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公開番号2025062565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2024107070
出願日2024-07-02
発明の名称炭素排出量算出システム及び炭素排出量算出方法
出願人亞福儲能股分有限公司,APh ePower Co., Ltd.
代理人個人
主分類G06Q 10/00 20230101AFI20250407BHJP(計算;計数)
要約【課題】個人の炭素排出量を算出する炭素排出量算出システム及び炭素排出量算出方法を提供する。
【解決手段】炭素排出量算出システムは、コンピューティング機器及び検出要素を含む。検出要素はコンピューティング機器に結合され、移動式キャリアに設けられる。検出要素がユーザの身元を検出すると、検出要素は、インバウンドデータをコンピューティング機器に出力し、コンピューティング機器は、インバウンドデータに基づいて、使用情報の算出を開始する。検出要素が、再度、ユーザの身元を検出すると、検出要素は、アウトバウンドデータをコンピューティング機器に出力し、コンピューティング機器は、アウトバウンドデータに基づいて、使用情報の算出を終了する。コンピューティング機器は、インバウンドデータ、アウトバウンドデータ及び使用情報計算に基づいて、個人炭素排出量を算出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コンピューティング機器と、
前記コンピューティング機器に結合され、移動式キャリアに設けられる検出要素と、
を備え、
前記検出要素がユーザの身元を検出すると、前記検出要素は、インバウンドデータを前記コンピューティング機器に出力し、前記コンピューティング機器は、前記インバウンドデータに基づいて、使用情報の算出を開始し、
前記検出要素が、再度、前記ユーザの身元を検出すると、前記検出要素は、アウトバウンドデータを前記コンピューティング機器に出力し、前記コンピューティング機器は、前記アウトバウンドデータに基づいて、前記使用情報の算出を終了し、
前記コンピューティング機器は、前記インバウンドデータ、前記アウトバウンドデータ及び前記使用情報に基づいて、個人炭素排出量を算出する、
炭素排出量算出システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記使用情報は、使用時間を含み、前記コンピューティング機器は、前記移動式キャリアに対応する電力パラメータ、前記使用時間及び電力炭素排出係数に基づいて、前記個人炭素排出量を算出する、
請求項1に記載の炭素排出量算出システム。
【請求項3】
前記使用情報は、電力消費記録を含み、前記コンピューティング機器は、前記電力消費記録及び電力炭素排出係数に基づいて、前記個人炭素排出量を算出する、
請求項1に記載の炭素排出量算出システム。
【請求項4】
前記コンピューティング機器は、
前記検出要素に結合されるコンピューティングモジュールと、
前記コンピューティングモジュールに結合されるデータベースと、
を備え、
前記コンピューティングモジュールは、前記インバウンドデータ、前記アウトバウンドデータ及び前記個人炭素排出量を前記データベースに記録し、前記コンピューティングモジュールはアプリケーションプログラムを実行して、前記アプリケーションプログラムは、前記データベースを読み取ることにより、前記個人炭素排出量の情報を表示する、
請求項1に記載の炭素排出量算出システム。
【請求項5】
前記移動式キャリアは、エレベータ設備である、
請求項1に記載の炭素排出量算出システム。
【請求項6】
前記インバウンドデータは、開始フロア情報であり、前記アウトバウンドデータは、到着フロア情報である、
請求項5に記載の炭素排出量算出システム。
【請求項7】
前記検出要素が、複数のユーザの身元を検出した場合、前記コンピューティング機器は、最大使用情報に基づいて、前記移動式キャリアの総炭素排出量を算出し、前記複数のユーザの身元に対応する複数のインバウンドデータ及び複数のアウトバウンドデータに基づいて、異なるフロアの一人当たりの炭素排出量を算出する、
請求項5に記載の炭素排出量算出システム。
【請求項8】
移動式キャリアに設けられた検出要素が、ユーザの身元を検出すると、前記検出要素により、インバウンドデータをコンピューティング機器に出力することと、
前記コンピューティング機器を介して、前記インバウンドデータに基づいて、使用情報の算出を開始することと、
前記検出要素が、再度、前記ユーザの身元を検出すると、前記検出要素を介して、アウトバウンドデータを前記コンピューティング機器に出力することと、
前記コンピューティング機器を介して、前記アウトバウンドデータに基づいて、前記使用情報の算出を終了することと、
前記コンピューティング機器を介して、前記インバウンドデータ、前記アウトバウンドデータ及び前記使用情報に基づいて、個人炭素排出量を算出することと、
を含む、炭素排出量算出方法。
【請求項9】
前記使用情報は、使用時間を含み、
前記個人炭素排出量を算出するステップは、
前記コンピューティング機器を介して、前記移動式キャリアに対応する電力パラメータ、前記使用時間及び電力炭素排出係数に基づいて、前記個人炭素排出量を算出すること、
を含む、
請求項8に記載の炭素排出量算出方法。
【請求項10】
前記使用情報は、電力消費記録を含み、
前記個人炭素排出量を算出するステップは、
前記コンピューティング機器を介して、前記電力消費記録及び電力炭素排出係数に基づいて、前記個人炭素排出量を算出すること、
を含む、
請求項8に記載の炭素排出量算出方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、算出システムに関し、特に、炭素排出量算出システム及び炭素排出量算出方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
現在の炭素排出量の計算は、主に大規模な計算に基づいている。しかしながら、内部炭素価格設定が企業にとって炭素排出量を削減するための重要なツールになるにつれて、特定のシナリオで炭素を削減又は管理することは現在不可能となっている。例えば、エレベータの炭素排出量を個別に自動的に計算することはできないため、炭素排出量データを効果的に利用して、各企業の炭素削減に対する意識を向上させたり、企業内部の炭素価格設定を支援したりすることはできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、個人の炭素排出量を算出することができる炭素排出量算出システム及び炭素排出量算出方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の本発明の炭素排出量算出システムは、コンピューティング機器及び検出要素を含む。検出要素はコンピューティング機器に結合され、移動式キャリアに設けられる。検出要素がユーザの身元を検出すると、検出要素は、インバウンドデータをコンピューティング機器に出力し、コンピューティング機器は、インバウンドデータに基づいて、使用情報の算出を開始する。検出要素が、再度、ユーザの身元を検出すると、検出要素は、アウトバウンドデータをコンピューティング機器に出力し、コンピューティング機器は、アウトバウンドデータに基づいて、使用情報の算出を終了する。コンピューティング機器は、インバウンドデータ、アウトバウンドデータ及び使用情報計算に基づいて、個人炭素排出量を算出する。
【0005】
本発明の炭素排出量算出方法は、以下のステップを含む。移動式キャリアに設けられた検出要素がユーザの身元を検出すると、検出要素を介してインバウンドデータをコンピューティング機器に出力する。コンピューティング機器を介して、インバウンドデータに基づいて、使用情報の算出を開始する。検出要素が、再度、ユーザの身元を検出すると、検出要素を介してアウトバウンドデータをコンピューティング機器に出力する。コンピューティング機器を介して、アウトバウンドデータに基づいて、使用情報の算出を終了する。コンピューティング機器を介して、インバウンドデータ、アウトバウンドデータ及び使用情報計算に基づいて、個人炭素排出量を算出する。
【発明の効果】
【0006】
以上に基づき、本発明の炭素排出量算出システム及び炭素排出量算出方法は、移動式キャリアに搭乗するユーザの個人炭素排出量を算出することができる。
【0007】
本発明の上述の特徴及び利点をより明確かつ理解しやすくするために、以下に実施形態を示し、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態による炭素排出量算出システムの概略図である。
本発明の実施形態による炭素排出量算出方法のフロー図である。
本発明の実施形態による炭素排出量算出システムの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明の例示的な実施形態を詳細に参照し、その例を添付の図面に示す。可能な限り、図面及び説明では同じ又は類似の部分を指すために同じ符号を使用する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態による炭素排出量算出システムの概略図である。図1を参照すると、炭素排出量算出システム100は、コンピューティング機器110及び検出要素120を含む。コンピューティング機器110は、有線又は無線の方法を通じて検出要素120に結合されて良い。本実施形態では、検出要素120を移動式キャリア200内に設けて、移動式キャリアに乗り降りするユーザのインバウンドデータ及びアウトバウンド情報を記録することができる。コンピューティング機器110は、移動式キャリアに乗り降りするユーザのインバウンドデータ及びアウトバウンド情報に基づいて、個人炭素排出量を算出することができる。コンピューティング機器11は、例えば、リモートモニタリングホスト又はクラウドサーバーにより実現されて良いが、本発明はこれを限定するものではない。移動式キャリア200は、例えば、エレベータ、エスカレータ、バス又は各種車両等のキャリアであって良い。
(【0011】以降は省略されています)

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