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公開番号2025060218
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170806
出願日2023-09-29
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人ダイキン工業株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人個人,個人
主分類G06F 16/906 20190101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約【課題】空間を制御するための情報を出力する情報処理装置を提供する。
【解決手段】複数の参加者により形成される場の雰囲気に関する情報を出力する制御部を有する情報処理装置が、参加者個人の状態に関する情報、参加者同士の相互作用に関する情報、及び場の雰囲気を評価した評価値を含むデータセットに基づいて生成された雰囲気推定モデルを記憶部に記憶し、雰囲気推定モデルは、状態に関する情報及び相互作用に関する情報に基づいて、場の雰囲気に関する情報を推定するためのモデルである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の参加者により形成される場の雰囲気に関する情報を出力する制御部を有する情報処理装置であって、
前記制御部は、
前記参加者個人の状態に関する情報、前記参加者同士の相互作用に関する情報、及び前記場の雰囲気を評価した評価値を含むデータセットに基づいて生成された雰囲気推定モデルを記憶部に記憶し、
前記雰囲気推定モデルは、前記状態に関する情報及び前記相互作用に関する情報に基づいて、前記場の雰囲気に関する情報を推定するためのモデルである、
情報処理装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記状態に関する情報及び前記相互作用に関する情報に基づいて前記場の雰囲気を示す指標を推定し、
前記場の雰囲気を示す指標に基づいて前記場が形成される空間における温冷感に関する補正値を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記状態に関する情報及び前記相互作用に関する情報に基づいて前記場の雰囲気を示す指標を推定し、
前記場の雰囲気を示す指標に基づいて前記場が形成される空間を制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記状態に関する情報及び前記相互作用に関する情報に基づいて前記場の雰囲気を示す指標を推定し、
前記場の雰囲気を示す指標に基づいて前記場が形成される空間における温冷感に関する補正値を推定し、
前記温冷感に関する補正値に基づいて前記空間を制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記状態に関する情報は、前記参加者の生体情報である、
請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記生体情報は、前記参加者の感情に関する生体情報である、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記相互作用に関する情報は、前記参加者の間のコミュニケーションに関する情報である、
請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記コミュニケーションに関する情報は、前記参加者の間で意思疎通する行動に関する情報である、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、
教師あり機械学習によって前記場の雰囲気を推定する、
請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記場の雰囲気を評価した評価値は、前記場の雰囲気の主観申告又は客観評価である、
請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
複数の参加者により形成される場の雰囲気を推定する技術が知られている。例えば、特許文献1には、複数の構成員を含んだ場を撮影した画像と場の音声を収録した音声から、各構成員の行動と感情を分析し、一の構成員の行動後に他の構成員の不快度が上がった場合、および、複数の構成員の相互関係が希薄な場合に、場の雰囲気が悪いと推測する雰囲気推測装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-185117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、場の雰囲気に応じて場が形成される空間を制御することを考慮していない。
【0005】
本開示は、場が形成される空間を制御するための情報を出力する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様に係る情報処理装置は、複数の参加者により形成される場の雰囲気に関する情報を出力する制御部を有する情報処理装置であって、制御部は、参加者個人の状態に関する情報、参加者同士の相互作用に関する情報、及び場の雰囲気を評価した評価値を含むデータセットに基づいて生成された雰囲気推定モデルを記憶部に記憶し、雰囲気推定モデルは、状態に関する情報及び相互作用に関する情報に基づいて、場の雰囲気に関する情報を推定するためのモデルである。
【0007】
本開示の第1の態様によれば、場が形成される空間を制御するための情報を出力することができる。
【0008】
本開示の第2の態様は、第1の態様に係る情報処理装置であって、制御部は、状態に関する情報及び相互作用に関する情報に基づいて場の雰囲気を示す指標を推定し、場の雰囲気を示す指標に基づいて場が形成される空間における温冷感に関する補正値を出力する。
【0009】
本開示の第2の態様によれば、場が形成される空間における温冷感に関する補正値を出力することができる。
【0010】
本開示の第3の態様は、第1の態様に係る情報処理装置であって、制御部は、状態に関する情報及び相互作用に関する情報に基づいて場の雰囲気を示す指標を推定し、場の雰囲気を示す指標に基づいて場が形成される空間を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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