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公開番号
2025069609
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179425
出願日
2023-10-18
発明の名称
制御システムおよび制御方法
出願人
アイホン株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
H04M
9/00 20060101AFI20250423BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】利便性を向上させつつもセキュリティを維持することが可能な制御システムおよび制御方法を提供する。
【解決手段】制御システム1は、集合住宅Mの入口に設置された端末装置10と、入口に設置された扉61の施錠および解錠を制御する扉制御装置60と、第一情報が記憶されたサーバ50と、端末装置10、扉制御装置60、およびサーバ50と通信可能な制御部20と、を備えている。端末装置10は、第二情報をユーザが入力可能な番号入力部113を有している。制御部20は、サーバ50に記憶された第一情報と番号入力部113により入力された第二情報とを照合し、照合の結果に応じて、扉制御装置60へ解錠指示を送信する第一動作と、第一動作とは異なる第二動作とを切り替えるように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
集合住宅の入口に設置された端末装置と、
前記入口に設置された扉の施錠および解錠を制御する扉制御装置と、
第一情報が記憶されたサーバと、
前記端末装置、前記扉制御装置、およびサーバと通信可能な制御部と、
を備えた制御システムであって、
前記端末装置は、第二情報をユーザが入力可能な番号入力部を有し、
前記制御部は、前記サーバに記憶された前記第一情報と前記番号入力部により入力された前記第二情報とを照合し、照合の結果に応じて、前記扉制御装置へ解錠指示を送信する第一動作と、前記第一動作とは異なる第二動作とを切り替えるように構成されている、制御システム。
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【請求項2】
前記第一情報は、前記ユーザに関連付けられた第二端末装置から送信された情報に基づいて予め設定される情報であり、
前記制御部は、前記第一情報と前記第二情報との照合が成功した場合には、前記第一動作を実行するように構成されている、請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記第二動作は、コールセンターへの通話を発信することを含み、
前記制御部は、前記第一情報と前記第二情報との照合が成功しなかった場合には、前記第二動作を実行するように構成されている、請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第二端末装置は、前記ユーザが所有する携帯端末、あるいは、前記ユーザが前記集合住宅の居住者である場合には前記ユーザの居室に設置された居室親機である、請求項2に記載の制御システム。
【請求項5】
前記集合住宅内に設置された鍵ボックスまたは宅配ボックスの施錠および解錠を制御するボックス制御装置をさらに備え、
前記第一動作は、前記ボックス制御装置へ解錠指示を送信することを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の制御システム。
【請求項6】
集合住宅の入口に設置された端末装置と、前記入口に設置された扉の施錠および解錠を制御する扉制御装置と、第一情報が記憶されたサーバと、を備えた制御システムにおける制御方法であって、
前記端末装置が有する番号入力部に対してユーザにより入力された第二情報を受け付けるステップと、
前記第一情報と前記第二情報とを照合するステップと、
照合の結果に応じて、前記扉制御装置へ解錠指示を送信する第一動作と、前記第一動作とは異なる第二動作とを切り替えるステップと、
を含む、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御システムおよび制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、荷物の受取人が配送先の住宅等に不在である場合に、指定された場所に荷物を置くことで配送を完了する、いわゆる置き配と呼ばれる配送形態が増えてきている。置き配を用いた配送サービスにおいて、集合住宅等への立ち入りを許可されている来訪者を対象に、集合住宅等の入口に設置されているオートロック扉を自動で解錠するための種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-14729号公報
特開2020-53047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1や特許文献2に開示の技術では、集合玄関機に対するユーザの操作のみでオートロック扉の解錠が可能となる。しかしながら、セキュリティ確保や利便性の面では改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、利便性を向上させつつもセキュリティを維持することが可能な制御システムおよび当該制御システムにおける制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の制御システムは、
集合住宅の入口に設置された端末装置と、
前記入口に設置された扉の施錠および解錠を制御する扉制御装置と、
第一情報が記憶されたサーバと、
前記端末装置、前記扉制御装置、およびサーバと通信可能な制御部と、
を備えた制御システムであって、
前記端末装置は、第二情報をユーザが入力可能な番号入力部を有し、
前記制御部は、前記サーバに記憶された前記第一情報と前記番号入力部により入力された前記第二情報とを照合し、照合の結果に応じて、前記扉制御装置へ解錠指示を送信する第一動作と、前記第一動作とは異なる第二動作とを切り替えるように構成されている。
【0007】
上記構成によれば、第一情報と第二情報との照合の結果に応じて、第一動作と第二動作とを切り替えている、すなわち、扉制御装置への解錠指示を送信するか、あるいは、解錠指示とは異なる動作を実行するかを決定している。これにより、利便性を向上させつつもセキュリティを維持することが可能な制御システムを提供できる。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明の制御方法は、
集合住宅の入口に設置された端末装置と、前記入口に設置された扉の施錠および解錠を制御する扉制御装置と、第一情報が記憶されたサーバと、を備えた制御システムにおける制御方法であって、
前記端末装置が有する番号入力部に対してユーザにより入力された第二情報を受け付けるステップと、
前記第一情報と前記第二情報とを照合するステップと、
照合の結果に応じて、前記扉制御装置へ解錠指示を送信する第一動作と、前記第一動作とは異なる第二動作とを切り替えるステップと、
を含む。
【0009】
上記方法によれば、利便性を向上させつつもセキュリティを維持することが可能な制御方法を提供できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、利便性を向上させつつもセキュリティを維持することが可能な制御システムおよび当該制御システムにおける制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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