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公開番号
2025072417
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025010354,2021572355
出願日
2025-01-24,2020-06-05
発明の名称
ニコチンパウチ組成物及び同ニコチンパウチ組成物を含むパウチ
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/465 20060101AFI20250430BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】タバコ代替品としてのニコチン含有パウチを提供すること。
【解決手段】遊離塩基ニコチンを含むニコチンパウチ組成物であって、前記パウチ組成物の少なくとも15重量%の含水量を有するニコチンパウチ組成物が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
遊離塩基ニコチンを含むニコチンパウチ組成物であって、前記パウチ組成物の少なくとも15重量%の含水量を有するニコチンパウチ組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記遊離塩基ニコチンが、イオン交換樹脂と、及び/又は糖アルコール若しくは水溶性繊維などの水溶性組成物と、混合された遊離塩基ニコチンを含む、請求項1に記載のニコチンパウチ組成物。
【請求項3】
前記遊離塩基ニコチンがイオン交換樹脂と混合された遊離塩基ニコチンを含む、請求項1又は2に記載のニコチンパウチ組成物。
【請求項4】
前記遊離塩基ニコチンが、ポラクリレックス樹脂と混合された遊離塩基ニコチンを含む、請求項3に記載のニコチンパウチ組成物。
【請求項5】
前記遊離塩基ニコチンが、イオン交換樹脂と混合された遊離塩基ニコチンを、0.1~2.0、好ましくは0.5~2.0、及び最も好ましくは約0.67~1.0の前記遊離塩基ニコチンと前記イオン交換樹脂との間の重量比で含む、請求項1に記載のニコチンパウチ組成物。
【請求項6】
前記遊離塩基ニコチンが、イオン交換樹脂と混合された遊離塩基ニコチンを、1:1~約1:10、好ましくは1:2~1:6、及び最も好ましくは約1:4~1:5の前記遊離塩基ニコチンと前記イオン交換樹脂との間の重量比で含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のニコチンパウチ組成物。
【請求項7】
前記ニコチンが、糖アルコール又は水溶性繊維などの水溶性組成物と混合された遊離塩基ニコチンを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載のニコチンパウチ組成物。
【請求項8】
糖アルコール又は水溶性繊維などの水溶性組成物を、前記パウチ組成物の10~60重量%など、前記パウチ組成物の5~70重量%など、前記パウチ組成物の1~80重量%の量で含む、請求項1~7のいずれか一項に記載のニコチンパウチ組成物。
【請求項9】
前記遊離塩基ニコチンが、糖アルコールと混合された遊離塩基ニコチンを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載のニコチンパウチ組成物。
【請求項10】
前記糖アルコールが、ソルビトール、エリスリトール、キシリトール、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、加水分解水添デンプン、イソマルト、又はこれらのあらゆる組合せからなる群から選択される、請求項7~9のいずれか一項に記載のニコチンパウチ組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1に記載のニコチンパウチ組成物、及び請求項83に記載のパウチ組成物を含む経口ニコチンパウチ製品、及び請求項93に記載のそのようなパウチを製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
喫煙によるニコチンの送達は、多くの周知の欠点、特に発癌性物質の含有など、健康関連の問題を有する。
しかしながら、タバコ代替品にも、元喫煙者の渇望の不十分な軽減などの不都合な点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、上記問題を解決し得る、例えばタバコ代替品としてのニコチン含有パウチを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、遊離塩基ニコチン(free-base nicotine)を含み、前記パウチ組成物の少なくとも15重量%の含水量を有するニコチンパウチ組成物に関する。
本発明の利点は、含水量がより低いパウチ組成物と比べて、同量のニコチンでより望ましい口当たりが得られ得ることであり得る。遊離塩基ニコチンを適用することにより、認識可能な灼熱感が得られて、それによりタバコ含有製品をよりよく模倣し得る。
【0005】
本発明のさらなる利点は、例えば、担体に結合したイオン化されたニコチンの放出と関連する遅延を避けることにより、比較的速いニコチンの放出が得られ得ることであり得る。ニコチンの速い放出は、好都合には、使用者のニコチンの渇望の速い軽減を与える。また、典型的にはパウチへの水分の引付けと関連する遅延が多かれ少なかれ避けられ得るので、高い含水量はニコチンの速い放出をさらに促進する。
【0006】
ニコチンを遊離塩基ニコチンとして提供することにより、例えばニコチン酒石酸水素塩と比べて、ニコチンがその遊離塩基形態で提供されるため、使用者の生じる唾液中の比較的高いpHが得られ得る。それにより、より高いpH値が得られるか、又は同じpH値を達成するためのpH制御剤の量を減らすことができる。より高いpH値は、口腔粘膜でのニコチン吸収を促進する。
【0007】
また、本発明の利点は、比較的速い放出及び生じるニコチン渇望の軽減が、ニコチンを非イオン化された遊離塩基形態で使用することと比較的高い含水量を有することの組合せの結果として得られ得ることであり得る。それにより、パウチ製品は、ニコチンの唾液への比較的速い放出及び高い口内pHによるその後の口腔粘膜でのニコチンの速い取込みを与えて、それにより使用者にとって速い効果が得られ得る。
【0008】
さらに、遊離塩基ニコチンの使用は、好都合には、所望の質感(texture)及び口当たりを与えるパウチ製品を与え、ニコチン渇望の軽減を与える。水の存在によるニコチンの分解は、使用者にとって利用可能なニコチンの量をある程度低下させ得るが、ニコチンを遊離塩基ニコチンとして提供することにより、より高いpH値を得ることができ、それにより、ニコチンの量の減少は、口当たりの点で、より高いpHがニコチンのより効果的な取込みを促進するという理由の両方で補われる。同時に、高いpHは、望ましくない微生物増殖の阻害のために貯蔵寿命を増加させ得る。また、含水量と遊離塩基形態のニコチンは、ニコチンの速い取込みを相乗的に促進する。
【0009】
パウチ組成物は、柔らかく粘着性の質感など、望ましい口当たりも与え得る。望ましい質感及び口当たりが得られ得ると同時に、取り出されるときにパウチの破裂をもたらすほど互いにあまり粘着せずに、製造されたパウチを例えば缶などの中で共に隣接して保存することがそれでも可能である。望ましい口当たりは、いくつかの実施形態において、タバコパウチを思い出させるヒリヒリした感覚又は灼熱感も含むが、例えば、健康、変色などの点で、それと関連する望ましくない効果の多くを含まない。
【0010】
本発明のさらなる利点は、パウチ組成物を含む得られるニコチンパウチ製品が、例えば缶などの包装中で透過性のパウチ壁を通してほこり状の物質を放出する傾向が比較的低いことであり得る。これは、高価なニコチンが全く又はごくわずかしか無駄にならない意味と、缶中のそのような緩んだ物質が典型的には使用者により非常に魅力がないと考えられる意味の両方で好都合である。
(【0011】以降は省略されています)
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