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公開番号2025069876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179876
出願日2023-10-18
発明の名称照明光学系及び内視鏡
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250423BHJP(光学)
要約【課題】小型に構成されながら、配光角が広く、良好な透過効率を有する照明光学系、及びこの照明光学系を備えた内視鏡を提供する。
【解決手段】照明光学系は、内視鏡のライトガイドの先端に配置される照明光学系であって、2枚以下のレンズのみをレンズとして備え、全体として負の屈折力を有し、最もライトガイド側の第1レンズ面は、中心部における凹面と、凹面より径方向外側における光拡散面と、を含む。照明光学系は、予め定められた条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内視鏡のライトガイドの先端に配置される照明光学系であって、
2枚以下のレンズのみをレンズとして備え、全体として負の屈折力を有し、
最もライトガイド側の第1レンズ面は、中心部における凹面と、前記凹面より径方向外側における光拡散面と、を含み、
前記凹面の近軸曲率半径の絶対値をR、
前記ライトガイドの射出端面から前記第1レンズ面までの光軸上の距離をD、
前記ライトガイドの射出端面の直径をGとした場合、
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で表される条件式(1)を満足する照明光学系。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
0.2<R/G<0.6 (3)
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で表される条件式(3)及び(4)を満足する請求項1に記載の照明光学系。
【請求項3】
最もライトガイド側のレンズが、コアをクラッドで被覆したコア・クラッド構造を有する場合は、前記コアの光軸に垂直な方向の直径をCとし、最もライトガイド側のレンズが、前記コア・クラッド構造を有しない場合は、前記第1レンズ面の外径をCとした場合、
0.8<C/G<1.5 (5)
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で表される条件式(5)及び(6)を満足する請求項1に記載の照明光学系。
【請求項4】
前記第1レンズ面から最も被照射体側の面までの光軸上の距離をL、
前記照明光学系の焦点距離をf、
最もライトガイド側のレンズが、コアをクラッドで被覆したコア・クラッド構造を有する場合は、前記コアのd線に対する屈折率をNd1とし、最もライトガイド側のレンズが、前記コア・クラッド構造を有しない場合は、最もライトガイド側のレンズのd線に対する屈折率をNd1とした場合、
-1<L/(Nd1×f)<-0.22 (7)
で表される条件式(7)を満足する請求項1に記載の照明光学系。
【請求項5】
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2025069876000053.jpg
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で表される条件式(1-1)を満足する請求項1に記載の照明光学系。
【請求項6】
0.3<R/G<0.5 (3-1)
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で表される条件式(3-1)及び(4-1)の少なくとも一方を満足する請求項2に記載の照明光学系。
【請求項7】
1.0<C/G<1.4 (5-1)
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2025069876000055.jpg
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で表される条件式(5-1)及び(6-1)の少なくとも一方を満足する請求項3に記載の照明光学系。
【請求項8】
-0.5<L/(Nd1×f)<-0.21 (7-1)
で表される条件式(7-1)を満足する請求項4に記載の照明光学系。
【請求項9】
内視鏡のライトガイドの先端に配置される照明光学系であって、
2枚以下のレンズのみをレンズとして備え、全体として負の屈折力を有し、
最もライトガイド側の第1レンズ面は、中心部における凹面と、前記凹面より径方向外側における光拡散面と、を含み、
前記凹面の近軸曲率半径の絶対値をR、
前記ライトガイドの射出端面から前記第1レンズ面までの光軸上の距離をD、
前記ライトガイドの射出端面の直径をG、
前記照明光学系の焦点距離をfとした場合、
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で表される条件式(2)を満足する照明光学系。
【請求項10】
0.2<R/G<0.6 (3)
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で表される条件式(3)及び(4)を満足する請求項9に記載の照明光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、照明光学系及び内視鏡に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内視鏡の挿入部の先端部に配置され、被検体を照明するための照明光学系として、例えば下記特許文献1~3に記載の照明光学系が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭57-097508号公報
特許第3060245号公報
特開平5-142485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、小型に構成されながら、配光角が広く、良好な透過効率を有する照明光学系が求められている。
【0005】
本開示は、小型に構成されながら、配光角が広く、良好な透過効率を有する照明光学系、及びこの照明光学系を備えた内視鏡を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の照明光学系は、内視鏡のライトガイドの先端に配置される照明光学系であって、2枚以下のレンズのみをレンズとして備え、全体として負の屈折力を有し、最もライトガイド側の第1レンズ面は、中心部における凹面と、凹面より径方向外側における光拡散面と、を含み、凹面の近軸曲率半径の絶対値をR、ライトガイドの射出端面から第1レンズ面までの光軸上の距離をD、ライトガイドの射出端面の直径をGとした場合、
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で表される条件式(1)を満足する。
【0007】
本開示の第2の照明光学系は、内視鏡のライトガイドの先端に配置される照明光学系であって、2枚以下のレンズのみをレンズとして備え、全体として負の屈折力を有し、最もライトガイド側の第1レンズ面は、中心部における凹面と、凹面より径方向外側における光拡散面と、を含み、凹面の近軸曲率半径の絶対値をR、ライトガイドの射出端面から第1レンズ面までの光軸上の距離をD、ライトガイドの射出端面の直径をG、照明光学系の焦点距離をfとした場合、
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2025069876000003.jpg
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で表される条件式(2)を満足する。
以下では本開示の第1の照明光学系及び第2の照明光学系をまとめて本開示の照明光学系という。
【0008】
本開示の照明光学系は、
0.2<R/G<0.6 (3)
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2025069876000004.jpg
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で表される条件式(3)及び(4)を満足することが好ましい。
【0009】
本開示の照明光学系は、最もライトガイド側のレンズが、コアをクラッドで被覆したコア・クラッド構造を有する場合は、コアの光軸に垂直な方向の直径をCとし、最もライトガイド側のレンズが、コア・クラッド構造を有しない場合は、第1レンズ面の外径をCとした場合、
0.8<C/G<1.5 (5)
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で表される条件式(5)及び(6)を満足することが好ましい。
【0010】
本開示の照明光学系は、第1レンズ面から最も被照射体側の面までの光軸上の距離をL、照明光学系の焦点距離をf、最もライトガイド側のレンズが、コアをクラッドで被覆したコア・クラッド構造を有する場合は、コアのd線に対する屈折率をNd1とし、最もライトガイド側のレンズが、コア・クラッド構造を有しない場合は、最もライトガイド側のレンズのd線に対する屈折率をNd1とした場合、
-1<L/(Nd1×f)<-0.22 (7)
で表される条件式(7)を満足することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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