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公開番号
2025061827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2025011252,2020013052
出願日
2025-01-27,2020-01-29
発明の名称
患者の服薬状況を継続的に記録するための装置、方法及びプログラム
出願人
株式会社カケハシ
代理人
弁理士法人六本木通り特許事務所
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250403BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】患者の服薬状況を継続的に記録するための方法を提供する。
【解決手段】まず、患者は、書類110に記載された二次元コード111を撮影して処方情報300を生成する(S201)。処方情報300が初めて生成された場合(S202)、アラーム設定画面を表示する(S203)。次に、装置100は、処方情報300の少なくとも一部をサーバ120に送信する(S204)。サーバ120は、各薬剤についてアラーム時間として設定された時刻に装置100にアラームを送信する(S205)。アラームの内容として服用すべき薬剤が表示され、服用した場合には服薬履歴を記録するための表示要素をタップ又はクリックによって選択することで、装置100は、サーバ120に対して服薬履歴を送信可能である(S206)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
患者の服薬状況を継続的に記録するための方法であって、
サーバが、患者が用いる携帯端末から、 処方された薬剤に関する処方情報を受信するステップと、
前記サーバが、前記携帯端末に、前記処方情報に含まれる薬剤の服薬履歴を記録するための表示要素を表示させるステップ と、
前記サーバが、前記携帯端末から、前記薬剤の服薬履歴を受信するステップと、
前記サーバが、前記携帯端末に、前記服薬履歴に基づく患者の服薬状況が条件を満たしたことに応じて、薬局からのアドバイスを含むメッセージを送信するステップと
を含む。
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【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、
前記メッセージは、1又は複数の選択肢から選択可能な定型文を用いた前記薬局からのアドバイスを含む。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の方法であって、
前記サーバが、前記薬局に所属する薬剤師が用いる端末に、前記服薬状況を閲覧可能に表示させるステップをさらに含む。
【請求項4】
請求項1乃至3に記載の方法であって、
前記患者の体調履歴を入力するための入力画面を表示するステップと、
前記体調履歴を前記サーバに送信するステップと
をさらに含む。
【請求項5】
請求項1乃至4に記載の方法であって、
前記体調履歴の入力項目は、前記処方情報に含まれる薬剤の種類に応じて可変である。
【請求項6】
請求項1乃至5に記載の方法であって、
前記服薬に関するメッセージは、薬局ごとの設定に基づくメッセージである。
【請求項7】
請求項1乃至6に記載の方法であって、
前記処方情報は、二次元コードに基づいて生成される。
【請求項8】
請求項1乃至7に記載の方法であって、
前記処方情報は、患者氏名を含む。
【請求項9】
コンピュータに、患者の服薬状況を継続的に記録するための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、
サーバが、患者が用いる携帯端末から、処方された薬剤に関する処方情報を受信するステップと、
前記サーバが、前記携帯端末に、前記処方情報に含まれる薬剤の服薬履歴を記録するための表示要素を表示させるステップと、
前記サーバが、前記携帯端末から、前記前記薬剤の服薬履歴を受信するステップと、
前記サーバが、前記携帯端末に、前記服薬履歴に基づく患者の服薬状況が条件を満たしたことに応じて、薬局からのアドバイスを含むメッセージを送信するステップと
を含む。
【請求項10】
患者の服薬状況を継続的に記録するためのサーバであって、
患者が用いる携帯端末から、処方された薬剤に関する処方情報を受信して、前記携帯端末に、前記処方情報に含まれる薬剤の服薬履歴を記録するための表示要素を表示させ、
前記携帯端末から、前記前記薬剤の服薬履歴を受信し、
前記携帯端末に、前記服薬履歴に基づく患者の服薬状況が条件を満たしたことに応じて、薬局からのアドバイスを含むメッセージを送信するように構成されている。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、患者の服薬状況を継続的に記録するための装置、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、医師の診断を受けた患者は発行された処方箋を薬局で渡し、薬剤師から薬剤を受け取る。患者は、薬剤を受け取る際に薬剤師から服薬指導を受ける。出願人による特許文献1には、薬剤師が十分な服薬指導を患者に対して行うことを可能とするための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6381088号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、薬剤師は、患者が適切に薬剤を服用できるよう指導を行っており、それを円滑に行うための技術も存在するものの、患者が薬剤師の下を訪れる頻度は高くないことから、服用期間全体からすれば、薬剤師が患者を指導できる機会は限られており、結果として薬剤師が把握できる患者の服薬状況(medication condition)も限られている。
【0005】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、患者の服薬状況を継続的に記録するための装置、方法又はそのためのプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、患者の服薬状況を継続的に記録するための方法であって、携帯端末にインストールされたアプリケーションが、二次元コードに基づいて前記二次元コードにより表される1又は複数の薬剤に関する処方情報を生成するステップと、薬剤名又はその識別子及び服用時間若しくは前記服用時間に対応するアラーム時間又はいずれかに対応する識別子を含む送信情報を前記携帯端末と通信可能なサーバに送信するステップと、前記アラーム時間として設定された時刻に前記サーバから送信されたアラームを受信するステップと、前記アラームの内容として前記アプリケーション上で服薬履歴を記録するための表示要素を表示するステップと、前記表示要素が選択されたことを含む服薬履歴を前記サーバに送信するステップとを含むことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記アプリケーションが、前記処方情報が前記アプリケーション上で生成された初めての処方情報である場合、アラーム時間に関する設定を行うためのアラーム設定画面を表示するステップをさらに含むことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記アラーム設定画面は、前記処方情報に含まれる服用時間に対応するアラーム時間が有効化された状態で表示されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれかの態様において、前記アラームの内容として、薬剤師又は薬局からのメッセージが表示されることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれかの態様において、前記アプリケーションが、前記アラームとは別に、前記服薬履歴に基づく服薬状況がアラートの条件を満たしたことに応じた、薬剤師又は薬局からのアラートを前記サーバから受信するステップをさらに含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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