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公開番号
2025066283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023175755
出願日
2023-10-11
発明の名称
スライド機構、および金型
出願人
NECプラットフォームズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
45/44 20060101AFI20250416BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】 成形品の突き出し時に、成形品のアンダーカット構造から傾斜コアを離脱させやすくする。
【解決手段】 スライド機構は、射出成形による成形品に、アンダーカット処理を施すための傾斜コアを備え、傾斜コアは、成形品の突き出し時に、成形品のアンダーカット構造を傾斜コアから引き離すように構成された突き出しピンを備えている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
射出成形による成形品に、アンダーカット処理を施すための傾斜コアを備え、
前記傾斜コアは、前記成形品の突き出し時に、前記成形品のアンダーカット構造を前記傾斜コアから引き離すように構成された突き出しピンを備えた
スライド機構。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記成形品の突き出し時に、前記傾斜コアが、金型の表面に沿ってスライドするとき、前記突き出しピンは、前記成形品に対して付勢することによって、前記成形品のアンダーカット構造を前記傾斜コアから引き離す
ことを特徴とする請求項1に記載のスライド機構。
【請求項3】
前記突き出しピンは、圧縮バネを有しており、
前記傾斜コアが、前記金型の表面に沿ってスライドするとき、前記圧縮バネが圧縮されることにより、前記圧縮バネの復元力によって、記突き出しピンは、前記成形品に対して付勢する
ことを特徴とする請求項2に記載のスライド機構。
【請求項4】
前記傾斜コアとは反対側から、前記成形品に、アンダーカット処理を施すためのスライドコアをさらに備え、
前記成形品の突き出し前に、前記スライドコアは、前記成形品の前記アンダーカット構造から離れるように構成される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスライド機構。
【請求項5】
射出成形のための金型であって、
スライド機構を備え、
前記スライド機構は、
射出成形による成形品に、アンダーカット処理を施すための傾斜コアを備え、
前記傾斜コアは、前記成形品の突き出し時に、前記成形品のアンダーカット構造を前記傾斜コアから引き離すように構成された突き出しピンを備えている
金型。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、スライド機構、および金型に関し、例えば、複雑なアンダーカット構造を有する成形品を成形するためのスライド機構、および金型に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
射出成形は、合成樹脂などの材料から、モールド部品(成形品と呼ぶ)を製造するための関連する製造技術の一つとして知られている。
【0003】
関連する技術では、材料を加熱することによって溶かし、溶けた材料を金型に送り込み、金型内で材料を冷やすことで、成形を行う。エジェクタピン及びエジェクタプレートなどのエジェクタ機構によって、成形品が金型から離脱させられる。
【0004】
成形品の中には、アンダーカット構造が設けられているものも存在する。
【0005】
特許文献1に記載の関連する技術では、傾斜スライド機構を用いて、アンダーカット処理を実施する。具体的には、特許文献1に記載の関連する技術では、金型に支持された傾斜コア(ルーズコアとも呼ばれる)によって、成形品のアンダーカット構造を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-32425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
成形品に、複雑な形状のアンダーカット構造が設けられる場合、型閉じ時に、傾斜コアが、アンダーカット構造と密着する。型開き時に、傾斜コアがアンダーカット構造から離れることが出来ず、その結果、突き出し時に、成形品が変形する場合がある。
【0008】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、成形品の突き出し時に、成形品のアンダーカット構造から傾斜コアを離脱させやすくすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係るスライド機構は、射出成形による成形品に、アンダーカット処理を施すための傾斜コアを備え、前記傾斜コアは、前記成形品の突き出し時に、前記成形品のアンダーカット構造を前記傾斜コアから引き離すように構成された突き出しピンを備えている。
【0010】
本開示の一態様に係る金型は、射出成形のための金型であって、スライド機構を備え、前記スライド機構は、射出成形による成形品に、アンダーカット処理を施すための傾斜コアを備え、前記傾斜コアは、前記成形品の突き出し時に、前記成形品のアンダーカット構造を前記傾斜コアから引き離すように構成された突き出しピンを備えている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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