TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025061361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025005905,2021182276
出願日
2025-01-16,2021-11-09
発明の名称
電池ケースおよび電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/103 20210101AFI20250403BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、良好な体積エネルギー密度が得られる電池ケースを提供することを主目的とする。
【解決手段】本開示においては、電極体を収容するための電池ケースであって、上記電池ケースは、中空構造を有し、上記中空構造は、第1面と、上記第1面に対向する第2面と、上記第1面および上記第2面を連結する第3面と、上記第3面に対向する第4面と、を有し、上記中空構造の軸方向の側面視において、上記第3面および上記第1面の境界部をB
1
とし、上記第3面および上記第2面の境界部をB
2
とし、上記B
1
および上記B
2
を結ぶ線分をL
12
とした場合に、上記第3面は、上記L
12
よりも上記第4面側の位置に頂部を有する凸構造を含む、電池ケースを提供することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体を収容するための電池ケースであって、
前記電池ケースは、中空構造を有し、
前記中空構造は、第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面および前記第2面を連結する第3面と、を有し、
前記中空構造の軸方向の側面視において、前記第3面および前記第1面の境界部をB
1
とし、前記第3面および前記第2面の境界部をB
2
とし、前記B
1
および前記B
2
を結ぶ線分をL
12
とした場合に、前記第3面は、前記L
12
よりも前記中空構造の内部側に頂部を有する凸構造を含む、電池ケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池ケースおよび電池に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電池は、電極体と、その電極体を収容する外装体とを有する。例えば、特許文献1には、ラミネート型外装体を有する積層電池が開示されている。また、特許文献1には、積層電極体の周面のうち少なくとも1つの周面に、積層電極体を電池内部方向に押圧する押圧部材を配置することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-181897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、特許文献1のように押圧部材を配置すると、電池の体積エネルギー密度が低下しやすい。本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、良好な体積エネルギー密度が得られる電池ケースを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示においては、電極体を収容するための電池ケースであって、上記電池ケースは、中空構造を有し、上記中空構造は、第1面と、上記第1面に対向する第2面と、上記第1面および上記第2面を連結する第3面と、上記第3面に対向する第4面と、を有し、上記中空構造の軸方向の側面視において、上記第3面および上記第1面の境界部をB
1
とし、上記第3面および上記第2面の境界部をB
2
とし、上記B
1
および上記B
2
を結ぶ線分をL
12
とした場合に、上記第3面は、上記L
12
よりも上記第4面側の位置に頂部を有する凸構造を含む、電池ケースを提供する。
【0006】
本開示によれば、第3面が所定の凸構造を含むことから、良好な体積エネルギー密度が得られる電池ケースとなる。
【0007】
上記開示において、上記電極体は、第5面と、上記第5面に対向する第6面と、上記第5面および上記第6面を連結する第7面と、上記第7面に対向する第8面と、を有し、
上記第5面、上記第6面、上記第7面および上記第8面は、それぞれ、上記第1面、上記第2面、上記第3面および上記第4面に対応する位置関係にあってもよい。
【0008】
上記開示では、上記第3面において上記第4面に最も近い位置と、上記第4面との距離をH
C1
とし、上記第7面と、上記第8面との距離をH
E
とした場合に、上記H
C1
および上記H
E
は、H
C1
≦H
E
を満たしてもよい。
【0009】
上記開示では、上記第3面において上記第4面から最も遠い位置と、上記第4面との距離をH
C2
とし、上記第7面と、上記第8面との距離をH
E
とした場合に、上記H
C2
および上記H
E
は、H
C2
≧H
E
を満たしてもよい。
【0010】
上記開示において、上記第1面と、上記第2面との距離をW
C
とし、上記第5面と、上記第6面との距離をW
E
とした場合に、上記W
C
および上記W
E
は、W
C
≦W
E
を満たしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る