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公開番号
2025064218
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173798
出願日
2023-10-05
発明の名称
眼科手術用器具の支持デバイス
出願人
ニプロ株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
A61F
9/007 20060101AFI20250410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 眼科手術に用いられる各種の器具の少なくとも1つを、施術者が把持しなくても、適切に保持することができる支持デバイスを提供する。
【解決手段】 眼科手術用器具の支持デバイス1は、眼球100の角膜104上に配置されるステー2と、ステー2に対して固定されると共に、眼球100の硝子体102に挿入される器具4を支持するサポータ3と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
眼球の角膜上に配置されるステーと、
前記ステーに対して固定されると共に、前記眼球に挿入される器具を支持するサポータと、
を備える、眼科手術用器具の支持デバイス。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記ステーに対して前記サポータを着脱可能とする着脱部を備えている、
請求項1に記載の眼科手術用器具の支持デバイス。
【請求項3】
前記着脱部は磁石を有している、
請求項2に記載の眼科手術用器具の支持デバイス。
【請求項4】
前記ステーは、前記角膜上に被せられる被覆部と、前記サポータが接続される固定部と、を有し、
前記サポータは、前記ステーの前記固定部に接続される被固定部と、前記被固定部から延びて前記プローブが挿通されるアーム部と、を有している、
請求項1に記載の眼科手術用器具の支持デバイス。
【請求項5】
前記サポータの前記被固定部には磁石が設けられ、
前記ステーの前記固定部には前記磁石を引き付ける磁性体金属が設けられている、
請求項4に記載の眼科手術用器具の支持デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科手術に用いられる照明プローブ、硝子体カッター、または灌流液供給カニューレなどの各種の器具を支持する支持デバイスに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、網膜剥離や増殖糖尿病網膜症などの治療として、硝子体の一部を切除して除去する硝子体手術が行われる。硝子体手術では、硝子体や増殖膜を切断して除去するために、照明プローブ、硝子体カッター、および、灌流液供給カニューレなどの各種の器具が硝子体に挿入される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-514452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、硝子体手術において施術者は、角膜上に載置した特殊な接触レンズを通して眼球内を見つつ、硝子体に挿入した照明プローブにより所望の部位を光で照らし、かつ、硝子体に挿入した硝子体カッターを操作して切除を行う。そのため、施術者の両手は照明プローブおよび硝子体カッターのそれぞれの操作で塞がれる。しかしながら、特に硝子体カッターを片手で操作するのは容易ではなく、両手を使って操作できれば、より安定かつ正確な操作が可能となる。
【0005】
これに対し、例えば患者周りの固定物(ベッド等)を介して照明プローブを固定的に支持することが考えられる。しかし、硝子体手術において患者が受ける麻酔は一般的に部分麻酔であるため、手術中に眼球が動くことが頻繁にある。従って、照明プローブを固定的に設置するのは好ましくない。また、手術対象が眼球であって施術範囲が狭いため、施術者以外の補助者が照明プローブを支持するのも困難である。このような事情から、硝子体手術に用いられる各種プローブの少なくとも1つを、施術者が把持しなくても済む方法が要望されている。また、このような事情は、硝子体手術に限られず、例えば白内障や緑内障に対する手術のように眼球の硝子体以外の部分に対する手術においても同様のことがいえる。
【0006】
そこで本開示では、眼球に挿入される器具を適切に保持することのできる、眼科手術用器具の支持デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様に係る眼科手術用器具の支持デバイスは、眼球の角膜上に配置されるステーと、前記ステーに対して固定されると共に、前記眼球に挿入される器具を支持するサポータと、を備える。
【0008】
これにより、眼科手術用器具を、サポータを介して角膜上のステーにより支持することができる。従って、患者の眼球が手術中に動いても、眼球の動きに追従して器具を適切に支持することができる。その結果、例えば照明プローブを本開示に係る支持デバイスで支持すれば、施術者は硝子体カッターを両手で操作することができるなど、眼科手術における利便性が向上する。
【0009】
本開示の第2の態様に係る眼科手術用器具の支持デバイスは、第1の態様において、前記ステーに対して前記サポータを着脱可能とする着脱部を備えていてもよい。
【0010】
これにより、例えば眼球への器具の挿入位置に応じて、適切な寸法のサポータを適宜選択して用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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