管パイプ上に走行させることで、施工箇所まで資材を容易に運搬できる点が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-188377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、一般に、吊り足場は、吊り足場の一部を組み立て、その後、足場板を支持する支持部材を組み立て済みの吊り足場に連結し、新たに連結された前記支持部材によって新たな足場板を支持するという作業を繰り返すことによって拡張される。よって、吊り足場を組み立てるための資材を、順次、吊り足場を拡張する拡張方向に、搬送することができる搬送システムが求められている。
【0006】
前記特許文献1に開示される資材運搬システムでは、前記基板の長手方向の一端側が、前記床パネル材の端部に固定される。すなわち、前記資材運搬システムは、吊り足場の1つの端に沿う位置にしか設置できない。そのため、例えば、前記拡張方向と交差する方向である幅方向の長さが長い吊り足場では、前記特許文献1の資材運搬システムによって、吊り足場を拡張する方向に、効率よく資材を搬送できない場合がある。そこで、吊り足場などの足場の拡張作業の作業効率をさらに向上可能な足場用搬送システムが求められている。
【0007】
本発明の目的は、足場の拡張作業の作業効率を向上可能な足場用搬送システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る足場用連結金具は、水平方向に延びる複数のおやご支柱と、水平方向且つ前記おやご支柱が延びる方向と交差する方向に延びて、長手方向の端部が前記おやご支柱に連結された複数の柱状の連結支柱と、前記複数の連結支柱によって支持された複数の足場板と、を有する足場における前記足場板上を移動する搬送車の走行レールを前記足場に取り付けるための連結金具である。前記足場用連結金具は、上側が開口する溝部を有し、前記溝部内に前記走行レールを収容可能な少なくとも1つの走行レール受け部と、下端部に、連結部材によって前記おやご支柱に対して着脱可能に連結される取付部が設けられ、前記少なくとも1つの走行レール受け部を支持する本体部と、を有する。前記走行レール受け部は、前記溝部の一部を構成するとともに、前記溝部内に収容された前記走行レールを挟み込むように位置する一対の側壁部を有する。前記一対の側壁部の上端は、前記溝部内に収容された前記走行レールの上端より下方に位置する(第1の構成)。
【0009】
上述の構成を有する足場用連結金具をおやご支柱に取り付けることにより、足場の足場板上に、上側が開口する溝部を有する走行レール受け部を配置することができる。前記走行レール受け部の前記溝部内に前記走行レールを収容することにより、前記足場板上に、前記走行レールを配置することができる。前記溝部内に収容された前記走行レールの上側は、前記溝部から露出している。この露出した部分に、搬送車の車輪を載せて転がすことにより、前記搬送車を前記走行レールに沿って移動させることができる。
【0010】
前記足場用連結金具は、前記おやご支柱に対して着脱自在に取り付けることができる。これにより、前記走行レールを前記足場板上の任意の場所に容易に配置することができる。これにより、足場を拡張するための資材を、前記足場を拡張する方向に搬送することができる搬送システムを、吊り足場内に容易に構築できる。したがって、足場の拡張作業の作業効率を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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