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公開番号2025062412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171466
出願日2023-10-02
発明の名称モータ
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類H02K 5/173 20060101AFI20250407BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】軸受の昇温を抑制することが可能なモータを提供する。
【解決手段】モータ1は、筒12と、シャフト20と、筒12の内周面13ifとシャフト20の外周面20opとの間に形成された環状の空間CRと、第1軸受21と、第2軸受22と、筒12に固定されたステータ30と、第2軸受22に対向した突出部42apを備えるとともにシャフト20に固定された内周部42aと、ステータ30を囲む外周部43と、外周部43に固定されたマグネット44と、を有するロータ40と、シャフト20の長手方向において、ステータ30と第1軸受21との間にある筒12の部分に固定された基板15と、を備える。モータ1は、第1軸受21の内輪21inと転動体21reの間、環状の空間CR、第2軸受22の内輪22inと転動体22reとの間、及び突出部42apの面42apfと第2軸受22との間の順に流体が流れて外部へと流れ出る流路FPをさらに備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筒と、
シャフトと、
前記筒の内周面と前記シャフトの外周面との間に形成された環状の空間と、
前記シャフトに固定された内輪と、転動体と、外輪と、を有する第1軸受と、
前記シャフトに固定された内輪と、転動体と、外輪と、を有する第2軸受と、
前記筒に固定されたステータと、
前記第2軸受に対向した突出部を備えるとともに前記シャフトに固定された内周部と、前記ステータを囲む外周部と、当該外周部に固定されたマグネットと、を有するロータと、
前記シャフトの長手方向において、前記ステータと前記第1軸受との間にある前記筒の部分に固定された基板と、
を備え、
前記第1軸受の内輪と前記第1軸受の転動体の間、前記環状の空間、前記第2軸受の内輪と前記第2軸受の転動体との間、及び前記ロータの前記突出部の面と前記第2軸受との間の順に流体が流れて外部へと流れ出る流路をさらに備える、モータ。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
径方向において、前記第1軸受は前記第2軸受より大きい外形を備え、
径方向において、前記第2軸受の外輪の内面は、前記第1軸受の外輪の内面に対して、前記シャフト側にある、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
径方向において、前記筒の内周面は、前記第1軸受の外輪の内面に対して、前記シャフト側にある、請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記第2軸受は、前記第2軸受の転動体を覆うカバーを備え、
径方向において、前記第2軸受のカバーと、当該第2軸受の内輪との間には、前記流体が通過する間隙が形成されており、
前記第2軸受の内部空間は、前記間隙を介して、前記ロータの前記突出部の面に向けて開放されている、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
径方向において、前記間隙は、前記筒の内周面に対して、前記シャフト側にある、請求項4に記載のモータ。
【請求項6】
前記第1軸受の中心寸法に対して、前記第2軸受の外輪の内面の寸法の方が大きい、請求項1~5のいずれかに記載のモータ。
【請求項7】
前記流体は、前記ステータのインシュレータの外周壁と前記マグネットの内周面との間及び前記マグネットの前記第1軸受側の端部と前記基板との間を通過して外部へと流れ出る、請求項1に記載のモータ。
【請求項8】
前記流体は、前記ロータの貫通孔を通過して外部へ流れ出る、請求項1に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
モータには、例えば特許文献1に記載されたモータのように、シャフトと、シャフトが回転できるように当該シャフトを支持する軸受とを備えたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-75890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、モータの動作に伴い軸受の温度が上昇すると、例えば軸受内に設けられたグリースが揮発する等して軸受の耐用性に影響が及ぶおそれがある。そのため、モータにおいては、軸受の昇温を抑制することが求められている。
【0005】
そこで、本発明は、軸受の昇温を抑制することが可能なモータを提供することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1):本発明に係るモータは、筒と、シャフトと、前記筒の内周面と前記シャフトの外周面との間に形成された環状の空間と、前記シャフトに固定された内輪と転動体と外輪とを有する第1軸受と、前記シャフトに固定された内輪と転動体と外輪とを有する第2軸受と、前記筒に固定されたステータと、前記第2軸受に対向した突出部を備えるとともに前記シャフトに固定された内周部と前記ステータを囲む外周部と当該外周部に固定されたマグネットとを有するロータと、前記シャフトの長手方向において、前記ステータと前記第1軸受との間にある前記筒の部分に固定された基板と、を備える。また、本発明に係るモータは、前記第1軸受の内輪と前記第1軸受の転動体の間、前記環状の空間、前記第2軸受の内輪と前記第2軸受の転動体との間、及び前記ロータの前記突出部の面と前記第2軸受との間の順に流体が流れて外部へと流れ出る流路をさらに備える。
【0007】
(2):(1)において、径方向において、前記第1軸受は前記第2軸受より大きい外形を備え、径方向において、前記第2軸受の外輪の内面は、前記第1軸受の外輪の内面に対して、前記シャフト側にあってもよい。
【0008】
(3):(1)又は(2)において、径方向において、前記筒の内周面は、前記第1軸受の外輪の内面に対して、前記シャフト側にあってもよい。
【0009】
(4):(1)から(3)のいずれかにおいて、前記第2軸受は、前記第2軸受の転動体を覆うカバーを備え、径方向において、前記第2軸受のカバーと、当該第2軸受の内輪との間には、前記流体が通過する間隙が形成されており、前記第2軸受の内部空間は、前記間隙を介して、前記ロータの前記突出部の面に向けて開放されていてもよい。
【0010】
(5):(4)において、径方向において、前記間隙は、前記筒の内周面に対して、前記シャフト側にあってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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