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公開番号
2025061397
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025006139,2023526364
出願日
2025-01-16,2021-10-28
発明の名称
部分ガラス層を伴うトランザクションカード
出願人
コンポセキュア,リミティド ライアビリティ カンパニー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B42D
25/305 20140101AFI20250403BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】部分ガラス層を伴うトランザクションカードの提供。
【解決手段】非ガラスフレームに連結された内部ガラス部材を含む部分ガラス層を有するトランザクションカード。フレームは、対向する平面状表面を画定し、カードの外周と同延のフレームの外周を有し、フレームの外周から半径方向内向きに離隔されたフレームの内周を有する。フレームの内周はガラス部材によって占有されている内部面積を画定している。トランザクションカードはさらに、カードの周囲と同延の周囲を有する少なくとも1つの追加層と、非接触動作または接触/非接触デュアルインタフェース動作のために構成された支払いモジュールと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外周および面積を画定する横方向寸法を有するトランザクションカードにおいて:
非ガラスフレームに連結された内部ガラス部材を含む部分ガラス層であって、前記フレームが、対向する平面状表面を画定し、フレームの外周が前記カードの前記外周と同延であり、フレームの内周が前記フレームの外周から半径方向内向きに離隔されており、前記フレームの内周が前記ガラス部材によって占有されている内部面積を画定している、部分ガラス層と;
前記カードの前記外周と同延の周囲を有する少なくとも1つの追加層と;
非接触動作または接触/非接触デュアルインタフェース動作のために構成された支払いモジュールと;
を含むトランザクションカード。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記ガラス部材が形状適合ガラスを含む、請求項1に記載のトランザクションカード。
【請求項3】
前記少なくとも1つの追加層が、一対の対向するキャッピング層を含み、前記部分ガラス層が、前記対向するキャッピング層対の間に配置されている、請求項1に記載のトランザクションカード。
【請求項4】
前記対向するキャッピング層が、ポリマ材料、セラミックおよびガラスからなる群の中から選択された材料を含む、請求項3に記載のトランザクションカード。
【請求項5】
前記少なくとも1つの追加層が、印刷された情報またはグラフィクスを含む、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のトランザクションカード。
【請求項6】
前記フレームが、前記フレームの少なくとも第1の部分のための前記フレーム外周と前記フレーム内周の間の第1の幅を画定しており、タブが、前記フレームの少なくとも第2の部分のための、前記第1の幅よりも大きい第2の幅を画定しており、前記支払いモジュールが前記タブ内に埋込まれている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のトランザクションカード。
【請求項7】
前記ガラス部材が第1の厚みを有し、前記フレームが、前記第1の厚みよりも大きい第2の厚みを有する、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のトランザクションカード。
【請求項8】
前記トランザクションカードの前記ガラス部材、前記フレームおよび前記少なくとも1つの追加層によって縁取られた領域内に接着剤層をさらに含む、請求項7に記載のトランザクションカード。
【請求項9】
前記フレームが金属を含む、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のトランザクションカード。
【請求項10】
前記フレームの前記金属が、前記フレームの前記外周から前記フレームの前記内周まで延在する間隙を画定する少なくとも1つの切れ目を含んでいる、請求項9に記載のトランザクションカード。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に組込まれている、「部分ガラス層を伴うトランザクションカード」という名称の2020年10月30日出願の米国仮特許出願第63/107,698号に対する優先権を主張する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
クレジットカード発行者は、最適な性能を伴い所望の重量および外観を有する材料を含むトランザクションカードを探し求め続けている。近年、強い耐破断性および耐擦傷性を有し、かつカードに重さとモダンな外観を加えるさまざまなタイプの形状適合性を有するまたは高強度のガラスが開発されてきた。しかしながら、ガラス部材は、他のタイプの材料に比べてまだ幾分か弱いかまたは損傷を受けやすい可能性があり、したがってこの分野では、損傷の危険性を最小限に抑え、機能性を最適化し、カードの全体的ルック・アンド・フィールを最大化する構造が必要とされている。
【発明の概要】
【0003】
本発明の一態様は、外周および面積を画定する横方向寸法を有するトランザクションカードを含む。該トランザクションカードは、非ガラスフレームに連結された内部ガラス部材を含む部分ガラス層(partial glass layer)を有する。ガラス部材は形状適合ガラスであり得る。フレームは、対向する平面状表面を画定し、カードの外周と同延のフレームの外周およびフレームの外周から半径方向内向きに離隔されたフレームの内周を有する。フレームの内周はガラス部材によって占有されている内部面積を画定している。トランザクションカードはさらに、カードの周囲と同延の周囲を有する少なくとも1つの追加層と、非接触動作または接触/非接触デュアルインタフェース動作のために構成された支払いモジュールと、を含む。
【0004】
少なくとも1つの追加層は、例えばポリマ材料、セラミックおよびガラスで形成された一対の対向するキャッピング層を含むことができ、ここで部分ガラス層は、対向するキャッピング層対の間に配置されている。追加層は、印刷された情報またはグラフィクスを含み得る。
【0005】
いくつかの実施形態において、フレームは、フレームの少なくとも第1の部分のためのフレーム外周とフレーム内周の間の第1の幅を画定しており、タブが、フレームの少なくとも第2の部分のための、第1の幅よりも大きい第2の幅を画定しており、ここで支払いモジュールはタブ内に埋込まれている。
【0006】
いくつかの実施形態において、ガラス部材は第1の厚みを有していてよく、フレームは、第1の厚みよりも大きい第2の厚みを有する。このような実施形態において、トランザクションカードは、そのガラス部材、フレームおよび少なくとも1つの追加層によって縁取られた領域内に接着剤層をさらに有していてよい。
【0007】
いくつかの実施形態において、フレームは金属を含み得る。フレームの金属は、フレームの外周からフレームの内周まで延在する間隙を画定する少なくとも1つの切れ目を含んでいてよく、任意には、切れ目によって画定された間隙内に配置された非金属充填材を含み得る。このような切れ目を有する金属のフレームは、支払いモジュールに対して物理的または誘導的に結合されたブースタアンテナを含み得る。いくつかの実施形態において、追加層は、支払いモジュールに対して物理的または誘導的に連結されたブースタアンテナを含み得る。このような実施形態において、追加層はさらに、少なくとも1つの非金属ベース層および1つ以上の印刷層および/またはブースタアンテナと金属のフレームの間に配置された非RF妨害層を含み得る。1つの金属のフレームの実施形態において、フレームは、部分ガラス層がトランザクションカードの最外層であるガラス部材の厚みよりも大きい第2の厚みを有することができ、ここでフレームは、追加層との関係において、ガラス部材によって画定される高さよりも大きい高さをカードの表面上で画定している。
【0008】
他の実施形態において、フレームは、例えば非限定的にエポキシ、FR4セラミック、炭素繊維および植物系材料などの非金属材料を含み得る。このような実施形態において、支払いモジュールに対して物理的または誘導的に結合されたブースタアンテナは、フレーム内に配置された溝の内部に配置された巻線を含み得る。溝は、フレームの頂部または底部表面、またはそれらの組合せの上に配置され、フレームの外周縁部から半径方向に嵌め込まれていてよい。溝内でブースタアンテナの上に充填材が配置されていてよい。
【0009】
いくつかの実施形態において、フレームの内周は、フレームの平面状の頂部表面とフレームの平面状の底部表面との間に段無し縁部、例えば平面状の頂部表面および平面状の底部表面に垂直な直線縁部を画定していてよい。このような実施形態において、ガラス部材は、フレームの内周により画定された段無し縁部と整列し、この縁部に対して接着により連結された段無し外周縁部を画定している。
【0010】
他の実施形態において、フレームの内周は、フレームの平面状の頂部表面と平面状の底部表面の間の段付き縁部を画定しており、段付き縁部は、フレームの平面状の頂部表面および平面状の底部表面の中間にレッジを画定しており、ここでガラス部材の表面はレッジ、例えばフレームの平面状の頂部表面および平面状の底部表面に平行な平面状表面を画定するレッジにより支持されている。このような実施形態において、ガラス部材は第1の厚みを有し、フレームは、第1の厚みよりも大きい第2の厚みを有していてよく、レッジは、第1の厚みと第2の厚みの間の差に等しい厚みを有していてよい。フレームによって画定されたレッジは、追加層とガラス部材との間に配置されていてよい。レッジの内周によって画定された周囲を有する中間層が、ガラス部材と追加層、例えば接着層またはガラスなどの透明層の間に配置され得る。ガラス部材は、特にフレームが金属で構成されている実施形態においては、追加層とフレームにより画定されたレッジとの間に配置され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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