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公開番号
2025063503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172769
出願日
2023-10-04
発明の名称
積載数量決定方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60L
58/18 20190101AFI20250409BHJP(車両一般)
要約
【課題】電費の悪化および利便性の低下を抑制すること。
【解決手段】積載数量決定方法は、車両に着脱可能な走行用の電力を供給するカートリッジ式バッテリの積載数量をコンピュータ(サーバのCPU、車両のECU)が決定する方法であって、コンピュータが、車両の走行予定距離を特定するステップ(ステップS111~ステップS114)と、特定した走行予定距離が大きい場合は、小さい場合と比較して、カートリッジ式バッテリの合計の電力量が大きくなるように積載数量を決定するステップ(ステップS114)とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に着脱可能な走行用の電力を供給する蓄電装置の積載数量をコンピュータが決定する積載数量決定方法であって、
前記コンピュータが、
当該車両の走行予定距離を特定するステップと、
特定した走行予定距離が大きい場合は、小さい場合と比較して、前記蓄電装置の合計の電力量が大きくなるように積載数量を決定するステップとを含む、積載数量決定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、積載数量決定方法に関し、特に、車両に着脱可能な走行用の電力を供給する蓄電装置の積載数量をコンピュータが決定する積載数量決定方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複数のバッテリの各々を着脱可能に搭載する電動車両があった(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-61369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、たとえば、走行予定距離が小さいケースにおいては、複数のバッテリを搭載した車両で走行した場合、走行予定距離に比べてバッテリの電力量が過剰である。また、複数のバッテリを搭載することにより、車重が増加してしまい、電費が悪化する。一方、走行予定距離が大きいケースにおいて、1つのバッテリを搭載した車両で走行した場合、走行予定距離の途中で外部充電を行う必要性が生じる可能性が増してしまい、利便性が悪化しうる。
【0005】
この開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、電費の悪化および利便性の低下を抑制することが可能な積載数量決定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この開示に係る積載数量決定方法は、車両に着脱可能な走行用の電力を供給する蓄電装置の積載数量をコンピュータが決定する方法であって、コンピュータが、車両の走行予定距離を特定するステップと、特定した走行予定距離が大きい場合は、小さい場合と比較して、蓄電装置の合計の電力量が大きくなるように積載数量を決定するステップとを含む。
【0007】
このような構成によれば、走行予定距離が小さい場合は、必要以上に蓄電装置を搭載しないようになるので、車重の増加を抑制でき、電費の悪化を防止できる。また、走行予定距離が大きい場合は、必要な蓄電装置を搭載するようになるので、途中で外部充電を行う必要性を抑制でき、利便性の悪化を防止できる。その結果、電費の悪化および利便性の低下を抑制することが可能な積載数量決定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この実施の形態に係る配車システムの構成を示す図である。
この実施の形態における配車のための処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0010】
図1は、この実施の形態に係る配車システム1の構成を示す図である。図1を参照して、配車システム1は、タクシーのようなユーザを輸送する複数の車両10と、サーバ100と、車両10による輸送を所望するユーザが所持する携帯端末800とを含む。車両10、サーバ100および携帯端末800は、通信ネットワーク900を経由して通信可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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