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公開番号2025073822
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184925
出願日2023-10-27
発明の名称車両用ヘッドライト構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人
主分類B60Q 1/068 20060101AFI20250502BHJP(車両一般)
要約【課題】ヘッドライトのハウジングの周囲に近接して設けられた周辺部品を傷つけることなく光軸調整を行うことが可能な車両用ヘッドライト構造を提供する。
【解決手段】車両用ヘッドライト構造は、ヘッドライト100を収容するハウジング102と、ハウジング102に配置されドライバ106に操作されることでヘッドライト100の光軸を調整するエイミングスクリュー104と、ハウジング102の周囲に近接して配置された電装部品108と、ハウジング102と電装部品108との間でハウジング102に固定されドライバ106の先端106Aをエイミングスクリュー104まで案内する上下方向に長手のガイド部材110とを備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両用ヘッドライトを収容するハウジングと、
前記ハウジングに配置され所定の工具に操作されることで前記ヘッドライトの光軸を調整する光軸調整部と、
前記ハウジングの周囲に近接して配置された所定の電装部品と、
前記ハウジングと前記電装部品との間で該ハウジングに固定され前記工具の先端を前記光軸調整部まで案内する上下方向に長手のガイド部材とを備えることを特徴とする車両用ヘッドライト構造。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
当該車両用ヘッドライト構造はさらに、前記ハウジングに形成され前記ガイド部材の近傍から前記光軸調整部まで延び該光軸調整部まで前記工具の先端を案内するガイド形状を備え、
前記工具は前記光軸調整部に車幅方向内側から接近して前記ガイド部材に案内され、
前記ガイド部材は、
前記ガイド形状の後方に位置し前記電装部品よりも高い位置から車幅方向内側の所定範囲にわたって上下方向に延びる横壁と、
前記横壁の下端から連続して前方に突出し上側に回り込み終端するU字状リブとを有し、
前記U字状リブは、前記ハウジングのガイド形状と連通するように該ガイド形状に隣接していることを特徴とする請求項1に記載の車両用ヘッドライト構造。
【請求項3】
前記横壁は前記電装部品よりも車幅方向外側に位置していて、
前記横壁は、上面視において、その延長線が前記電装部品に交わらないように車両前方に傾斜しながら車幅方向内側に延びていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ヘッドライト構造。
【請求項4】
前記ガイド部材の上端および下端は、それぞれ、前後方向から見て、前記ハウジングの上端および中央部に固定されていて、
前記ガイド部材の下端は、前後方向から見て前記ヘッドライトの光源装置と重なっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用ヘッドライト構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ヘッドライト構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1によれば、車両用ヘッドランプのランプボディの背面壁に、ヘッドランプの光軸調整を行うエイミングスクリューが設けられている。光軸調整作業は、ヘッドランプの上方からランプボディの背面壁に沿ってドライバーを挿し込むことで行われる。ランプボディの背面壁には、エイミングスクリューの上方で膨出する膨出壁が設けられていて、これが、ドライバーをエイミングスクリューに案内するドライバー挿入ガイドとして機能する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-260978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ハウジングの背後に近接して周辺部品が配置されることがある。かかる場合は、ヘッドライトの光軸調整時に、ハウジングと周辺部品との間の狭い間隙に工具を挿し込まなければならず、また周辺部品を工具で傷つけてしまうおそれもあるため、エイミングスクリューに工具が接近することは容易ではない。工具がアクセスしやすい場所までエイミングスクリューに延長構造を設けることも考えられるが、重量とコストが増加する要因となる。
【0005】
また、ヘッドライトを収容するハウジングの形状によっては、工具を上方からエイミングスクリューに接近させることができない場合がある。かかる場合、ハウジング背面に、側方(左ヘッドライトなら右側)から工具を挿し込む必要がある。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑み、ヘッドライトのハウジングの周囲に近接して設けられた周辺部品を傷つけることなく光軸調整を行うことが可能な車両用ヘッドライト構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明による車両用ヘッドライト構造の代表的な構成は、車両用ヘッドライトを収容するハウジングと、ハウジングに配置され所定の工具に操作されることでヘッドライトの光軸を調整する光軸調整部と、ハウジングの周囲に近接して配置された所定の電装部品と、ハウジングと電装部品との間でハウジングに固定され上記の工具の先端を光軸調整部まで案内する上下方向に長手のガイド部材とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ヘッドライトのハウジングの周囲に近接して設けられた周辺部品を傷つけることなく光軸調整を行うことが可能な車両用ヘッドライト構造を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明による車両用ヘッドライト構造の実施例を示す平面図である。
図1の車両用ヘッドライト構造を車幅方向内側(右側)から見た側面図である。
図1の車両用ヘッドライト構造を後方から見た背面図である。
図1ないし図3のガイド部材の斜視図である。
図2の車両用ヘッドライト構造のA-A断面図である。
図1の車両用ヘッドライト構造の一部拡大図である。
図6のガイド部材の斜視図である。
図6のガイド部材の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明による車両用ヘッドライト構造の一実施の形態は、車両用ヘッドライトを収容するハウジングと、ハウジングに配置され所定の工具に操作されることでヘッドライトの光軸を調整する光軸調整部と、ハウジングの周囲に近接して配置された所定の電装部品と、ハウジングと電装部品との間でハウジングに固定され上記の工具の先端を光軸調整部まで案内する上下方向に長手のガイド部材とを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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