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公開番号
2025065312
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025017675,2022205512
出願日
2025-02-05,2022-12-22
発明の名称
表示装置、及び時計
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G02F
1/13357 20060101AFI20250410BHJP(光学)
要約
【課題】実装エリアを確保することができる、表示装置及び時計を提供すること。
【解決手段】
実施形態に係る表示装置31は、発光体51と、複数の電子部品32a、32bを有する部品ユニット(回路基板32)と、前記部品ユニット(回路基板32)に対向配置されたプレート部56と、前記プレート部56から前記部品ユニット(回路基板32)側に突出し、前記発光体51に対向する側面部57b、及び前記部品ユニット(回路基板32)に対向する斜面部57dを有する凸部57と、を備える導光板52と、を備え、前記複数の電子部品32a、32bは対向方向において前記導光板52と離間して配置され、前記複数の電子部品32a、32bのうちの少なくとも何れかは、前記プレート部56の法線方向から平面視して前記斜面部57dと重なる位置に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
発光体と、
複数の電子部品を有する部品ユニットと、
前記部品ユニットに対向配置されたプレート部と、前記プレート部から前記部品ユニット側に突出し、前記発光体に対向する側面部、及び前記部品ユニットに対向する斜面部を有する凸部と、を備える導光板と、
を備え、
前記複数の電子部品は対向方向において前記導光板と離間して配置され、
前記複数の電子部品のうちの少なくとも何れかは、前記プレート部の法線方向から平面視して前記斜面部と重なる位置に配置されている、表示装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記複数の電子部品のうち、前記斜面部に対応する位置に配置される前記電子部品の前記導光板と対向する端面は、前記プレート部に対応する位置に配置される前記電子部品の前記導光板と対向する端面よりも、対向方向において前記プレート部から離間した位置に配置される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記導光板の表側に対向配置されるLCDと、
複数の前記電子部品を搭載するとともに前記導光板の裏側に対向配置される回路基板と、を備え、
前記複数の電子部品のうち前記プレート部に対向する第1領域に配される1以上の電子部品の前記回路基板からの最大高さが、前記凸部に対向する第2領域に配される1以上の電子部品の最大高さよりも高い、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記導光板の前記凸部は、前記側面部と前記斜面部とを連続するとともに、前記回路基板に所定の隙間を空けて対向配置される裏端面部を有する、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記導光板は、前記発光体から離間する方向に粗から密となる導光パターンを有する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記導光板の表側に設けられ、光透過性を有する透光板を備える、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記LCDは外周部にパネルを備え、前記パネルよりも中央側に視認領域が形成され、 前記斜面部は前記視認領域よりも外側の領域に対向配置される、請求項3に記載の表示装置。
【請求項8】
前記導光板の前記裏端面部は、前記発光体の光源よりも前記回路基板側に配置される、請求項4に記載の表示装置。
【請求項9】
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の表示装置と、
時計ケースと、
前記時計ケース内に設けられる時計モジュールと、
を備える時計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、及び時計に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、腕時計などに用いられる表示装置として、LCDと導光板と反射板とが順番に積層され、各種電子部品を搭載した回路基板に対向配置されるものがある。
例えば、特許文献1には、導光板の厚さが、LCDの一端側から他端側に対応する位置に掛けて徐々に薄くなっていく傾斜面が形成された構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-109339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、回路基板と導光板との間の実装エリアの確保が困難となる。
【0005】
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、実装エリアを確保することができる、表示装置及び時計を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る表示装置は、発光体と、複数の電子部品を有する部品ユニットと、前記部品ユニットに対向配置されたプレート部と、前記プレート部から前記部品ユニット側に突出し、前記発光体に対向する側面部、及び前記部品ユニットに対向する斜面部を有する凸部と、を備える導光板と、を備え、前記複数の電子部品は対向方向において前記導光板と離間して配置され、前記複数の電子部品のうちの少なくとも何れかは、前記プレート部の法線方向から平面視して前記斜面部と重なる位置に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示装置において、電子部品の実装エリアを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る時計の平面図。
同時計の断面図。
同時計の一部を拡大して示す断面図。
同時計の回路基板の平面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第1実施形態にかかる表示装置31及び時計1について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る時計1の一部を示す断面図である。図2は、図1のA-A断面図であり、図3は一部拡大して示す断面図である。図4は回路基板の平面図である。本実施形態において1例として表示装置31が時計1の文字板に適用された例を示している。図中X、Y、Zは互いに直交する三方向をそれぞれ示す。X軸が時計1の3時と9時を結ぶ横方向、Y軸が時計1の12時と6時を結ぶ縦方向、Z軸を時計1の表裏方向(第1方向)として説明する。なお、図4において説明のため、第1領域である視認領域R1を一方向の斜線のハッチング、第2領域であるカバー領域R2を交差する2方向の斜線のハッチングを用いて示す。
【0010】
図1及び図2に示す時計1は、例えば腕時計であり、外郭を構成する時計ケース12と、時計ケース12内に設けられる時計モジュール13と、時計モジュール13の表側を覆うカバー14と、を備える。また、時計1は、時計ケース12の外周部の2箇所に接続される時計バンド16や、時計ケース12の外周に配された複数のスイッチを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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