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公開番号
2025073509
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184379
出願日
2023-10-27
発明の名称
情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法
出願人
株式会社Genon
代理人
個人
,
個人
主分類
G16H
10/60 20180101AFI20250502BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】人の皮膚疾患についての情報を、患者および医療従事者の双方の観点で適切に可視化することができる。
【解決手段】本発明の携帯端末(情報処理装置)1は、皮膚疾患の症状によるユーザの主観的な苦痛を示す苦痛データを所定の表示単位期間毎に区別して取得し、苦痛データを表示単位期間毎に時系列に従って画面表示し、ユーザの体表面のうち、皮膚疾患に関係する患部を撮像した複数の患部画像データを撮像日に応じて表示単位期間毎に区別して取得し、患部画像データを苦痛データに関連付けて表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
皮膚疾患の症状によるユーザの主観的な苦痛の軽重を示す苦痛データを所定の表示単位期間毎に区別して取得する苦痛データ取得部と、
ユーザの体表面のうち、皮膚疾患に関係する患部を撮像した複数の患部画像データを撮像日に応じて前記表示単位期間毎に区別して取得する患部画像取得部と、
前記苦痛データを前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する苦痛データ表示部と、
前記患部画像データを前記苦痛データに関連付けて前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する患部画像表示部とを備えた
情報処理装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
ユーザの服薬状況を示す服薬状況データを前記表示単位期間毎に区別して取得する服薬状況データ取得部と、
前記服薬状況データを前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する服薬状況データ表示部をさらに備えた
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記患部画像表示部は、前記表示単位期間において最も症状が重い苦痛データが関連付けられた患部画像データを当該表示単位期間の代表画像データとして表示する構成である
請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記苦痛データ表示部は、前記苦痛データを複数段階の評価値で表示する構成である
請求項1、2または3記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記苦痛データ表示部は、前記表示単位期間毎の前記評価値に基づいて前記苦痛データをグラフ表示する構成である
請求項4記載の情報処理装置。
【請求項6】
皮膚疾患の症状によるユーザの主観的な苦痛の軽重を示す苦痛データを所定の表示単位期間毎に区別して取得する苦痛データ取得部と、ユーザの体表面のうち、皮膚疾患に関係する患部を撮像した複数の患部画像データを撮像日に応じて前記表示単位期間毎に区別して取得する患部画像取得部とを備えた情報処理装置のコンピュータを、
前記苦痛データを前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する苦痛データ表示手段と、
前記患部画像データを前記苦痛データに関連付けて前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する患部画像表示手段として機能させる
情報処理プログラム。
【請求項7】
皮膚疾患の症状によるユーザの主観的な苦痛の軽重を示す苦痛データを所定の表示単位期間毎に区別して取得する苦痛データ取得部と、ユーザの体表面のうち、皮膚疾患に関係する患部を撮像した複数の患部画像データを撮像日に応じて前記表示単位期間毎に区別して取得する患部画像取得部とを備えた情報処理装置を用いた情報処理方法であって、
前記苦痛データを前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示し、
前記患部画像データを前記苦痛データに関連付けて前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する
情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、たとえば、人の皮膚疾患についてのデータを処理する、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、肌状態の改善に関して、ユーザの行動の影響と行動の負担との2軸で表される2次元座標系と、夫々の行動を示す情報とを画像出力するとともに、夫々の行動を示す情報が、夫々の行動の影響と当該夫々の行動の負担とに相当する2次元座標系上の位置に配置されるように出力する画像表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
ここで、皮膚疾患の治療に際しては、医師等の医療従事者と、患者との間で両者のコミュニケーションが重要であり、特に、患者および医療従事者の双方の観点での情報共有が不可欠である。しかしながら、従来技術の画像表示装置では、ユーザ視点の情報のみが出力されているに過ぎず、このような問題を解決することができない。したがって、患者および医療従事者の双方の観点で適切な情報を可視化する技術が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-190423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、上述の問題に鑑みて、人の皮膚疾患についてのデータを、患者および医療従事者の双方の観点で適切に可視化することができる、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、皮膚疾患の症状によるユーザの主観的な苦痛の軽重を示す苦痛データを所定の表示単位期間毎に区別して取得する苦痛データ取得部と、ユーザの体表面のうち、皮膚疾患に関係する患部を撮像した複数の患部画像を撮像日に応じて前記表示単位期間毎に区別して取得する患部画像取得部と、前記苦痛データを前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する苦痛データ表示部と、前記患部画像を前記苦痛データに関連付けて前記表示単位期間毎に時系列に従って画面表示する患部画像表示部とを備えた情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
この発明により、人の皮膚疾患についての情報を、患者および医療従事者の双方の観点で適切に可視化することができる、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の携帯端末の構成の一例を示すブロック図。
メニュー画面の画面構成の一例を示す説明図。
皮膚疾患データ登録画面の画面構成の一例を示す説明図。
皮膚疾患データ登録画面の画面構成の他の例を示す説明図。
皮膚疾患データ登録画面の画面構成の他の例を示す説明図。
状況登録画面の画面構成の一例を示す説明図。
状況登録画面の画面構成の他の例を示す説明図。
状況登録画面の画面構成の他の例を示す説明図。
レポート表示画面の画面構成の一例を示す説明図。
レポート表示画面の画面構成の他の例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明の一実施形態を図面と共に説明する。
<システム構成>
【0010】
図1は、人の皮膚疾患についての情報(皮膚疾患データ)を処理(皮膚疾患データ処理)する情報処理装置としての携帯端末1の構成の一例を示すブロック図である。携帯端末1は、画面表示可能な可搬型のコンピュータであり、タブレットPC、ウェアラブルコンピュータ、スマートフォン、フィーチャーフォンおよび携帯型ゲーム機等などの汎用のコンピュータ(端末)で構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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