TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025061816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025011049,2023111890
出願日2025-01-27,2013-12-02
発明の名称ナビゲーション装置、ヘッドアップディスプレイ、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
出願人パイオニア株式会社
代理人個人
主分類G01C 21/36 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約【課題】ルート案内画像を好適に視認させることが可能なナビゲーション装置及びヘッド
アップディスプレイを提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ2は、光源ユニット4と、コンバイナ9とを備える。光源ユニット4の制御部55は、通信部56によりナビゲーション装置1から車両Veの位置情報を取得する。そして、制御部55は、ルート案内画像をコンバイナ9に表示させ、かつ、通常モードと、広域モードとの切り替えを行う。このとき、制御部55は、通常モードでの表示対象エリアAtag内のルート距離Dtagが第1閾値Dth1以下となる場合に、広域モードに切り替える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
移動体の前方風景または当該前方風景を撮影した前方画像に、前記移動体が進むべきルートを示すルート案内画像を重ねて表示手段に表示する通常モードと、前記通常モードよりも広範囲のルート案内画像を前記表示手段に表示する広域モードとを切り替える制御手段を備え、
前記制御手段は、前記通常モードでは前記移動体の進行方向を含む第1角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記広域モードでは前記第1角度範囲より広い第2角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記通常モードにおけるルート案内画像に対応する道路の長さが所定値以下となる場合に、前記広域モードに切り替えることを特徴とするナビゲーション装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記通常モードにおけるルート案内画像に対応する道路の長さが前記所定値よりも大きい第2の所定値より長い場合に、前記広域モードから前記通常モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記通常モードでは、前記ルート案内画像と共に前記前方風景に含まれる施設を示すマーク画像を当該施設に対応する位置に表示させ、前記広域モードでは、前記マーク画像を表示させないことを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記移動体の移動速度が速いほど、前記所定値を大きくすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記通常モードとした場合に表示される前記ルート案内画像が示す道路が、前記第1角度範囲内のエリアにおいて連続していない場合、当該道路のうち、途切れた後の道路を除外した道路の長さが前記所定値以下となる場合に、前記広域モードに切り替えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記前方画像に前記移動体が進むべきルートを示すルート案内画像を重ねて前記表示手段に表示させるものであって、前記広域モードで表示させる場合の前記前方画像の画角を、前記通常モードで表示させる前記前方画像の画角よりも広くすることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項7】
請求項1に記載のナビゲーション装置と、
車両の運転者に向けて画像を構成する光を反射することで、前記運転者に虚像を視認させる前記表示手段と、を備えることを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
【請求項8】
ナビゲーション装置が実行する制御方法であって、
移動体の前方風景または当該前方風景を撮影した前方画像に、前記移動体が進むべきルートを示すルート案内画像を重ねて表示手段に表示する通常モードと、前記通常モードよりも広範囲のルート案内画像を前記表示手段に表示する広域モードとを切り替える制御工程を有し、
前記制御工程においては、前記通常モードでは前記移動体の進行方向を含む第1角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記広域モードでは前記第1角度範囲より広い第2角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記通常モードにおけるルート案内画像に対応する道路の長さが所定値以下となる場合に、前記広域モードに切り替えることを特徴とする制御方法。
【請求項9】
コンピュータが実行するプログラムであって、
移動体の前方風景または当該前方風景を撮影した前方画像に、前記移動体が進むべきルートを示すルート案内画像を重ねて表示手段に表示する通常モードと、前記通常モードよりも広範囲のルート案内画像を前記表示手段に表示する広域モードとを切り替える制御手段
として前記コンピュータを機能させ、
前記制御手段は、前記通常モードでは前記移動体の進行方向を含む第1角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記広域モードでは前記第1角度範囲より広い第2角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記通常モードにおけるルート案内画像に対応する道路の長さが所定値以下となる場合に、前記広域モードに切り替えることを特徴とするプログラム。
【請求項10】
請求項9に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルート案内を行う際の表示技術に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、現在位置から目的地又は立寄地へのルートを示すルート案内画像を表示する車載表示システムが知られている。例えば、特許文献1には、現在位置から目的地又は立寄地へのルートを示すルート案内画像を、車両前方の風景に含まれる路面と対応させて表示させるヘッドアップディスプレイが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-79930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ヘッドアップディスプレイでは、曲率が大きいカーブや右左折地点に近付いた場合に、案内ルートが大きく曲がるため、ルート案内画像も同様に曲がり、ルート案内画像が示すルートの距離が短くなる。この場合、利用者は、直近のルートしかルート案内画像から把握することができないため、その先のルートがわからずに不安を感じることがあった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ルート案内画像をユーザに好適に視認させることが可能なナビゲーション装置及びヘッドアップディスプレイを提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項に記載の発明は、
移動体の前方風景または当該前方風景を撮影した前方画像に、前記移動体が進むべきルートを示すルート案内画像を重ねて表示手段に表示する通常モードと、前記通常モードよりも広範囲のルート案内画像を前記表示手段に表示する広域モードとを切り替える制御手段を備え、
前記制御手段は、前記通常モードでは前記移動体の進行方向を含む第1角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記広域モードでは前記第1角度範囲より広い第2角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記通常モードにおけるルート案内画像に対応する道路の長さが所定値以下となる場合に、前記広域モードに切り替えることを特徴とするナビゲーション装置である。
【0007】
また、請求項に記載の発明は、
ナビゲーション装置が実行する制御方法であって、
移動体の前方風景または当該前方風景を撮影した前方画像に、前記移動体が進むべきルートを示すルート案内画像を重ねて表示手段に表示する通常モードと、前記通常モードよりも広範囲のルート案内画像を前記表示手段に表示する広域モードとを切り替える制御工程を有し、
前記制御工程においては、前記通常モードでは前記移動体の進行方向を含む第1角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記広域モードでは前記第1角度範囲より広い第2角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記通常モードにおけるルート案内画像に対応する道路の長さが所定値以下となる場合に、前記広域モードに切り替えることを特徴とする。
【0008】
また、請求項に記載の発明は、
コンピュータが実行するプログラムであって、
移動体の前方風景または当該前方風景を撮影した前方画像に、前記移動体が進むべきルートを示すルート案内画像を重ねて表示手段に表示する通常モードと、前記通常モードよりも広範囲のルート案内画像を前記表示手段に表示する広域モードとを切り替える制御手段
として前記コンピュータを機能させ、
前記制御手段は、前記通常モードでは前記移動体の進行方向を含む第1角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記広域モードでは前記第1角度範囲より広い第2角度範囲内のエリアに存在する道路に対応するルート案内画像を表示し、前記通常モードにおけるルート案内画像に対応する道路の長さが所定値以下となる場合に、前記広域モードに切り替えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
表示システムの概略構成を示す。
ナビゲーション装置の概略構成を示す。
ヘッドアップディスプレイの概略構成を示す。
光源ユニットの概略構成を示す。
(A)は、現在位置周辺を表すマップ内における表示対象エリアの設定範囲を示す。(B)は、(A)の例において、運転席から視認される前方風景の一例である。
図5の例から車両が所定距離だけ進行した後の状態を示す。
図6の例から広域モードに切り替わった後の状態を示す。
ルート距離の算出方法を説明するための図である。
ルート距離の算出方法を説明するための図である。
通常モードでの処理を示すフローチャートを示す。
広域モードでの処理を示すフローチャートを示す。
変形例に係る表示システムの構成を示す。
変形例に係る表示例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の1つの好適な実施形態では、ナビゲーション装置は、移動体の位置を取得する取得手段と、前記移動体の前方の風景又は当該風景を撮影した前方画像に重畳させて、前記移動体の現在位置から目的地又は立寄地へのルートを示すルート案内画像を表示手段に表示させ、かつ、前記ルート案内画像を、前記風景又は前記前方画像に含まれる前記ルートに相当する路面と対応させて前記表示手段に表示させる通常モードと、前記通常モードで表示させる前記ルート案内画像よりも広範囲のルートを示すルート案内画像を前記表示手段に表示させる広域モードとの切り替えを行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記通常モードによりルート案内画像を表示させると当該ルート案内画像に対応する路面の距離が所定値以下となる場合に、前記広域モードに切り替える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許