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公開番号
2025066336
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023175862
出願日
2023-10-11
発明の名称
振動衝撃を減衰させる小型柔構造動吸振器
出願人
個人
代理人
主分類
F16F
7/112 20060101AFI20250416BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】運転、作業者が走行、作業中に受ける振動衝撃による身体的健康的損傷を軽減又は防止して、心身を良好な状態に保持する振動制御性能を有す汎用小型動吸振器及びそれを用いた用途方法を提供する。
【解決手段】動吸振器1は、内部制振構造体2と衝撃減衰構造体4および外装材6からなる。内部制振構造体2は、流動体3を内蔵し、制振特性は、内蔵流動体の特性、量、内蔵数、ばらつき、相互干渉性の調整が可能である。中間層の衝撃減衰構造体4は、気体5もしくは空間5をもち、内部制振構造体2を収納する。衝撃減衰構造体4の緩衝減衰性能は、構造体の剛度など素材特性、厚さや数の物性、および内包の気体空間の体積、形状、圧力内部により特性調整が可能である。外装材6は内部制振構造体2および中間層の緩衝減衰構造体4を収納し、輸送積荷に対しては、動吸振機の機能を果たすために、他の構造との組み合わせを考慮した形状機能を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
振動衝撃を減衰させる小型柔構造動吸振器
動吸振器は重要な機械構造のひとつであり、動吸振器は慣性を利用したばねや振り子の機能構造体である。振動を減衰させ、機械や運航する機材の安定作動に不可欠な機構で、モーターや車両、エレベーターや高層建築、橋梁に用いられており、細胞状構造と流動体による汎用用途の動吸振器を考案し、振動衝撃を制御する基本的な産業における機械的構造であって、小型汎用動吸振器機能は、構造内部制振構造と、緩衝機能を持つ中間層、収納する外装材から構成される。内部制振構造は、流動体と気体を収容する細かな細胞状の組織もしくは小容器の集合からなる。緩衝機能を持つ中間層は、内部制振構造を支え収納する緩衝機能を持った柔軟組織若しくは気体に満たされた細胞状の組織である。外装材は構造材の機能を保持収納し、これらの構造が利用される製品に制振機能を伝える保持力を持つ。これらを特徴とする汎用小型動吸振器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動衝撃を減衰させる小型柔構造動吸振器に関する。
輸送振動による産業界の損傷は明らかであり、輸送包装設計で計量的に保護されている。
ヒトにおいても、振動による疲労や健康被害は少なくなく、恒常的な振動衝撃による手足、内蔵の健康被害や集中力途絶による事故や生産性低下など社会および産業界に大きな損害を与えている。本考案は、これらの低減を目的とした振動衝撃を減衰させる小型柔構造動吸振器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
物の破壊は微細な振動による疲労損傷および大きな衝撃によって発生する。
ヒトも同様であり、走行中や作業中の集中力低下や事故は多発しており、産業の負担となっている。そのため操作中の振動を低減する目的で、本考案を行った。発明者は「輸送積荷用動吸振器及びそれを用いた輸送方法」において、貨物用資材を発明し、大きな効果を上げた。
【0003】
同制振資材の実用化のなかで、さらに衝撃への対応や、資材の軽量、低コストである事が求められた。実験と構造見直しにより、汎用小型の本考案を見出した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許06184206号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
機材運転中の振動および衝撃に対応した動吸振器資材が必要であった。
本発明の目的は、動作運転中に受ける非定常な振動および衝撃よって対象物の損傷を軽減又は防止して、品質を良好な状態に保持する性能を有する振動衝撃対応動吸振器に及びそれを用いた用途を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
液体同調ダンパーの気体若しくは柔構造による衝撃緩衝性を付与し、振動、衝撃とも軽減する構造を見出した。
【0007】
本発明では、緩衝性能を持つ中間層構造と制振性能を持つ内蔵構造からなる。中間構造で緩衝機能として、「衝撃」に対応するために、質量が小さな気体もしくは空間を用いることによって緩衝性を付与した。
【0008】
本発明では、衝撃は気体が変形する時間によって、衝撃値ピークが低くなり撃 緩和される。またその後段は、遅れて流動体が変形することによりエネルギーを吸収する。エネルギーは熱エネルギーとして変化するが、エネルギー量は低く、放熱が容易である。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、運転、操作者が運転、作業中に受ける振動によって操作者の損傷を軽減又は防止して、身体、健康を良好な状態に保持する性能を有する汎用小型動吸振器及びそれを用いた用途を提供することができる。
特に恒常的な振動を低減することだけでなく、予測や設計が難しい衝撃を低コストで低減することを実現する。これにより、日本産業における輸送損失を低減する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
衝撃機能を付与した輸送積荷用動吸振器の概念図
本発明の利用概念図
本発明の構造図
【符号の説明】
(【0011】以降は省略されています)
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